クリスマスのプディング?
もう年越したのに?
いいじゃないか、孫が来ている間に一緒に作ったんだからさ。
クリスマス用にゃすでにシュトーレン作って、あちこちばら撒いてある。試しにイギリスのクリスマスケーキも、ってね。
やっぱりグレーテルのかまどの紹介ってところが決めてだよな。それも機関車トーマスが運んだクリスマススイーツ!番組の録画一緒に見ながら作ったんだ。
プディングだからね、焼かないで蒸す、って言うより茹でる。
そう、フルーツケーキを焼かずにそのまんま長時間煮上げたって感じかな。
ベースはドライフルーツのブランディ漬け、ブランディ少ししかなかったから、ラム酒で代用。レシピにゃなかったけど、クルミも入れた。これに牛のケンネ油?そんなのないぜ、えいっ、刻んだバターでいいだろ。さらに卵、砂糖、小麦粉最後に黒ビール、え、ええーっ!?さすがイギリス。
このぐちゃぐちゃドロドロの生地を一晩冷蔵庫で寝かす。って、この季節、暖房のない部屋なら冷蔵庫そのものさ。
プリン型、適当なものがなかったし、生地分量多過ぎたからガラスボールでいいか。内壁に油塗る。あっ、これはしっかり塗った方がいいよ。型から取り出すときくっつきやすいから。生地を詰め込んで、お湯や蒸気が入らないように、ラップとアルミホイルで厳重に密封する。
湯を張った鍋に入れて、なんと、4時間~5時間!加熱する。我が家はストーブあるからね、そこいらは、お手の物さ。天板に乗せておきゃいいんだから。
さて、時間経過。中までしっかり熱が通ったかわかないけど、まぁ、いいんじゃない。周囲にスパテラ差し込んでそっと皿の上にひっくり返して取り出す。
いかん、ちょっとくっ付いちまった。なっ、だから、油塗布は入念に!
テレビのように艶やかなボールにはならなかったけど、まっ、いいや。なんか朴訥って言うかダサいって言うか、イギリス的?中世ブリテンの兵士の鉄兜?みたいな。
恐る恐る切ってみた。うんちょっと生っぽい感じで、煮凝りみたいだけど、それは焼き菓子の舌ざわりが頭にあるからなんだろうな。プディングなんだもん、これでいいのさ。
そのまんま食べても悪くはないけど、フルーツ類の主張がかなり強烈!生クリームかけてなだめて食べると、おぅ、行けるよ、これ!焼き菓子とは違う新鮮な感覚だ。
アイスクリームに混ぜてもいいってことなんだ。
大きいので、3/4は孫たちが持って帰って。我が家にはその残り、でもたっぷりあって、しばらく楽しめるぞ。
よしよしこれでまた一つ、グレーテルのかまどレシピ修得したぜ。
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