自然治癒力セラピー協会=Spontaneous Healing Therapy Japan

自然治癒力を発揮させるために、心と体の関係を考えます。

千島博士のパスツール批判

2022年11月26日 | ワクチンと健康

千鳥博士論と(コロナ)ワクチンの非有効性  

**************************2021年11月26日

 

今から7年前に、以下の記事を私は、投稿しています。

 

これらは、千島学説のごく触り(さわり)の記事ですが

これを読むと、これから書いていきたい内容と重なる

ところがあります。

もしご興味があるかたは、2015年の7月を開けてみて、

是非、ご覧ください。

 

以下の内容となっています。

10日~がん細胞は赤血球が変化したもの

13日~バクテリア自然発生論

16日~パスツールの実験は大自然をツボやビンの中と

取り違えている

19日~病は、その人の弱くなった部位に出てくる

 

13日のバクテリア(ウイルスを含めて)自然発生論と、

19日の病はその人の身体部位の弱いところに症状として

出てくるという千島博士の代表的な持論、そして、16日

の、現代医学の礎と言われるパスツール博士の理論への

疑問を、再浮上させたいと思います。

 

夫婦でコロナにかかり、その後の症状などの体験からも、

ある程度、千島博士の説を見直すことができたからです。

そして、(コロナワクチンを含め)多くのワクチンを

打つことが義務付けられた状況にも、千島博士の意見が

意味を持つような気がします。

 

そのあたりから、次回は記事を投稿させていただきたいと

思います。

取り急ぎ、お知らせまで・・・

 

 

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夫の旅立ち(1)

2022年11月04日 | ワクチンと健康

あれから(序章)・・・

*****************************2022/11/5

 

あれから・・・

最後のブログ記事が7月21日です。

”約半月のお暇(いとま)を乞います”と

副題があります。

そして、今日が、11月5日・・・

 

あれから・・・

夫はコロナに集団感染しました。

それは、前回、触れました。

そして、自宅療養を余儀なく

されました。

 

私は二日間、平熱で介護していました。

三日目、38度の熱が出ました。

覚悟はしてましたが、オミクロン君は、

しっかりと私に侵入してきました。

 

それから二日間は、私は、彼の介護

ベッドに川の字で横たわりながら、

40度近い熱で、うだっている彼に

何とか、水分を補給していました。

 

それから・・・

私は とうとう、起き上がることも難儀になり、

ついに近所の親友が、見るに見かねて救急車を

呼び、彼は病院へ運ばれていきました。

 

そこで、どんな治療が行われたのか・・・

詳細は後程・・・

 

それから・・・

私の状態がやっと、平常に戻った2週間後に、

車で、彼を病院へ迎えに行きました。

以前はらくらくと車に乗り込むことができた

彼でした。(前回のブログの写真参考)

 

ところが、迎えの車の前で

身動きとれないように、

車いすに座り続けている彼は当惑気味でした。

 

すでに、’立つ’ことも、’歩く’ことも、’手足を

コントロール’することすらも不可能になって

いることに気が付きました。

 

それから・・・それから・・・・

自宅に戻って、彼は言いました。

 

”家族ってありがたいね・・・笑って・・”

と私に声をかけました。

微笑むと、嬉しそうに、私の顔を覗き込んで

ました。

”笑って”の言葉・・・数少ない彼のリクエスト

です。

今でも思い出します。

あの時を思い出して、一人でも”笑み”を

口元に浮かべられるように、努力してます。

 

*******

ところで、

テンプレートを変えました(パソコン用掲載ブログ)

お題は、’ろうそく’です。

 

ろうそくの炎と、命の儚さとはありきたりの喩です。

 

そうです。

 

彼の命は、ろうそくが燃え尽きるように、次第に

細くなり、ついに、9月19日午後19時50分、

静かに、声もなく、穏やかに、消えたのでした。

 

それから・・・

あれから・・・

 

仏教でいうところの、四十九日が明後日で

終わります。

 

そこで、このブログの再開です。

 

明日から、冷静に、”それから”の事実を

順序だてて、ご報告していきたいと思います。

 

いろいろな角度から、様々なことを観れるように

やっと、心が落ち着いてきたようです。

 

介護の点

生命力の点

西洋医学(コロナ薬)の点

愛とは?

死ぬとは?

 

理屈はもう沢山!

 

だけど、言葉で皆さまに報告するのに、ある程度

筋道論理が必要です。

 

明日から、

切り口を変えながら、トライさせてくださいませ。

 

自然治癒力の”素晴らしさ”と”生命力”が常識を

越える(た)ということを証明するために・・・

 

 

 

 

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ワクチンの本当の副作用(7) ペット編

2021年12月07日 | ワクチンと健康

犬の混合ワクチンの意義について2014年10月8日

に投稿した記事を見つけました。

人間と犬と、比べては不適当かもしれませんが、

少なくてもワクチンの中のアジュバンドの影響に

関しては、共通するものがあるかもしれないと

思い、投稿いたします。

********************************

ネットで 次のような意見を見つけた。

 タイトルは Canine Vaccination 

(”犬のワクチンについて”)で、投稿者は Catherine 

O’Driscol という人だ。

その人の著書として

”Who Killed the Darling Buds of May?”

(”誰が 愛しいサンザシの蕾みを殺したの?”)

”What Vets Don't Tell You About Vaccines,”

(”獣医がワクチンについて口を閉じていること”)

があり、愛犬の死とワクチンとの間に何らかの関係が

あると考えている。

 

彼女のネット上の投稿記事は次のような内容で、

筆者の興味をひいた。

He was told annual vaccination was unnecessary,

but that the vaccine companies approached vets

in the '80s, suggesting that annual vaccination would

boost their practiceincome and provide an opportunity

for an annual checkup.

He told me that they knew it was fraud at the time,

but they went along with it.”

訳すと、

”ワクチンは必要ではなかったが 獣医師とワクチン

会社との間では 1980年代にはワクチン会社が

獣医師協会に次のような意見をもって互いの利益を

共有しようという試みに出たということである。

 

つまり、毎年義務付けられたワクチン制度とその都度

行われる健康検査によって多額な利益がもたらされる

ことを意図する。

当時 彼が私に語ったところでは、ワクチン会社も

これは一種の欺瞞が含まれていることを知っていたが 

実行に移したというのだ。”

 

繰り返しになるが、著者の獣医師の友人が語るには、

1980年代にワクチン会社がワクチンを市場に乗せる

際に年一度の、ワクチン摂取とそれに伴う、チェック

アップが生まれることで、大幅な利益が上がることを

理由に獣医たちへの働きかけがあったというのだ。

 

その医師 Dr Ronald D Schultz は この投稿記事の

中でこう意見する。 

A growing number of vets, predominantly in America

but also in the UK,contend that vaccines are now causing

more diseases than they are preventing.

須田訳)

アメリカのみならずイギリスでも ”ワクチンは病の

予防より、さらなる病気を引き起こしている”という

意見には、かなりの獣医師は賛成している。

 

免役システムは自然に備わっているものであり、

必要以上抗体をつくるために 人工的に入れる

ワクチンは 生体に 備わった本来の機能を損ねる。

この獣医師の意見に同調して著者Catherine 

O’Driscol は 自らの愛犬の死を例にとって、

体験談を挙げている。

 

”I have three living Golden Retrievers。

Oliver died when he was four: we woke one morning to

discover that his back legs were paralysed.

We rushed him to the vets where he was put on a

steroid drip and died that day.

Although the conventional vet could offer no explanation,

a homoeopathic vets tells me that, in his view,

this is a classic vaccine reaction.

 

須田訳)

私には元気の良い三匹のゴールデンレッドリバー

たちがいた。

オリヴァーは彼が4歳のとき亡くなった。

朝起きてみると彼の後足がマヒしていたのだ。

病院へ行き、ステロイドの点滴を受けたがその日の

うちに死んだ。普通の獣医は彼の死をわかるように

説明することはできないだろうが ホメオパシーの

獣医は、私に彼の見解を語った。

それは、とても標準的(普通)な ワクチン反応の一つ 

ということだった。

そして2匹目の死は次のようだった。

 

”Prudence died when she was six from an autoimmune disease.

Dr Jean Dodds DVM claims that,

"Many veterinarians trace the present problems with

allergic and immunologic diseases to the introduction of

 

MLV (multiple live virus) vaccines some twenty years ago."

須田訳)

愛犬プルーデンスは 自己免疫疾患と診断されてから 

6か月後に死んだ。獣医師、Jean Dodds DVM

医師は次のように主張する。

’20年間余前に 5種混合ワクチン(MLV)が導入が、

現在の自己免疫疾患やアレルギーの諸問題の原因の素

になっていることは多くの獣医たちには周知であった。’

 

そして彼女の愛犬、三匹目の犠牲をもって、こう記して

いる。

A few days after his puppy jab, Samson was found

in the garden, his back legs - like Oliver's - were paralysed.

We panicked and called the vet, who told us to give Sam

a paracetamol (which, incidentally, are poisonous to dogs).

Sam recovered. The next year, again a few days after his

vaccine,

Samson's head swelled up like a balloon and he ran round

screaming and crying.

Shortly afterwards, we discovered that Samson had

autoimmune disease. He died a few weeks ago, aged five,

from cancer.

須田訳)

それから(ワクチン接種)数日後、愛犬サムスンが

まるでオリバーの時のように後ろ足を引きずっている

のを庭で見つけた。

私たちはすっかり気を動転させて 医者を訪ねた。

サムスンに解熱鎮痛薬パラセタモール(これは犬には

毒薬でもあった)を医師は与えた。

サムは事なきを得た。 

 

しかし、翌年、ワクチンの2日後、再びサムソンは足を

風船のように腫らした。 

彼は痛みで苦しみ叫び、悲鳴すら上げていた。

それから間もなく、私たちはサムソンが自己免疫疾患に

かかっていることを知った。

そして、数週間後 癌で命を落とした。

 

ワクチンを投与する前は、元気だった3匹の愛犬達。

家族と同様のゴールデンレッドリヴァーの愛犬の死を

立て続けに体験した飼い主キャサリンは 

”We can trace his death right the way back

to the door of the veterinary practice, to the day

when a vaccine destroyed his immune system.” 

と結論づける。

須田訳)

彼らの死は 獣医師の玄関のドアから始まる。

それはワクチンをうって、彼らの免疫システムが

破壊されたその日にさかのぼることができるのだ。”

 

愛犬の死と、ワクチン接種。

三種混合、五種混合、9種混合ワクチンもあるとか

いう話だ。この話を、全くの偶然だとする読者もいる

だろうし、これに近い体験を持っている読者もいる

かもしれない。

 

私の人生で初めて飼った愛犬チュチュとチャチャは、

のお話をさせていただきたい。

インド生まれで日本に連れてきた子たちだ。

7歳でチャチャは、原因がよくわからないまま

他界した。

チュチュも、元気だったのに、心臓発作が起きて 

チャチャの後を追うように、半年後になくなった。

 

チャチャの死に立ち会ったとき、興味深いことを、

葬儀屋さんから言われた。

チャチャの葬儀のあとの遺体は焼かれた。

骨自体が何か橙色のような褐色になっている部分が

特徴的だった。

すると、

”この色は、実は小型犬だと、老犬の骨の色です。

まだ7歳にしてはもうすでに14歳の老犬のような

骨の色・・・頑張って生きてきたのですね。”

 

今にして思えば、動物の輸入制度の規則に則って、

また日本の特に厳しい様々な検査を通るために 

インドから日本に連れてくる一年の間に多くの

ワクチンや狂犬病の注射、ノミやダニの撲滅のため

の薬などを 皮膚につけなければならなかった。

 

ごく自然体に育ってきた2歳足らずの若い彼らの体に

とっては、後々まで影響を残す”何か”を 即効では

ない副作用を与えていたと仮定しても極論には思え

なかった。

 

キャサリン氏の記事を読んでから、改めて、チュチュ

チャチャ達への申し訳なさを強く感じた。

そして、ほかのワン君達の健康状態に関心が増した。

そこで、朝夕の散歩で会うワン友達に健康具合などを

聴くことも多くなった。

 

”きちんと注射を打っているのに、2歳過ぎたら急に体が

悪いことがわかってきた”という話を数人の犬友達から

聞いた。

 

”うちに来たときは元気だったのに・・・

あかちゃんの時にわからなかったけれど、

しばらくしたら いろいろ体にでてきてねえ。”

と、まるで ワン君そのものが何か持病を持って生まれ

てきたと思っているようだ。

赤ちゃんの時は元気だったが、実は、心臓が弱かった、

てんかん発作の種をもっていたなど、飼い主が述懐して

いるのを聞くと同時に、薬を服用しているワン君たちの

多いことに驚かされた。 

若くして、癌になる子たちも少なくない。

 

そんなに 多くの子犬たちが 生まれつき、体に慢性

欠陥の種を持っていたのかと問いたいような気持に

なってくる。

西洋諸国は、ペットたちに理解がある。

彼らは人間と同様の、公共の乗り物にケージに入れる

ことなく乗ることも可能だし、ショッピングにも連れ

ていける。

何より、ワクチンに関して、国がそのデータを重視

して、必要以上の接種に警鐘を鳴らしている国さえ

ある。

 

狂犬病ワクチンを例にとってみたい。

日本の場合、昭和32年(1957)以来 狂犬病の

ケースは見られず世界でもイギリスやオーストラリア、

北欧3か国などの11か国と同様、狂犬病がクリーンで

ある国の一つになっている。(*1)

 

米国は摂取の義務は3年に一度で良いと 米国動物病院

協会(AAHA)はガイドラインを示している。

狂犬病が発生していない国 オーストラリア、ニュージー

ランドは狂犬病予防接種を禁止して犬の健康重視を

計っているという。 

イギリス、オランダ、アイルランド、北欧諸国は任意だ。

スイス・オランダ・フランスも2004年から 国内の犬、

海外に行かない犬は狂犬病予防接種は受けなくてよい

ことになった。

 

スイスは2004年4月1日から狂犬病ワクチンの接種

義務は廃止になった。

これらの国々では、ワクチン接種が不必要であるという

理由が以下だ。

つまり、狂犬病が根絶しているのに、あえて、副作用を

与えるこうしたワクチン摂取は不必要であるというわけ

だ。それでは狂犬病の副作用とは?

 

イギリスの調査報告では、以下のような病気になりやすく

なると指摘している。

大腸炎、ドライアイ/結膜炎、異常行動、神経質、移り気、

超過敏反応、自己免疫疾患、脳炎、性格変化、脳障害、癌、

舞踏病、心臓病、腎臓障害、肝炎、後部まひ、すい臓病、

関節炎。

 

 

また、アメリカでは

筋肉の脱力脳脊髄炎、嘔吐、無気力、発熱、意識喪失、

てんかん、死亡する場合もあるという調査結果があり、

副作用として挙げられているのは; 

自己免疫疾患、アレルギー反応、皮膚病、消化器疾患、

および、 線維肉腫がある。

線維肉腫はガン一種であり、注射部位に発生しやすい

と言われる。

 

昭和28年に制定された法律である狂犬病予防接種の義務

付け法律は 犬たちをとりまく、さまざまな状況の変化

した現代に通用するのだろうか?

今集団自衛権はじめとして、憲法改正を”今風”に見直

すべきであるという世の中の流れがある。

 

ワクチン接種の健康に及ぼす弊害とともに、ペット先進

諸国の諸事情研究を知ったうえで、狂犬病予防接種の意義

と安全性から、見直してほしいと願う。

 

*1 )

http://www.pettravel.com/passports_rabies_free_countries.cfmes

によると、

アンティグア、オーストラリア、バリ、バルバドス、英領バージン諸島、

ケイマン諸島、イングランド、フィジー、フランス領ポリネシア

(タヒチ)、グアム、ハワイ、アイスランド、アイルランド、

ジャマイカ、日本、マレイシア、マルタ、ニューカレドニア、

ニュージーランド、アイルランド、セイントルシア、スコットランド、

シンガポール、スエーデン、セントクリストファー・ネイビス、

セントビンセント・グレナディーン、台湾、タークス アンド 

ケーコス諸島、イギリス(連合王国)、ウルグアイ、バチカン

 以上31か国が狂犬病が根絶した清浄国 と言われている。

 一方日本が独自に 狂犬病の発生が無い国と認めた国は11か国だ。

台湾、アイスランド、アイルランド、スウェーデン、ノルウェー、

イギリス、オーストラリア、ニュージーランド、 フィジー諸島、

ハワイ、グアム

 

インドから時々日本に帰国していましたが、チュチュとチャチャの

帰国はたいへんでした・・・

 

 

 

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ワクチンの本当の副作用(6)

2021年11月17日 | ワクチンと健康

インフルエンザワクチンの意義は?(1)     2021/11/17

********************************************************

毎年今頃になると、インフルエンザワクチンを打つのが

社会的には普通の感覚になってきた。

果たしてインフルエンザワクチンは、どのような背景があるの

だろうか?

 

結論からいえば、私は、犬の狂犬病ワクチンと同様、ほぼ、

現在では不必要なワクチンの一つではないかと思う。

 

狂犬病は戦後の日本、野良犬が路上にたむろするほど増えて、

その危険性はあったものの、昭和26年ごろから狂犬病

発生率は、日本では皆無なのである。 

にもかかわらず、毎年慣例のように、このワクチン接種

受けるために受付ハガキが、飼い主に保健所から届く

仕組みになっている。

 

一方、インフルエンザも毎年のように、猛威をふるうような

イメージが定着しているが、実際のインフルエンザウィルス

要因で、重篤になる比率は、ピークだった1960年代から

半世紀たったいま、ほぼ数%の割合に過ぎないという、

医学的データがある。

 

そのあたりを具体的に今日は、見てみたい。

2001年のインフルエンザウィルス、および、肺炎の死亡者

は6万2034人である。

 

そのうち肺炎が原因の死亡者は、6万1777人とされている。

その差の257人がインフルエンザウィルス感染の犠牲者といえる。

医学的データを見てみよう。

 

1997年から2013年までの、インフルエンザ抗体陽性者は平均

して16%(*1)で、2010年の国際的医学レポート誌調査(*2)

では、7-15%で、多く見積もっても85%、つまり、8割強は

インフルエンザ 感染が認められていないという結果になっている。

 

先に述べた狂犬病ワクチンと同様、必要のないワクチンを必要と

させて受けさせる社会的風潮を感じるという理由はここにある。

さらに、実際の15%のインフルエンザ感染者の死亡割合は、

そのうちの25%であるということが、科学的数値で発表されている。

(*3)

 

この感染者の死亡という言葉自体も、インフルエンザウィルスが

原因で死亡したのか、何か因果関係の合併症などで死亡したのか、

二つのケースが含まれているので、実際のインフルエンザウィルスが

直接原因で亡くなった人はさらに、減少していることも考えられる。

 

そもそも、このインフルエンザワクチンは1960年の接種開始時期

には、65歳以上が対象者であったにもかかわらず2000-2010年の

10年間で、ほぼ全人口が接種対象となってきた。

 

それも、ワクチンた登場する前の、インフルエンザ感染関連死亡率

が、劇的に減ってきていたのにもかかわらずという注釈が入る。

次のグラフ(*4)を見るとそれが顕著にわかる。

 

死亡率の最も高かった、1935-6年の45%から、10年後には、

10%強と減少、1965-6年には5%にさらに減っている。

 

そのまま死亡率は低下して、2005-6年には、ほぼゼロに近い値が、

統計的に出ている。

 

これに反論する方もおられるだろう。それは違うエヴィデンスを

使っている場合である。公的には、’インフルエンザワクチンは

冬場の関連死亡者の率を60%低下させる’(*5)といわれ、

ほとんどの医療機関ではその前提で、ワクチン接種を押しているからだ。

 

このような、ランセット誌のような著名な医学誌で、ワクチン有効性の

科学的エヴィデンスが発表されると、世の人は疑いなくそれを受け

入れるのは当然だろう。

 

が、2006年に、こうした医学研究に対しての問題点を指摘する(*6)

意見が出された。

それによると、以下の三つの問題点が指摘されている。

 

①こうしたインフルエンザワクチン効果や副作用についての、研究

発表はエヴィデンスレベルが低く、信ぴょう性高い、ランダム化

2重盲検比較(RCT)がされていないということ。

 

②ワクチン効果に関するエヴィデンスが、ほとんど無いこと。

つまり、ワクチンをしなくても、死亡率に変化がない、とか、2歳以下

の子供に対してのワクチン効果は、ワクチンを受けていない子供たち

同比率であるという、従来の研究成果(*7) に対しての検証がなされて

いないこと。

 

③インフルエンザウィルス不活性化ワクチンの安全性評価に対する

研究が、きわめて、対象規模が狭いということ。

 

たとえば、コクランの調査によれば、12-28歳までの安全性評価の

研究対象者は、35名のみ。

 

一方、高齢者対象のワクチン効果評価は数百万に及ぶものの、ワクチン

安全性まで言及したものは、ランダム化比較試験において、わずか

5例しかなかったこと。(*8)

 

こうした背景を知るにつれても、現在のコロナワクチンの低年齢者

への接種への推移、コロナワクチンの実際的効果の検証や、今後の

長期的ファローによる副作用の有無などが不十分な現段階での、

ワクチン第三回接種や推奨などが、1960年代からの現代にいたる、

インフルエンザワクチン接種の動向・背景に似ているのように

感じるのは、考えすぎなのだろうか?

 

 

*1)BMG 2013;346.f3037

*2)Cochrance Database of Systematic Reviews,July 7,2010.

*3)JAMA 2003;289;179-86

*4)Am J.Pub Health 2008.98.939-45

*5)Arch interen Med.2005;165;265-72, Lancet.2005;366;2086

*6)BMJ 2006;333;912-5

*7) Cockrance Database Syst.Rev.2004:(3);CD1269

*8)Cockrance Database Syst.Rev.2006:(I);CD004879、

Cockrance Database Syst.Rev.2006:(3);CD004876

 

 

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ワクチンの本当の副作用(5)

2021年11月08日 | ワクチンと健康

スパイクタンパク質~

遺伝子ワクチンの公表されていない医学的真実   2021/11/8

************************

今、ワクチンの副作用について、途中脱線しながら、

書き進めています。

今日は、遺伝子ワクチンに絞って、一般には認識され

にくい側面を考えてみたいと思います。

遺伝子ワクチンは、現在進行形の新型コロナワクチン

をさしますが、これに至る、遺伝子ワクチンの推移を

簡単に追ってみましょう。

 

1990年にはRNAという、細胞内でタンパク質を作り

出す遺伝子が使われ、動物実験が行われていました(*1)

しかし、RNA遺伝子にはデメリットがあり、突然変異を

しやすいことや、酵素によって、分解されやすい不安定さ、

過度な免疫反応によって、次第に遺伝子ワクチンの開発

目的のために RNA遺伝子の代わりにDNA遺伝子が使用

されるようになりました。(*2)

 

しかし、ここでもDNA遺伝子を使ったワクチンの

デメリットとして、メッセンジャ-の役目として細胞内の

核に入り込むまでの効率が悪いことから、近年では、

先に使われていたRNAのデメリットを補う加工をした

ものが、ワクチンとして主流となりました。

 

現在実用可能を目指して、感染症を例にとれば、ジカ

感染症、エイズ、狂犬病、慢性病では、白血病、

脳腫瘍、すい臓癌などのもろもろの癌に対しての 

RNAをメッセンジャーとして使うワクチンの

臨床試験が、行われている段階です。

 

では、RNAメッセンジャ-を使ったワクチンの弊害とは?

つまり、ワクチンが体内に入って細胞内に組み込まれた

ときのリスクとは?

 

RNAは、細胞内でタンパク質を増産することが目的

ですが、その意味を考えることが今日のテーマの遺伝子

ワクチンの長期的副作用の話と重なります。

まず、理論的には、一度細胞内に入って増殖を始めると、

延々とタンパク質が創られ続けられる弊害です。

 

それは、具体的には、ワクチンとして外から入ったRNA

に対して、本来、ヒトが持つ逆転写酵素と呼ばれる体内

システムによって、自分の細胞の遺伝子(DNA)に組み

込まれてしまう可能性があるということなのです。

 

皆さまはスパイクタンパク質という言葉を、お聞きに

なったことがあると思います。これは、新型コロナ

ウィルスのメッセンジャーRNAが、ヒトの遺伝子(DNA)

に挿入されて、細胞内で生産されたタンパク質を指します。

(*3)

 

スパイクタンパク質が生産されるということは、RNA

ワクチンが私たちの細胞のDNAに取り込まれたという

ことであるため、子々孫々にその資質が受け継がれて

いくという可能性が出てくることになります。

 

コロナワクチンを接種すると、子が生まれなくなり

やすいという説を否定した、政府担当者の公の会見が

ありましたが、その背景には、精子や卵子がRNAを

取り込み、子々孫々に影響を与えるという、いち早い

先見者の予測を打ち消したものだと言えるでしょう。

 

どのような影響をあたえるのでしょうか?

それは、メッセンジャーRNAを使用した遺伝子ワクチン

臨床試験の結果を見ることで、垣間見れます。

いわゆる抗体産生を調べるのですが、副作用は次の

ように発表されています。(*4)

”90%以上の参加者に、注射接種部位に炎症が見られ、

70%以上に、下痢、頭痛、発熱、嘔吐、疲労、肝臓

機能異常の全身症状~Grade3=第三ステージ~が

引き起こされている。

 

これだけではそれほど、副作法が深刻かどうかは

わかりません。 

発表された症状は、短期的な副作用といえるからです。

これまでブログで書いてきたように、ワクチン研究の

副作用に関しては、長期的視野をもってファローして

いく必要があります。 

長期的な自己免疫疾患や、ガンの発生などの遺伝子

ワクチンとの、関連性を、長い目でみていかなければ、

本当の副作用が判別できないわけです。

 

もちろん、まだ、新型コロナワクチンの長期的副作用

の発表はあるはずはありません。

現在進行形で、人々がワクチンを接種している段階

なのです。

臨床実験が10年以上行われるべき今回のような、

新しいワクチンに対して、ほんの短い期間で

実用化されているのです。

少なくても、RNAワクチンで発生する、自己

免疫疾患との関係性は、これまで多くの研究書に

レポートされています。(*5)

 

さきほど、スパイクタンパク質について、少し

触れました。もう少し、これを見てみましょう。 

新型コロナワクチンに使用されている、ウィルス粒子

の表面タンパク質がスパイクタンパク質と呼ばれて

います。

そのタンパク質をヒトの体内で産出させるために使われ

ている遺伝子が、RNAメッセンジャーです。

 

先ほどの説明にあるように、ワクチン注射で体内に

入ると、細胞内に落ち着きます。

そして、私たちの遺伝子(DNA)に組み込まれると、

体内でスパイクタンパク質が、延々と作られていきます。

 

長期的副作用というのは、このスパイクタンパク質が

徐々に、増殖して、私たちの細胞にある、RAAシステム

(レニンーアンジオテンシン-アルドステステロン系)を刺激して起こる、異常

をさします。

たとえば、慢性炎症や繊維化が引き起こされることが、

医学レポートに検証されています。(*6)

 

新型コロナワクチンを2回、そして、3回と打ち続ける

ことによって、持続的に、このシステムが刺激され続け

るわけですから、慢性炎症ほか、そのほかの長期的疾患

の原因になる可能性は否めないという仮説をたてる

ことができます。

 

皆さん、臨床試験がまだ開始されたばかりの、長期的

データのない遺伝子ワクチンを、わずかな臨床実験と

時間の中で、”効果あり”と断定することがどうやって、

可能なのでしょうか?

新型コロナワクチンを接種したのにもかかわらず、

なぜ、コロナの陽性反応が出てコロナにかかるので

しょうか?

 

抗体反応をしても、ワクチン接種後、急激に減って

しまう人、打っても標準に達しない人、などさまざま

です。

それでも、こうした長期的副作用のリスクの余地を

残して、新型コロナワクチンを受け続ける必要性は

どこにあるのでしょう?

 

次回もう少し、新型コロナワクチンに代表される、遺伝子

ワクチンのお話の続きをさせていただきたいと思います。

 

参考文献)

(*1)Mar.23,247(49-49 Pt 1):1465-8

(*2)Clin Chem. 2002 Oct.48(10):1647.53  

(*3)Version I. bioR xiv. Preprint. 2020 Dec 13. doi:10.1101/2020.12.12.422516

(*4)Lancet.2017 Sep 23 390(10101); 1511-1520

(*5)①J. Transl Med,2017 Jan 3:15(1):1 ②J Med Virol 2020 Feb26 

③JAMA 2020 :323(11):1061-69

(*6)Lancet.2020 Mar 11

 

 

 

 

 

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