古民家ギャラリーうした・ガレッジ古本カフェ便り

古民家ギャラリーうしたと隣のガレッジ古本カフェで催している作品展、日々の発見!、書評、詩などを紹介していきます。

さかだち    柴田錬三郎

2024-09-17 06:08:22 | 小説の紹介

「奇妙な味の小説」所収。

 

と、短編小説を16編収めた、この「奇妙な味の

 

小説」をみていこうという趣向なのだが、みっつ

 

めがこの「さかだち」。

 

柴田錬三郎と言えば、眠狂四郎シリーズだが、これは

 

それとはまったく違う、徴兵の赤紙の来た男が、死ぬ

 

のが怖くて、山に逃げ込みそこのホテル、いや、旅館

 

か、で女がいいものを見せてあげるから、兵に行きなさい

 

と言ってさかだちするっていう話し。それで、この女は

 

次の日、自殺してしまう。これは全くの虚構、作り話らしい

 

が、さかだちして、パラッと下肢が見えてしまうっていうのも

 

エロいね、いや、この人、エロいわ。

 

(読了日 2024年8・25(日)22:30)

                (鶴岡 卓哉)

 


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