普段、会話や文章で、あるいはテレビやラジオ、新聞等で、ごく普通に使われている言葉で、誰でも知っている言葉の中にも、いざ、咄嗟に漢字で書けと言われると、「???」となってしまう言葉が、結構有るものだ。
もちろん、漢字検定何級、漢字クイズ王なる人達にとっては、御茶の子さいさいなのかも知れないが、一度や二度、聞いても、教えてもらっても直ぐそのそばから忘れてしまう類の爺さんは、たまたまそんな漢字に出会うと、「へー!、そうなんだ・・」、その都度、目から鱗になってしまう。
今は、有難い世の中、漢字不勉強で語彙力の無い爺さんでも、PCやスマホの漢字変換ソフトのおかげで、ブログ等には、読めない、書けない難漢字でも、平気で、知ったかぶりして書ける時代だが、「じゃ、実際、自分で読んでみろ、書いてみろ」と、問題に出されたら、降参してしまうこと多しである。
先日、読んだ時代小説の中で目に止まった漢字「かき」も、そのひとつだ。もちろん、だれでも知っている食用の貝の名であり、広島県産や宮城県産が特に有名、世界の各地でも食用として用いられている貝だ。普段、スーパー等の食品売り場でもお馴染みであり、その漢字はさっと読めるものの、これまで実際に漢字で書いた記憶は無く、「突然、書いてみろ!」と言われたら、書けそうにない漢字である。漢字を知らなくたって暮らしで困ることも無し、今更覚えよう等という気はサラサラ無いが、書き留め置くことにする。
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(漢字)
牡蠣
(意味)
イタボガキ科、ベッコウガイ科に属する二枚貝の総称。
海中の岩から「かき落とす」ことから
「かき」という名がついたと言われている。
(使用例)
「牡蠣料理」「牡蠣鍋」「牡蠣食べ放題」「生牡蠣」
(拡大してみると)
牡蠣
ひらがなで、「かき」、だけでは、
「柿」「垣」「火気」「下記」「花期」「夏季」「夏期」「描き」「書き」等、数多有り、
「かきを食べる」では、「柿」か「牡蠣」か分からず
やっぱり、「牡蠣」は、漢字で書かないといけない?・・かな