ステージおきたま

無農薬百姓33年
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コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

キムチ2回目、本場レシピで今度は成功!

2021-12-22 11:13:31 | クッキング

 ええーっ!ウソだろ!!粗挽き唐辛子なんて頼んでないぞぉ。中挽きの中辛を注文したはずなのにぃぃぃ。

 まっ、我慢しよう、キムチができないってわけじゃない。怒りは抑える、それがジジイ道修行の第一歩だぜ。今さら、突っ返して交換してもらうのも面倒だしな。辛さ足りない、色も付かない、が、まっいいんじゃね。あるもので最大限の美味しさを!これがジジイクッキングのセオリその1だ。

 最初のキムチ失敗、一番の原因は、下漬け白菜の塩抜き不足。本漬け前にしっかり絞ったつもりだったんだが、細胞にしみ込んだ塩分までは引っ張り出せなかった。なんか、味も養分も流れ出しちまいそうで躊躇ってたんだが、やっぱり真水に漬けて塩出しって作業が必要なんだな。よしっ、だったら水換えて2回やってやるよ。で、ぎぎっと絞る。

 も一つは、キムチ糊!片栗粉とか小麦粉とか米粉で糊を作って入れる、なぁんて、日本流レシピにゃ書かれちゃいないもの。これが本場もんのあのねっとり感と美味そうな照りの秘密だったのね。

 あとはぁぁ、タマネギィィィィィ? へぇ、それが韓国流かい。ニンニクの量も半端じゃねえなぁ。ニンジンや大根、セリもケチらない。おっと、リンゴも2個にしよう。

 ニンジン、大根千切りにして、セリは5センチほどで切る。後の材料は摺りおろし?うーん、面倒くせぇなぁ、なんか指先も削っちまいそうだぜ。一気にガーっと片付けられないもんか?

 そうか、フードプロセッサーがあるぞ。これのスライス、刻み用アタッチメントを使って粉砕しちまおう。ちょっとくらい粗削りだっていいさ。ニンニク、タマネギ、リンゴ、放り込んでガァァァァ。おおっ、上手くいくじゃないか、みじん切り通り越して摺りおろしになったぜ。なんだ、こういう裏技があったのか、教えてくれよ、誰か。って、そこはジジイの自己流クッキング、一つ一つコツや秘技を発見していくっきゃないな。

 出しベースは市販のイワシエキス、ここに砂糖をこれでもか!って入れて煮溶かし、冷めたらキムチ糊を溶かし込み、野菜やら、これまた大量の粗挽き唐辛子ぶち込んでかき混ぜる。これを塩出し終わった白菜に挟み込み、刷り込みして樽に詰める。おおっ、キムチ漬け汁大量に余ったぞ。そうか、どれもこれもケチることなく仕込んだからな。それとキムチ糊の効果もある。並べた白菜の上を満遍なく覆って、よしよし、これで、前回よりははるかに美味なキムチが出来上がるはずだ。

 返す返すも残念なのは、唐辛子が粗挽きだったこと。あのオレンジレッドのキムチにはならない。くすんだ赤色、食欲からはランク落ちだ、が、辛すぎない、ってた点ではプラス評価かな。

 漬け上がりの自信作!?どうかなぁ?

 おおっ、格段に美味くなってるぜ。いろんな材料たっぷり付け込んでいるからうま味に深さがある。塩っぱさもなし、辛さもぐっと控えめで、とんどん箸が進む。白菜だけじゃなく、漬け込み材料そのものも残らず食べてしまうほどだ。

 あっ、煎り胡麻入れろって書いてあったの忘れてた。それと柚子の千切りも!まっ、いいや、これは食べる時、その都度薬味のようにかけるってことで。

 


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