たけじいの気まぐれブログ

記憶力減退爺さんの日記風備忘雑記録&フォト

古い写真から蘇る思い出の山旅・その22

2022年08月28日 16時21分31秒 | 山歩記

長男、次男がまだ保育園、小学生だった頃は、夫婦共働きで、時間的余裕も、精神的余裕も、経済的余裕も無い自営業を続けていた時代ではあったが、せめて子供達の思い出になれば・・・との思いが有って、春、秋の行楽シーズン等の休日には、忙中敢えて閑を作り、強引に?、家族で周辺の低山を、よく歩き回っていたものだった。その後、次男が小学生になった頃からは、「せめて毎年1回、夏休みには、家族で登山しよう」と決め込んで、尾瀬や八ヶ岳や白馬岳、乗鞍岳、木曽駒ケ岳、仙丈岳等に出掛けたものだったが、それまで、登山の経験等ほとんど無く、体力にも自信が無く、山の知識情報にも疎かった人間が、よくもまあ思い切って出掛けたものだと、後年になってからつくづく思ったものだった。息子達が巣立ってからも、その延長線で、夫婦で細々、山歩きを続けてはいたが、数年前に完全に仕事をやめてからは、時間が出来たものの、今度は気力体力が減退、あの山もこの山も、今や、遠い思い出の山となってしまっている。今となっては、あの頃、思い切って、登山を敢行していたことを、本当に良かったと思うようになっている。ブログを始めてからのこと、そんな山歩きの思い出を、備忘録、懐古録として、ブログ・カテゴリー「山歩記」に書き込んだり、古い写真を「デジブック」にし、ブログに貼っていたものだが、その「デジブック」が終了したことで写真が消えてしまったこともあり、改めて、古い写真を引っ張り出して、過去の記事をコピペ、リメイク(再編集)してみようと思っているところだ。昔のことを懐かしがるのは、老人の最も老人たるところだと自嘲しながら・・・・。


古い写真から蘇る思い出に山旅・その22
「初めての陣馬山から高尾山ハイキング」(再)

まだ、都内の公社団地に住んでいた頃の話、長男が7才、次男がまだ3才だった、1980年(昭和55年)5月4日、大型連休中の好天でどこかに出掛けたい気分となり、軽い思いつきで「陣馬山から高尾山」を歩こうということになったのだと思う。幼児の体力や「陣馬山から高尾山」の所要時間等、さほど考慮せずに、家族4人、「陣馬高原下行き」バスに乗車してしまったようだ。
その時、バカチョンカメラ(小型フィルムカメラ)で撮った、色褪せたスナップ写真が何枚かアルバムに貼って有るが、写真があるだけで、記録やメモが全く残っておらず、写真から炙り出される記憶を頼るしかない。何年か前にも書き込んでおり、コピペ、リメイクしてみた。

陣馬高原下バス停→陣馬山山頂(標高857m)→奈良子峠→明王峠→底沢峠→景信山山頂→
小仏峠→城山山頂(標高670.3m)→一丁平→高尾山山頂(標高599m)→
高尾山ケーブルたかおさん駅  
(標準歩行所要時間=約6時間)

昭文社の「山と高原地図27(高尾・陣馬)」から拝借

何時頃の「陣馬高原下行き」バスに乗車したのか不明だが、バスには、偶然にも、同じ団地で懇意にしていたIさん母子も乗車しており合流、陣馬山から高尾山まで、ずっと一緒に歩くことになったのだった。

初夏のような陣馬山山頂、

 

 

早目のお昼にしたようだが、息子達は、Iさんの子供(小学生2人)にくっついて、大はしゃぎ、元気に走り回ったりしていたように思う。

陣馬山から高尾山への長い尾根筋縦走路、景信山、城山へと進むにつれ、息子達は、単調な歩きに飽きと疲れが出てきて動きが鈍くなり、次男は、ついに眠気を起こしてしまい、歩ける状態ではなくなってしまった。保育園では、昼寝の時間でもあり、無理もなかったわけだが・・。
頑張れ!、頑張れ!、励ましながら・・・、

途中、何度かおんぶしたように思うが、どの位の距離をおんぶしたかの記憶は無い。子供をおんぶして山歩きする程の体力は無かったはずで、休み休み歩いたんだと思う。
後半にスナップ写真が1枚も無いのは、写真どころではなかったからだろう。
よくもまあ、そんな幼児を連れて、「陣馬山から高尾山」を歩いたもんだと反省したりもしたが、 若気の至りというか、若かったから出来たことだと思う。

その日、高尾山ケーブルたかおさん駅に何時に着いたのか、帰宅が何時頃になったのか等の記録はないが、多分、疲労困憊の山歩きであったことに間違いない。
ただ、それで、山は懲りた・・・ということにはならずに、その数年後には、今度は、家族4人で 尾瀬へ、そして、次男が、小学生、中学生、高校生になっていくにつれ、家族で、八ヶ岳、乗鞍岳、木曽駒ヶ岳、白馬岳、槍ヶ岳、穂高岳、劔岳、等々に、登ることになっていったのである。
今は遠い昔話になってしまったが・・・。

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そうか、あれから、もう6年になるのか?

2022年08月28日 10時50分37秒 | 読書記

読んでも読んでも、そのそばから忘れてしまう爺さん、読んだことの有る本を、うっかりまた図書館から借りてくるような失態を繰り返さないためにも、その都度、備忘録として、ブログ・カテゴリー「読書記」に、書き留め置くことにしているが、それを始めたのは、どうも6年位前だったようである。
それまでは、まるで読書の習慣等は無く、図書館通いする暮らしになるなんて、全く想像もしていなかったことだったが、その頃、相互フォロワー登録しているある方から、「藤沢周平の時代小説」をすすめられたことが有って、何の情報、予備知識もなく手を伸ばしたのが、「三屋清左衛門残日録」だったと思う。もちろん、それまで、藤沢周平作品を、1冊たりと読んだことも無かったわけだが、そのことがきっかけで、少-しずつ読書の習慣が身に付いてきたような気がしている。これも、やっぱり、ブログをやっていたからこそ起こった「自分の変化」だと思っている。
ただ、読書に不慣れ、読書初心者であり、視力、記憶力減退、根気力無しの爺さん、主に、軽く、読破し易い、「短編」「時代小説」を中心に読んできた気がしており、まだ読んで無い作品一覧を見ると長編物が多く、最近になってやっと長編物にも手を伸ばす気になっているところだ。

「塵も積もれば山となる」
因みに、これまで読み終わり、ブログ・カテゴリー「読書記」に書き留めてきた本の内、藤沢周平の作品だけを抽出してみたが、結構な数になっており、「へー!、こんなに読んだかなあー」、
我ながらビックリポンである。

これまで読んだ藤沢周平作品

 



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涙腺崩壊CM・音楽は、言葉を超える

2022年08月28日 09時17分44秒 | 暮らしの記録

最近は、YouTubeで音楽を聴くことが多くなっているが、
音楽以外にも、多種多彩なYouTube動画を、クリックひとつで見ることが出来、
10数年前までは、考えもしなかった暮らしになっているように思っている。
まさに、「いいね!」が、わんさか・・・。
今朝、たまたま、見掛けた「涙腺崩壊CM」、
「音楽は、言葉を超える」
真面目で、仕事一筋、口下手な父親が、
息子の結婚式のために、サックスを習い、
披露宴で、スピーチの代わりに、演奏するCM
実際にCMを見た記憶が無いが、思わずジーンとしてしまった。

涙腺崩壊CM・音楽は、言葉を超える (YouTubeから共有)