【ポスドク求む！】

うわっ、これ、ちょっとびっくりしたんだけど！

求人主は、なんと、れいわ新選組だよ。

ポスドクまたは、転職したけど境遇に不満の人、募集だってよ。

職種は国会議員の公設秘書とか政策担当職員、いわばれいわ新選組の頭脳ってことだ。

そうかぁ、いよいよ、れいわ新選組も本格的な政党に脱皮する気構えができたってことだ。あるいは、次期衆院選で議席獲得の目途？が立って来たからってことか。そうか、至って大急ぎで、ブレイン欲しいってことか。

これまでだって、山本太郎のスタッフはすっげぇ優秀だと思ってきたが、さらにそれを拡充して行こうってことなんだ。そうそう、支持率もグイグイ上昇中だし、次期選挙比例区投票先のアンケートで公明、共産に迫ってるようだしね。バックアップの頭脳集団、絶対必要だぜ。

最近の政治を扱ったドラマ、例えば『コペンハーゲン』（デンマーク）なんか見ると、裏で政治家を支える秘書やスピーチライターの存在の大きさがよくわかる。雇い主・政治家の言いなりに仕事こなすなんてことなくて、堂々と批判したり提案したりできる能力と権威を持ち合わせている。

もっとも、日本の政治家だと、ドラマ『離婚しようよ』の秘書のように航空機やホテルの予約取ったり、政治家の不始末の尻拭いしたり、さらには車の運転したり、ようするに何でも屋の小間使い、まっ、日本の政治状況じゃ知識豊富で情報収集能力も高く政治的識見もあるなんて人が裏に控えてる必要はないんだろうね。特に政権与党じゃこの点優秀な官僚たちを私兵化できてるから、自分とこの秘書さんは便利屋さんでいいわけさ。

圧倒的少数派の野党が限られた場所と時間の中で戦いを挑んで、成果を引き寄せるためには、優秀なバックアップチームが必須だってことだ。

これまで立候補者の募集てのは散々宣伝してきたが、秘書とか政策職員てのは初めてだよな。他の政党なんかじゃどうなんだろ。縁故とか伝手頼って集めるってやり方か？

参政党みたいに、立候補させて落ちたら党のスタッフに雇う、ごく一部だろうが、なんて公言してるところもある。れいわ新選組でも、依田花蓮さんなんかその口だな。木村英子参議院議員の秘書で働いてる。

これからもボランティアや候補者からも優秀な人材が抜擢されて行くことだろう。

でも、政治家としての資質と政策スタッフとして求められものとは当然違うはず、ってことで、今回の公募になったのだろう。

それにしても、ポスドクって名指しで募集かけるあたりがれいわだなぁ！意欲、能力ありながら、大学や研究所での将来が閉ざされてる人たち、きっとたくさんいるはずだ。社会の道筋から脇に寄せられている彼らに少しでも道を広げられるようにって、って配慮、なるほど！って、寄り添うれいわ！納得だぜ。

ただ、学歴や研究歴を前提にするってあたりが、いいのかそれで？って感じはしないでもない。れいわは、下層からの反撃、学歴、職歴問わずの能力主義ってのが売りじゃなかったのかってね。

まっ、ポスドクから募集とは言っても、採用はれいわの精神、結党以来の有り方に通ずる人になるだろうし、この先、ボランティア生え抜きって人材も参画して行くことだろう。

幅が広くなるのは間違いないってことで大いに期待しよう。

ただ、この募集案内について、れいわのボランティアからコメントがほとんど寄せられていない？かな。そこがちょい不安じゃあるけど。

興味のある人、ぜひ、れいわ新選組のホームページをチェックしてみてくれ。