ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

子連れだって、出る!

2023-07-27 11:42:35 | 世の中へ
今年の地方選、ざっと見ただけだから、印象。
女性の立候補が増えたなぁ、当選者も増えた。先日の東根市議選、ほら、「ママ頑張る」だぜ。

他の市町村議選じゃれいわ新選組からも多くの子育てママが出馬して当選してる。NHKでも特別番組組んで女性が選挙に出ることの大変さを丁寧に追い、結果は素晴らしいものだったことを報じてたなぁ。
子育て中は無理!これが今までの常識だったよな。せめて小学校高学年になって手がかからなくなったら、ママも社会復帰?それまでは我慢、我慢って。
でも、今じゃもう、幼稚園児なんてちょろい、乳幼児抱えてたって、出たいものは出たいし、やりたいことはやる。世間も、顔しかめるどころか、積極応援に転じた気がするんだぜ。まっ、まだまだ一部だけど。
中には6人の子育て中なんて、すげぇなぁ、そのパワー!どんな生活ぶりなんだよ、もはやわおー!感嘆以外ありえないな。
少子化への不安が叫ばれてることもあって、子育て環境の整備とか教育費の無償化なんて課題が一気に関心を引くようになった。声上げる中心は、子育てママだよな、不満がたまりにたまってるのさ、男社会の身勝手さに。
自分の能力を生かし切れてない、って思いも大きいと思う。30代ってバリバリ仕事できる年代だからね。子育て終了まで待ってなんかいられない。今、言いたいことがある、今、できることがある。
言いたいこと山ほど、已むに已まれぬ思い、それが女性の地方議会進出の原動力なんだろう。議員なら会社で出世とは違って、同じスタートラインに並べるってことも大きい。女性の声を聴き、女性の思いを地方議会にぶつけていく、この流れはますます大きくなって行くだろうな。
よく決意したって感心、と同時に家族はじめ周囲の人たちのバックアップ体制大きいねぇ。子どもの面倒を見てくれたり、家事を担当してくれたり、ある意味裏方に徹する男性が増えて来たってこと、これってすんごく良い!まだ不十分だけど、子育て支援の仕組みも少しずつ整ってきてるってのも大切だ。
これ政治の場だけのことじゃないんだよな。
演劇とかその他信念をもって続けたいと思っている活動だって同じことだ。あっ、もちろん仕事もね。
菜の花座にも低学年の子どもありながら全力で役者に生きようとしてる女性いるんだ。好きで好きで、子育て終了まで待ってられなかったんだな。
彼女の舞台にかける強い思い、それを支える家族の思いやり、そんな境遇を手に入れた女性たちがもっともっと出てくるといい。
だって、30代でなけりゃ出せない味わいってもんがあるからさ。結婚しようと、子どもできようと、好きなこと、やりたいこと、やらなきゃならんことを遠慮せずにできる社会になる、これが願いだぜ。


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