昭和20年代~30年代の幼少の頃は、まるで音楽等というものに興味も関心も無く、環境的にも無縁だったような気がしている。ただ、ラジオ等から流れていた歌謡曲等を聴くとも無しに聴いていた類で、特に覚えようとした曲等もなかったはずだが、妙に脳裏に焼き付いていて、この歳になって何故かふっと思い出す曲が有るから不思議なことだと思っている。
毎年、冬になると必ず思い浮んでくる曲の一つに 灰田勝彦が歌っていた「新雪」が有る。やはり、当時、特別好きな曲だったという分けでもないのに、今聴いてみると、タンゴ調で、なんとも素敵な曲だったんだなあと思えるところがある。
今更になってネットで調べてみると
「新雪」は 昭和17年(1942年)に公開された映画「新雪」の主題歌だった。(佐伯孝夫作詞、佐々木俊一作曲)
当然、映画「新雪」を見た記憶は無いが、松竹から大映に移ったばかりの五所平之助が監督で、当時の大映のスター水島道太郎、宝塚歌劇団に在籍していた月丘夢路が主演した映画だったという。映画「新雪」は 「大映初の大ヒット作」となり、主題曲「新雪」も大ヒットしたようだ。原作は 昭和16年(1941年)11月24日から昭和17年(1942年)4月28日まで朝日新聞に連載された藤澤恒夫の小説「新雪」。まさに太平洋戦争が勃発する時期だったが「まろやかな恋物語」として 好評だったのだそうだ。
灰田勝彦の「新雪」 (YouTubeから共有)
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灰田勝彦、独特のムードを持っていた歌手だったように思いますね。
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