古民家ギャラリーうした・ガレッジ古本カフェ便り

古民家ギャラリーうしたと隣のガレッジ古本カフェで催している作品展、日々の発見!、書評、詩などを紹介していきます。

きことわ     朝吹真理子

2023-04-10 22:47:11 | 小説の紹介
新潮文庫    平成23年   芥川賞受賞作

貴子と永遠子の物語だから、きことわという意味深な

タイトルになった訳は分かった。が、25年ぶりに会う

という以外どうってこともなく、細かい情報に溢れて

はいるものの、とても読むのが辛かった。どうしても、

いやっていうわけでもないので仕方なく読む。

おもしろくもなく、苦読している、と感じる。

ぼくは近頃、苦読こそ、読書だと感じているので、修行の

つもりで読む。

読書とは、おもしろいだけではだめなのだ、と最近の

ぼくのテーマに沿った読書ができたので、満足だった。

   (読了日 2023年 3・21(火)17:37)



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