たけじいの気まぐれブログ

記憶力減退爺さんの日記風備忘雑記録&フォト

「一人の手(One man's Hands)」

2021年03月06日 12時17分23秒 | 懐かしいあの曲

昭和40年代後半頃、森山良子と並んで カレッジフォークの第一人者として活躍していた本田路津子(ほんだるつこ)。彼女の透き通るような清らかな歌声に、多くのファンが魅せられていた。
妻も若い頃ファンで、よく歌っていたことから その何曲かが脳裏に焼き付いている。
その内の1曲、「一人の手」。

今更になってネットで調べてみると
「一人の手」は 元々 イギリスの医学博士、アレックス・コンフォート(Alexis Comfort)の詩「One Man's Hands」に アメリカのフォーク・シンガー、ピート・シーガー(Pete Seeger)が曲を付けたものだったが その歌詞は 社会革命、公民権運動、反戦、人種差別撤廃等を訴える詩で、「刑務所を取り壊す」等という、やや過激、急進的なものだったという。余りにも過激な歌詞だったため 後年 ケビン・ベッカーが新しい歌詞を付け、本田路津子は そのケビン・ベッカーの歌詞を元に 日本語訳し「一人の手」として発表したのだそうだ。 

本田路津子訳詞、ピート・シーガー作曲 「一人の手」 (YouTubeから共有)


振り返り記事

2020年7月14日「耳をすましてごらん」 → こちら
2020年9月20日「風がはこぶもの」 → こちら


 

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脳トレになっているよな爺川柳 2021年2月

2021年03月06日 06時36分56秒 | 川柳・俳句・五七五

数年前まで まるで興味も関心もなかった川柳、ユーモアセンスゼロ、頭カチカチ、川柳とは程遠い存在の爺さんが ひょんなきっかけで 「面白そう?・・」等と思い込んでしまい、「川柳とは?」も 分からないまま、単なる五七五言葉並べ遊びを続けてきた。
3年前頃には 相互ブログフォロワー登録している方からのお声掛け、お誘いを受けて 恥も外聞もなく 拙句、駄句を ある「川柳教室」に投句してしまうことにもなっているが、結果、何も分からなかった川柳の世界を ちょこっとでも覗かせていただき、多くのことを教わってきたような気がしている。
ただ 所詮 川柳の才能無しの爺さん。
スタンスは お題に対して 締め切り日までに 錆びついた老脳をギシギシ動かし、言葉を捻り出し 五七五に編むという過程が、ある種脳トレになっているに違いない、ボケ防止に多少役立つかも知れないという期待感から 続けていることだと思っている。 
出来不出来に関わらず、四苦八苦して?生んだ川柳(川柳もどき)
せっかく作ったものを 忘れてしまう前に書き留め置くことにした。


2021年2月に作った川柳(川柳もどき)


お題「予感」

   窓際で上司が敬語やな予感

   前置きが長い相談やな予感

   亭主逝き私長生きする予感

   連れ合いの悪い予感よく当たり

   出世する予感も無しで早定年

   嵐来る予感夫の家事手伝い


お題「客」

   妻に客煙たがれて一万歩

   コロナ後の千客万来夢に見る

   目玉しか買わない妻も客は客

   腰上げぬ客にしつこく茶を注ぎ


お題「帰る」

   定年で故郷(さと)に帰れば若手組
 
   帰るたび小さく見える母の背な

   故郷(ふるさと)に帰れぬ盆に千の風

   コロナ禍で真っ直ぐ帰る癖がつき

   執念ではやぶさ宇宙持ち帰る


お題「前」

   コロナ禍でマスクが隠す男前

   下着替えトイレで焦る後ろ前


お題「老いらく」

   重い腰よう(用)を作って上げる爺


折句「き・せ・つ」

   君偲び切なさ募る月の夜

   気が滅入る世間の風の冷たさよ

   気の毒に先生転んでつんのめる

   君恋し背伸びして待つ通学路


   

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