ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

炎天下、ジャガイモ掘った!!

2021-07-16 14:56:28 | 畑仕事

 梅雨明けらしいぜ。朝からド晴天!すでに33℃は軽く超えてる。日差しは、灼けつくバーナー、暑いより痛い!

 たはっ、1日ずるけただけで、この天罰は酷いぜ。いや、別に怠けてたわけじゃない。田んぼの除草してたんじゃないか、田の草にけじめつけたくって。で、すべて終わって、よしっ、今日はジャガイモ掘りだっ、って勢い込んだら、この真夏突入!俺、悪くないから。

 ちょっと早いんだよなぁ、夏がやって来るの。東京とかと一緒なんてお断りしたいんだぜ。長い冬に痛めつけられるだ、炎暑の夏くらい短くたっていいだろ。いつもなら20日過ぎから夏休みに入るんだ。 

 と、天に唾して悪態突いてたって、恨みつらみが届くわけでもない。ええい、ここはいっちょ、思い切って飛び出すしかないぜ。

 一気に噴き出す汗、一挙に下着はぐしょ濡れ。スコップを突き刺し、株を掘り上げる。ほぉれ、付いてくるぜ、ジャガイモ。まずは赤ジャガ。これは我が家伝来?野生に近い品種なのかな?粒は小さめで収量も多くない。歯ごたえはねっとり系で煮物より油で揚げたりすると美味しい。今年も小粒が主流だが、まぁまぁの出来だ。

 続いてキタアカリ、あれれっ?少ないなぁ、イモ。どうした?と、周囲の土を取り除けたら、出て来る出て来る!手ごろな大きさのがどっさりだ。張り出しした根の先端近くにイモが付く、そういう特性なんだな。掘り残しに注意!だな。

 うーん、暑い!暑いゾ。熱中症の不安が頭をかすめ、日陰でしばし休憩する。水分補給?そんなことはしない。昔ながらの人間だ、汗はかいても水分とるな!で生きて来た。汗を拭って、後半戦だぜ。

 男爵、言わずと知れたホクホク系。これは今回、やや不作かな。最後はメークイン。どうだろ発芽が遅れ、生育も後追いでいつまでも葉の緑が残っている。その分、ニジュウヤホシテントウ虫の最後の巣窟になりかかってる。まだ大きくなるかも?とは思うが、害虫の巣を残すわけにもいかない。掘れ、掘れ、掘っちまえ。

 おっ、いいじゃないか!未熟と思ったメークインが一番の上出来だ。

 粒も大きい、数もたっぷり、大いに満足。イモの付き方もサツマイモに似て、株の根元に束になって生っている。こりゃ掘りやすくていいわ。去年の失敗がウソのような豊作だ。

 去年取ったイモを種にした株もそこそこ実った。購入種には敵わんけどね。

 よおし、すべて掘った。枝葉もまとめて、堆肥置き場に積み上げた。掘り上げたイモは、直射日光に長く当てると腐ったり変色したりするから、コンテナに集めたら小屋に運ぶ。ぷはぁぁ、もう結構、これでお終い、たっぷり働いた。床に広げるのはまた明日だ。

 メークイン20キロ、男爵とキタアカリ15キロ、赤ジャガ10キロ!これだけあれば、来年の春までイモある暮らし、ほっこり豊かだぜ。

 

 

 

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