たけじいの気まぐれブログ

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読めない書けない難漢字 No.013

2019年10月16日 07時51分17秒 | つぶやき・うんちく・小ネタ・暇つぶし・脳トレ

先日 相互フォロワー登録している方のブログ拝見していて 目の留まった漢字が有った。
「楔を打ち込む」の 「楔」だ。
一瞬 読めず ???。
多分 これまで読んだことも書いたことも無い漢字のような気がする。
前後の文章を読む内、見当がついたが 改めて辞書で確認してみた。
読みは 「くさび」、
結構 言葉では使っているような気がするが 
いざ 「漢字で書け!」、「読め!」となると 咄嗟には出てこない。

「楔」とは 堅い木材や金属で作られた三角形の道具で 
物を割る時(関係を悪くする目的)、
物と物とが離れないように圧迫する時(接合を強固にする目的)
に使うという、全く正反対の場合に使われる道具だ。

「楔」で 連想されてしまったのは 「まさかり」だ。
改めて辞書で確認して見ると 漢字では 「鉞」と書く。
やはり 読んだことも書いたこも無い漢字のような気がする。

昭和20年代~30年代前半、高校卒業まで北陸の山村で過したが、
当時 囲炉裏(いろり)や竈(かまど)や風呂釜(ふろがま)の燃料は 薪(たきぎ)(マキと呼んでいたような気がするが)だった。
男の子は 中学生以上にもなると 一人前の男衆とみなされ 農作業の手伝いも当たり前だった時代だが、
大水で流されてきた流木を川原から拾い集めてきて 鋸(のこぎり)で40cm~50cmの長さに切断し、
鉞(まさかり)で割り 積み上げて(ニゴと呼んでいたような気がするが)、乾燥させ薪にする作業なんかもやらされた。
太い丸太を鋸で切断するのも 重い鉞を振り上げて打ち下ろすのも、大変な力仕事だったが 電動鋸等無い時代、それが当たり前だった。
簡単に鉞で割るには難しい太い丸太等は 楔(くさび)を打ち込み、打ち込み、割るのである。

空き家になっていた実家は数年前に解体工事をし 今は荒地と化しているが、解体前の作納屋には 楔、鉞をはじめ、鶴嘴(つるはし)、脱穀機、精米機、稲刈機、除草機・・・・等々 懐かしい道具、農機具がいっぱい有った。
都市生活では 使用することの無い道具類、全て処分してしまったが。

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再開した折には また よろしくお願いします。
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