たけじいの気まぐれブログ

記憶力減退爺さんの日記風備忘雑記録&フォト

「朝日のようにさわやかに(Softy as in a Morning Sunrise)」(再)

2021年10月11日 17時57分30秒 | 懐かしいあの曲

当地、今日は、最高気温は 28℃前後と、かなり暑い日だったが、
爽やかさ、清々しさが有り、文句無しの秋晴れだった。
日の入時刻は 17時13分頃で、夕焼けも見られたが、
秋の日は釣瓶落とし、あっという間に日が沈み、秋の夜長、
ニュースをチラ見する程度で、ほとんどテレビを見ない人間には、
時間がたっぷり有り、
   コーヒーの香りとジャズの秋の夜
   コーヒーとジャズで昭和に帰る爺
古いレコード盤やCD等を引っ張り出して、聴いているところだ。
今夜は、久し振りにジャズを聴きたい気分になり、
CD「The Modern Jazz Quartet(モダン・ジャズ・カルテット)」(全10曲)

その中の1曲、「朝日のようにさわやかに(Softy As in a Morning Sunrise)」を、YouTubeから共有させていただいた。
「朝日のようにさわやかに(Softy As in a Morning Sunrise)」、
若い頃から、ラジオ等から流れていたり、ビッグ・バンド地方公演等で、耳に馴染んだ曲だが、今更になって、ネットで調べてみると、
元々は、1928年(昭和3年)に、オスカー・ハマースタイン2世が作詞、シグマンド・ロンバーグが作曲した楽曲なのだそうだ。1930年代以降、アーティー・ショウ楽団ベニー・グッドマン楽団等がスイング・ジャズのリズムで演奏、1950年代頃からは モダン・ジャズ・カルテット等、数多のアーティストにカヴァーされ、クール・ジャズ、モード・ジャズ、フリー・ジャズ、モダン・ジャズ等、様々なスタイルの演奏が試みられ、ジャズのスタンダードとして定着したようだ。日本語では、「朝日のごとくさわやかに」とされていたが、文体を改め「朝日のようにさわやかに」とされることが多くなっているという。

モダン・ジャズ・カルテット(The Modern Jazz Quartet)演奏の
「朝日のようにさわやかに」

マント・ヴァーニ・オーケストラ(Mantvani and His Archestra)演奏の
「朝日のようにさわやかに」

鈴木章治とリズム・エース演奏の
「朝日のようにさわやかに」

 

 


「夕日の沈む頃」(再)

2021年10月11日 10時29分29秒 | 詩・エッセイ

6年も前、2015年10月30日、
「gooブログ」に引っ越してくる前、「OCNブログ人」時代に書き込んでいた記事を、
コピペ、リメイク(再編集)してみた。


「夕日の沈む頃」(再)

記憶から完全に喪失していた物が、最近、不要雑物身辺整理中に出てきた。若かりし頃、若気の至りで、書きなぐっていたと思われる詩の類である。不揃いの便箋やレポート用紙等に、バラバラと走り書きしたような代物で、色褪せてカビ臭い茶封筒に詰まっていた。そのまま、ゴミ箱行きにすれば良さそうな物だが、数十年ぶりに目にして、タイムカプセルを開けるが如く、ある種、感動さえ覚えてしまい、全てを捨て去る前に、「青春の思い出の欠片」として ブログに書き留め置こう等と考えてしまった。今の爺さんには、気恥ずかしく、冷や汗が出るような、ぞっとするような、拙劣な詩の類ばかりだが、恥じも外聞もなく、そのまんま・・・・。

その中に「夕日の沈む頃」と題した詩(もどき)が有る。「昭和40年10月2日」の日付が記されており、今から56年も前、当時、静岡県浜名郡舞阪町に有った独身寮に暮らしていた数年間に書いたもののようだ。マイカー等まだ夢だった時代、休日は レコードを聴いたり、同室の先輩とヘボ碁を打ったり、親しい同寮友人等と、舞阪、浜名湖、弁天島、新居等を、ぶらつくことくらいしか、無かったような気がしているが、秋の夕暮れ時、もしかしたら、子供の頃、故郷北陸の山村で見ていた、夕焼けに染まった紅葉の山々、日本海に沈む太陽等の情景を想いながら、感傷と妄想で書いたのかも知れない。50数年後に、他人様に公開される等とは、当時、想像も出来なかった詩の類、よくもまあ、これまで仕舞い込んでいたものよ、我ながらあきれてしまっている。

日本海の夕日
水平線上に浮かんでいるのは能登半島の先端


振り返り記事 「日本海の夕日」
👇
2012年6月1日


「夕日の沈む頃」

紅く(あかく) 染まるる 天地上
美し(うるわし) 自然の 神技よ

夕日に 映える 紅葉の
深山(みやま)にしみいる ヒグラシの
哀しき生命(いのち)を 想えども
その偉大なる 天然の
恵みを 尊び(たっとび) 鳴きたるや

瀬音に望む 石河原
ススキの穂の 白髭の
たなびきたるは 物のけの
わびしき姿と 想えども
君とくみし 盃の
情(なさけ)を受けて ゆれたるや

(昭和40年10月2日)


爺さんの備忘録的蝶図鑑 その13 「キチョウ(黄蝶)」

2021年10月11日 09時00分28秒 | 爺さんの備忘録的昆虫図鑑

蝶にも疎い爺さん、子供の頃から、「黄色い蝶」=「モンキチョウ(紋黄蝶)」と覚えてしまっている類だが、そうは問屋が卸してくれず、いろんな種類、名前が有るようだ。
先日、畑地で見掛け、何気なくカシャ、カシャ撮ってきた黄色い蝶の写真が有るが、どうも「モンキチョウ(紋黄蝶)」ではなく、「キチョウ(黄蝶)」であることが分かった。
数年前までは、蝶等にも全く興味関心無く、写真を撮るなんてこともしていなかったような気がするが、ブログをやるようになってからのこと、数多の方々の蝶の写真等を見て、次第に興味関心が湧き、以後、名前を知らない蝶でもなんでも、見掛けるとやたら写真を撮ってきたりするようになっている。帰ってきてから、息子達が子供の頃に使っていた「小学館昆虫図鑑」で調べたり、ネットで確認したりして、少しずつ分かる蝶も増えてはきているが、一度分かっても、そのそばから忘れてしまう老脳。ネット等から参照した情報を、記憶力減退老脳に代わる記憶補助として、ブログ・カテゴリー「鳥・昆虫」に 書き留め置こう等と思っているところだ。蝶に詳しい方からは 「なーんだ、そんな蝶も知らなかったの?」と笑われそうだが 爺さんにとっては新知識、新情報、自分のための備忘録的鳥図鑑になる。
写真を撮って見なければ、まるで気が付かなかった「キチョウ」と「モンキチョウ」の違い。「へー!、そうだったの」、目から鱗・・・・である。


キチョウ(黄蝶)

シロチョウ科、キチョウ属、
   「モンキチョウ(紋黄蝶)」と、遠目では見分けが付かないが、
   「キチョウ(黄蝶)の翅の裏面には、紋が無い、
特徴 前翅長 2cm~2.5cm、
   「モンキチョウ(紋黄蝶)」よりやや小さい、
   オスの方が、メスよりやや濃い色をしている、
   前翅、後翅の外縁は、黒色で縁どられ、裏面には 褐色の斑点がある。
   外縁の黒色の帯の幅は、夏は広く、
   秋には、幅が狭くなり、ほとんど先端に少し残るか、全く消えてしまう。
分布 東南アジア、アフリカ中部以南、オーストラリア等、世界的に広く分布、
   日本では 東北地方以南で見られる
生態 草原、畑地、市街地の公園、道端で見られる、
   成虫は 年に5~6回発生し、越冬もする、
   特に、早春に活発に飛び回る、


夏型の「キチョウ(黄蝶)」
前翅、後翅の外縁に、黒色の帯が有る
(ネットから拝借画像)