たけじいの気まぐれブログ

記憶力減退爺さんの日記風備忘雑記録&フォト

「中学生日記より」その61

2022年08月25日 14時46分46秒 | M男のあの日あの頃(the good old days)

「中学生日記より」

「gooブログ」に引っ越してくる前、「OCNブログ人」時代に 一度書き込んだことの有る「中学生日記より」を 改めてリメイクしてみようと思っているところだ。「中学生日記」とは 中学生だった頃のM男が ほんの一時期付けていた日記帳のことで 数年前に実家を解体する際に発見した、ボロボロのゴミ同然の日記帳のことだ。土産物の小綺麗な空き箱や包装紙、冠婚葬祭ののし袋に至るまで 廃棄処分するという感覚が全く無かった父母が、子供達の教科書やノート、通信簿、図画工作作品等も押し入れの奥に詰め込んでいたもので、その中に有った。まさに「タイムカプセル」を開けるが如くの感じで、ページを捲ってみると、すっかり喪失してしまっていた記憶が、断片的に炙り出されてくる。まさか 60数年後に、ブログで第三者の目に晒される等とは 当時のM男は想像もしていなかったはずで 下手な文章、下手な文字、誤字脱字多しの日記である。


その61 「南極観測船宗谷氷から脱出ニュース」

昭和32年(1957年)3月2日、土曜日、天気 雪

学期末考査最終日
1、保体、割に(割りと)やさしいようだったが?
2、音楽、中学生一斉に、
  どちらも思ったより(予想したより)やさしかった。

暴風のため動けなかった宗谷(が)助かった。
ソ連砕氷船オビ号は、米グレーシャー号より先に宗谷を助けた。
グレ-シャー号は、引き返した。宗谷とオビ号は、手旗信号で感激感激の心を伝えあったという。何十日も氷に閉じ込められた宗谷の乗組員は、どんなにうれしかったろう。

3学期の学期末テストの最終日だったようだ。この日は、「保健体育」と「音楽」の2科目、主要科目ではなかったが、苦手科目だったこともあり、予想していたよりやさしい問題で、ホッとした様子だ。

天気は、「雪」だったようで、3月2日、春まだ遠い北陸の山村だった。

すっかり、記憶からは喪失していたことだが、この日、南極観測船宗谷が、閉じ込められていた氷から、ソ連の砕氷船オビ号により助けられたようだ。今更になって、ネットで調べてみると、この年の2月、第一次南極観測船宗谷が、オングル島への昭和基地建設の物資輸送を終えて、南極を離れた直後に氷に閉ざされてしまい身動き出来なくなり、氷の中で越冬を覚悟したようだが、ソ連の砕氷船オビ号が駆け付け氷を割り、宗谷が救出されたという日だったのだ。
当時は、テレビも無かった時代、刻々伝わるラジオのニュースに耳傾け、1日遅れの新聞を読み、南極海の情景や宗谷の緊急事態を想像しながら、ハラハラドキドキしていたのかも知れない。
第一次南極観測隊の物語は、後年になってから、映像や記録を何度となく目にしたものだったが、それが、「中学生の頃のことだったのか・・」、と、つくづく思う。


(追記)

相互フォロワー登録している「電網郊外散歩道」narkejp様よりコメントをいただき、「宗谷」に関連した記事を、ご紹介しただきましたので、リンクさせていただくことにしたこちら


 

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チシマギキョウ(千島桔梗)とイワギキョウ(岩桔梗)

2022年08月25日 11時04分05秒 | 爺さんの備忘録的花図鑑

これまで、散歩・ウオーキングの途中や山歩き、畑地や我が家の猫額庭等で、やたら、コンデジで、カシャ、カシャ撮ってきた花の写真が、外付けHDに大量に溜まっており、時々、その気になって、不要、無用写真を大胆に削除しながら、散歩、旅行、山行・・・等のファイルに仕訳分類整理をしているところだが、懐かしい写真を見掛けると手が止まってしまったりもする。そんな古い花の写真の中から目に止まった花の写真を引っ張り出して、ブログ・カテゴリー「爺さんの備忘録的花図鑑」に、書き留め置くことにしている。草花に詳しい人からは、「なーんだ、そんな花も知らなかったの?」と笑われそうだが、爺さんにとっては、新情報、新知識、後日、また忘れてしまった時等に、確認したりするのに役に立つ存在になっている。


山歩きから遠ざかって久しく、最近は、もっぱら、古い山の写真を引っ張り出しては、懐かしがっている爺さんであるが、高山植物についても、まるで疎かったことをつくづく感ずる。
因みに、つい最近まで、「チシマギキョウ」「イワギキョウ」の見分けも出来ずに、ずいぶんいい加減に、あるいは、間違って、ブログに書き込んでいたことに気がついた。
今更になって訂正も出来ないが、何枚かの写真を引っ張り出して、「どっちやねん?」・・・、してみることにした。バカチョンカメラ(小型フィルムカメラ)で撮った写真が大部分で、はっきりしない画像ばかりだが・・・。

2013年8月10日、木曽駒ヶ岳で撮っていた、多分、これは、「チシマギキョウ」

1995年8月8日、蝶ヶ岳で撮っていた、多分、これも、「チシマギキョウ」

1999年8月2日、鹿島槍ヶ岳で撮っていた、多分、「チシマギキョウ」

2013年8月10日に、木曽駒ヶ岳で撮っていた、多分、「イワギキョウ」、

2012年7月28日に、乗鞍岳で撮っていた、「イワギキョウ」

2000年8月8日に、燕岳で撮っていた・・・、これは、どっちかなあ?


チシマギキョウ(千島桔梗)

キキョウ科、ホタルブクロ属、多年草、高山植物
    和名「千島桔梗」は、千島列島で最初に採取されたことに由来している。
原産地・分布 北東アジア(日本、千島列島、サハリン等)、北アメリカ(アラスカ等)
       日本では、北海道、本州中部以北の高山帯の
       砂礫地、岩場等に自生している、 
草丈 3.5cm~10cm、
花色 青色、
   花弁に、小さな毛が生えている、
開花時期 7月頃~9月頃  
花言葉 「貞節」「忠実」「誠実な愛」


イワギキョウ(岩桔梗)

キキョウ科、ホタルブクロ属、多年草、高山植物
    和名「岩桔梗」は、岩の割れ目等、岩場で咲くことから名付けられたもの。
原産地・分布 北東アジア(日本、千島列島、サハリン等)、北アメリカ(アラスカ等)
       日本では、北海道、本州中部以北の高山帯(森林限界付近)の
       砂礫地、岩場等に自生している、 
草丈 3.5cm~10cm、
花色 青色、
   「チシマギキョウ」に比べると、やや花が上向きに咲くものが多い。
   花弁に、小さな毛が生えていないことでも、
   「チシマギキョウ」と、見分けが出来る。
開花時期 7月頃~9月頃  
花言葉 「感謝」「誠実な愛」「美点の持ち主」


 

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