今年の除草計画、ともかく早めに除草機を押す!株間は気にせず、畝間をひたすら押す!この2目標。
目標目指して、中6日、3回目の除草機押しだ。イネの合間を見渡したところ、ほとんど草らしい姿は見当たらない。なに?こんなきれいでも押すのか?って合間をあければ命取り、気づいた時には一筋縄じゃ反転できない繁茂状態になって、し、しまったぁあぁぁ!
あるいは、株間の草に気を取られ、そちらを刈ることを優先すると、田1枚で1週間、終われば次が待っている、という永久草刈りサイクルに絡めとられる。もう、いい、株間は目をつぶる!まずは畝間をすっきりさっぱり除草しよう。
堆肥投入の成果があって、トロトロ土で押しやすくなったってこともあるし、今年は機械で畔塗をしてもらったお陰で水漏れ少なく、常時湛水を達成できてるってことも大きい。除草機押しが苦にならない。よっしゃ、今日も午前、午後で大きな2枚押し切るぞ、って気力十分なんだ。
と言っても、この仕事、楽な作業ってわけじゃない。1回終われば、ビールで祝杯上げるほどの、重労働なんだ。田んぼ1枚、歩き続けりゃへとへと。きっと歩数計だって軽く1万歩は超えてるはず。
なのに、俺のGARMIN、まるっきり知らんぷりなんだぜ。半日押しまくって、わずかに1000歩!って、あるかそんなの???人の重労働をなんだと思ってんだ?GPS腕時計に小ばかにされてる気分だ。たかだか1000歩ぽっちで音を上げてんじゃねぇよ、って。たしかに、さっさか速足、ってわけじゃないから、経過時間のわりに歩数稼げてないのかも知れない。いや、違うなぁ、足の置き方だ、問題は。一歩、一歩、田に押し込むように歩いて行くから、この鈍感な万歩計にゃ判別できないんだぜ。
よしっ、そんなら、距離で行こう。田んぼを何度も行ったり来たり、歩行距離もかなりになるはずだ。
午後からの1反部コシヒカリは、GPSオン。これなら、この作業のきつさが数値化できるに違ない。2時間、田んぼの往復作業をなし終えた。さて、歩行距離は?
なにっ?!1200メートルだとぉぉぉぉ!たった、かよ?それっぽっちかよ?これじゃ悪戦苦闘の証しにゃならんじゃないか。たかだか、その程度歩いて、偉そうにしてんじゃない、って笑われるのが落ちだ。
もう!どうしたら、除草機押しの苦労を表現できるんだ?その辛さを納得してもらえるんだ?
GPS時計が悪い!性能不足なんだ。今の時代、トレーニング全盛、だったら、足は足、上半身は上半身、別々じゃなくて、一つの動きとして感知するセンサーを開発しろよ。運動の負荷がトータルにチェックできる機能、これ絶対必要だぜ。ウェイトやって、スクワットやって、ランニング、本日の総計お疲れ度、あるいは、頑張り度、いくらいくらって出たら、筋トレやダイエットトレーニングだってやる気が起きようってもんだろ。自分も満足、人にも自慢できるだろ、励みになるぜ、きっと。
って、八つ当たりしてみたところで、所詮、頑張りなんてもんは、己れで納得するしかないもんなんだよな。わかってるよ、そんなこと。
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