たけじいの気まぐれブログ

記憶力減退爺さんの日記風備忘雑記録&フォト

凍てつく冬の夜空に三日月

2020年12月17日 18時35分00秒 | 暮らしの記録

冬至が近づき 1年で最も日長が短い時期、
17時頃は もう真っ暗。
ふっと 南西の空を見上げた時、
冴え渡った夜空に 三日月が・・・、
そして そのすぐそばに 大きな星二つ・・・、
??、


天体に疎い爺さん、
早速ネットで調べてみると
どうも 木星と土星のようだ。
こんなに接近して見えるのは 珍しいのかも知れない。
三日月と 木星、土星、なんとか 撮れたが 
やっぱり ピンぼけ。

参照 国立天文台ほしぞら情報 → こちら
 

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古い写真から蘇る山の思い出 「三頭山」(再)

2020年12月17日 11時06分09秒 | 山歩記

当地 今日の日の出時刻は 6時46分頃、日の入時刻は 16時31分頃、日長時間は 約9時間45分になっている。
天気予報によると 1日中 晴、
最低気温は ー2度前後、最高気温 7度前後、
西高東低の冬型気圧配置で 北海道、東北日本海側、北陸、山陰等で 大雪になっているが 関東西部山沿いの当地では カラカラに乾燥した冷たい風が吹いており、三頭山、大岳、雲取山等 奥多摩の山並みが すっきりと見えている。
北陸の山村育ち、降雪、積雪のニュースに 敏感に反応してしまう類だが 「初雪」が「大雪」になった地方の方々はおおわらわだったのではないかと思う。

外付けHDに溜まっている写真の整理をしているところだが 滅多に降雪、積雪の無い土地柄、雪の写真は 極く少ない。


かれこれ18年前、2002年2月に 妻と二人で 積雪の奥多摩三頭山(みとうさん)を訪れたことが有った。あの頃は まだそんな気力が有ったのかと 我ながら感慨深くなっている。コンデジで撮った拙劣写真ばかりだが、写真を見ると あの時、あの場所の記憶が蘇ってくる。

コース・歩程
都民の森駐車場→三頭大滝→ムシカリ峠→三頭山山頂→鞘口峠→都民の森駐車場 (標準歩行所要時間=約3時間)

 

ムシカリ峠

三頭山山頂(標高 1,531m)
快晴。居合わせた数人のハイカーと 山座同定。
北西、北方向には 雲取山、芋ノ木ドッケ、鷹ノ巣山、六ツ石山、川乗山等々。

南西方向には 富士山。
気分の良い山頂で
水、ガスコンロ持参、雪上で食した温かいラーメンが最高。
1時間以上、山頂にいたような気がする。

 

 

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朝ぼらけ 有明の月と 見るまでに 吉野の里に 降れる白雪

2020年12月17日 09時35分29秒 | 懐かしい小倉百人一首

昨年、書棚に詰め込まれていた古い書籍、辞書等を大胆に整理処分したことが有ったが、その際に、多分、長男か次男かが学生時代に使っていたものに違いない、文英堂の「小倉百人一首」(解説本・参考書)が目に止まった。パラパラと ページを捲ってみたところ、なかなか詳しく、分かりやすく、子供の頃、正月になると、必ず家族でやっていた「百人一首かるた取り」を思い出して懐かしくなり、「今更、向学心?」なーんてものではなく、ブログネタに?、頭の体操に?等と思い込んでしまい、処分せず、以後座右の書にしてしまっている。「小倉百人一首」は、奈良時代から鎌倉時代初期までの百人の歌人の歌を、藤原定家の美意識により選び抜かれた秀歌であるが、時代が変わっても、日本人の心情が呼び起こされるような気がする。
今年も残すところ1ケ月、師走に入り、初冬から本格的な冬を迎える。「小倉百人一首」で、季節を詠んだ歌の中では 「冬」を詠んだ歌は非常に少なく、一般的には、6首のみとされているようだ。「雪」や「霜」、「白」等という文字が含まれている歌が多く、「冬」の印象的な風景が詠まれているという。今回、「冬」を詠んだ歌を取り上げてみることにした。


百人一首で、「冬」を詠んだ歌、その4

朝ぼらけ 有明の月と 見るまでに
吉野の里に 降れる白雪

出典
古今集(巻六)

歌番号
31

作者
坂上是則(さかのうえのこれのり)

歌意
夜の白み始めた頃 
明け方の月の光の明るさかと思われる程に 
吉野の里に降り積もっている白雪であることよ

注釈・補足
「朝ぼらけ」=夜がほのぼのと明けてくる頃のこと。
「有明の月」=夜明けの空に残っている月。
「見るまでに」=~と思われる程に。「まで」は程度を表す副助詞。
「吉野の里」=奈良県吉野郡一帯の人里。
「降れる白雪」=「る」は完了の助動詞。存続の意味「~ている」の意。

古今集の詞書には、
「大和の国に旅した時、雪の降り積もった景色を見て詠んだ歌」とある。

坂上是則
坂上田村麻呂の四代目の孫坂上好蔭の子とされている。
     平安時代の代表的歌人。
     三十六歌仙の一人。
     蹴鞠が得意で 206回も蹴り上げて賞をもらったという。
     現代の一流サッカー選手を想像してしまう。


参照・引用
小町谷照彦著 解説本「小倉百人一首」(文英堂)


 

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