詰め込みすぎ?
* * * * * * * * * *
イグ・ソッグの体をもってヤガの神殿に潜入したブランは、
その深奥でおのれの眼を疑うような、ミロクの神秘を体験する。
一方、クリスタルの災厄から逃れたリギアたちに迫る
不吉な足音の正体は?
そしていまだクリスタルに居座るイシュトヴァーンを
諌めるためにやってきた、宰相カメロンに襲いかかる忌まわしき敵とは?
さらに一方、スーティとスカールの、
黄昏の道を往く旅の行方に待つものは?
謎が謎を誘う幻惑の物語。
* * * * * * * * * *
さて、新作が出ましたねえ。
本巻は、色々なシーンがめまぐるしく交差していきます。
★前巻、その展開に思わずのけぞり、ぎゅっと引きつけられた、ブランのその後。
ヤガでの出来事ですね。
ミロクの中心部で一体何が起こっているのか。
★クリスタルから脱出したリギア、マリウス、
そしてアッシャの魔導の力を制御する訓練を始めたヴァレリウス。
しかし、アッシャの憎悪の力は暴発する危険も潜んでいて・・・
★パロの街をめちゃくちゃにしたイシュトヴァーンのもとに、
ようやく辿り着いた宰相カメロンは、
もうこんなことはやめて、故郷に帰って楽しく暮らそうと言うのでしたが・・・
★黄昏の国をゆく、スーティとスカール。
思わぬ危機に襲われるが・・・
うーん、確かに見どころいっぱいなんだけどね・・・
なんだか先を急ぎすぎというか、詰め込みすぎというか。
欲張りすぎというか。
もう少しじっくり進めてもいいのじゃないかなあ、という気はしました。
あっちもこっちも危機一髪では疲れてしまうよね。
そんな中でも一大事は、あんた、なんとカメロンが!!
きゃー、ヒトゴロシー!!
いいの、ほんとにいいの?こんなことしちゃって。
もう誰もイシュトを止められないじゃないの。
いや、もう誰も五代ゆうさんを止められないって感じ?
やっちゃったねえ・・・、ホントに。
パロの災厄はいつまで続くのか・・・
リギアとヴァレリウスのところは、なんとなくユーモラスタッチなのは、
まあいいかという気はするね。
それと、最後のスーティとスカールのシーンには泣かされちゃいました。
スカールの最愛の妻リー・ファとのシーンだね。
確かに、ここはシビれる。
結局この二人はどっちに行こうとしてるんだろう?
うーん、それは予想がつかないね。
どこか思いもよらないところにつながっていくんじゃないかな。
まあ、先を楽しみにしますか。
もう面倒臭いからやめようかなんていってたくせに・・・。
イヤもうグインの新刊を買うのは殆ど習慣なんで。
けどやっぱり外伝は「パス」させてもらってます。
「グイン・サーガ 135 紅の凶星」五代ゆう ハヤカワ文庫
満足度★★★☆☆
![]() | 紅の凶星 (ハヤカワ文庫JA) |
天狼プロダクション | |
早川書房 |
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イグ・ソッグの体をもってヤガの神殿に潜入したブランは、
その深奥でおのれの眼を疑うような、ミロクの神秘を体験する。
一方、クリスタルの災厄から逃れたリギアたちに迫る
不吉な足音の正体は?
そしていまだクリスタルに居座るイシュトヴァーンを
諌めるためにやってきた、宰相カメロンに襲いかかる忌まわしき敵とは?
さらに一方、スーティとスカールの、
黄昏の道を往く旅の行方に待つものは?
謎が謎を誘う幻惑の物語。
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ヤガでの出来事ですね。
ミロクの中心部で一体何が起こっているのか。
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そしてアッシャの魔導の力を制御する訓練を始めたヴァレリウス。
しかし、アッシャの憎悪の力は暴発する危険も潜んでいて・・・
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ようやく辿り着いた宰相カメロンは、
もうこんなことはやめて、故郷に帰って楽しく暮らそうと言うのでしたが・・・
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思わぬ危機に襲われるが・・・
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欲張りすぎというか。
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そんな中でも一大事は、あんた、なんとカメロンが!!
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もう誰もイシュトを止められないじゃないの。
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まあいいかという気はするね。
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確かに、ここはシビれる。
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どこか思いもよらないところにつながっていくんじゃないかな。
まあ、先を楽しみにしますか。
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けどやっぱり外伝は「パス」させてもらってます。
「グイン・サーガ 135 紅の凶星」五代ゆう ハヤカワ文庫
満足度★★★☆☆