自然治癒力セラピー協会=Spontaneous Healing Therapy Japan

自然治癒力を発揮させるために、心と体の関係を考えます。

一元論

2024年05月31日 | 健康を実現するための言霊(マントラや真言)
エディ夫人のクリスチャンサイエンスに興味の或る方達
は意外と多いようだ。
薬と病の関係などをどうクリスチャンサイエンスで
扱うかなど以前 数回 ブログで取り上げた。
”読まれている記事の解析”によると、いまだに
エディ夫人の記事を読んでくださる方は少なくない。

以前、クライアントのMさんの投稿記事をご紹介させて
いただいた。
Mさんがどのようにして、8年間、体を横たえて寝る
ことができない状態から、医師も驚くほど、短期間に 
限りなく健常者に近いところまで元気になったのだろうか?
様々の要因があるとは思う。

その中で、大袈裟に聞こえるかもしれないが、
Mさんの死をかけての自分の本質的心との対話こそ、
最もそれを、決定づける要素だと私は信じている。

Mさんは、半年かけて、アートマセラピーの論理も学ばれ、
薬と病と心は、一元論的な関係であることを身をもって
”知って体感して信念として”持つまでの 2年半だったと
いえるかもしれない。

エディ夫人の形而上的癒しについて たびたびご紹介して
いるのも、アートマセラピー他、究極の癒しには、一つの、
共通点があるからだ。

それは 共通した真理に基づく。

神(仏、創造主 生命力)という完全なエネルギーが
人には流れているから、不完全な状況は、
屈折した鏡に映る姿に似て、心の歪みをただせば
元気、円満、幸せが必ず、身体に反映するということだ。

病や罪は だから、”本来無いもの”だ というエディ夫人の
徹底した人間観につながる。

あるいは、すべての存在の中核にある、空 は、不生不滅 
という般若心経の智慧にもつながる。

私たちの生命は”完全なまま、永劫に実在している”
のだから、肉体的物質要素は腐っても、本質の私たち魂と
ともに、生まれたとか死ぬ(滅する)というものではない。

さらに、エディ夫人は”クリスチャンサイエンス”と
名称をつけているが、そこに述べられている神(キリスト)
を仏(ほとけ)に、あるいは、Atma(古代インド哲学書
の中のアートマの概念)という、言葉に置き換えてみても、
”一元論思想”を基盤とする考え方に矛盾することは、ない。

私が こうした一元論に触れたのは、
アトピー性皮膚炎や、自律神経失調症で苦しんでいた
高校生時代に読んだ谷口雅春師の著書”生命の実相”だった。

薬や心、体と心、生命、死 そうした問題点が師の説く
一元論の展開ですべて論理的、かつ直観的に心に浸透して
いった。

さらに、それから二十年後にインドに居住することになり、
15年の勉学と生活の中で学んだ一元論の真実を確定的に
信じられる基盤が、谷口先生の”一元論”の学びに集約していた。

さて、薬物療法に関して 師は以下のように述べている。
著書から抜粋して引用させていただく:

”薬物治療法は’迷い’を持って’迷い’を制する治療法と呼ぶ。
病は神が造らないから本来無い、
無いものをあると思うのが、’迷い’である。
物質は生命でないから治す力は無い。
治す力のない物質たる医薬に治す力があるように思う。
だから’迷い’である。
この二つの迷いは、根本は一つの迷い~’物質に生命あり’
との迷いから出発したのでありまして、この一つの
’元の迷い’から人間は肉体と称する物質だという
’迷い’が出てくる。

この二つの迷いの力が互いに 衝突して、中和したような
状態になる、これが薬物治療そのの他の物質的治療によって 
病気が一時 消滅したように見える理由なのです。”

ここで、エディ夫人の薬物に対する考えを想いだして
くださる読者もいるだろう。

’薬物は一つの病気を治すためにまた別の病気を造る’
(Medicine cures disease byproducing another) 
と言う言葉である。

ほとんどの薬の成分は毒物を含んでいる。
それが 薄められて服用することで何故病気を制するか
といえば、結局は’その薬は効く’という心理的な安心感
によって、自然治癒力が活発に働くからと エディ夫人
は述べている。

日本のみならず世界中の多くの心或る医師達が 追跡
調査などを行い、薬を飲まずに、安心感を与えて
放っておいた方が、その後の経過も体の回復も早く、
副作用がない分、健康的になっている多くの実例を
発表している。

とは言っても、現代の薬業界や医学協会との関係
から 学会で発表することを含めて、一般的になかなか
それを認められることは難しいと思う。

谷口師は、半世紀も前に すでに、世界各地からの
こうした報告をまとめて著書に記している。
引用する:
”かつて、米国のアラバマ州の名医 エームズ博士
はニューオルシアンの’内外科医学雑誌
(Medical and surgeon journal )に自己の臨床上
の経験と観察とを公表して、
’肺炎の治療において、普通の薬物治療を用いた場合
かえって、患者は苦痛を訴え、病気を増悪し、
治癒を完全にすることを遅らせた。
かかる患者は突如衰弱したり、余病を併発したり、
快方に赴いたような兆候を見せつつ、突然死の
転帰を見た’といい’肺炎の治療にアンチモニー剤を
用いて死せるものにつき、その死体を解剖せる
所見によれば、胃および小腸に致命的な炎症を
起こして、薬物中毒の兆候 歴然たるものが
あった。 

で、かくのごとく、激烈な薬物を排して、単に
自然療法を喚起するだけの、温和な治療法を行う
ようになってから、患者は決して余病を併発しなく
なり、死の転帰を見るものひとりもなかった。’
と告白しているのであります。

もっともこれは、サルファ剤やペニシリン在の発見
せられなった当時の肺炎の治療でありますが、
サルファ剤には、’第九日事件’と称される副作用が、
服用または注射後、いつかかなり後に原因不明の
症状として現れる。 
’病気の転位’ということは有名であり、ペニシリン
は無害と言われていますが、毒性をともなう、安息
香酸と併用されるのであります。

ともかく、激烈な薬物を用いて 自然治能力を
混乱させるくらいならば、無薬と 信仰による精神
の安静が最も良いと言わねばなりません”

次に掲げられている例は エール大学医学部教授
ウィリアム・チューリー博士の講演筆記に基づく。

かつてコネチカット河付近の部落に チフス性肺炎が
流行して医者にかかった患者はすべて死亡して医者は
患者を治しているよりも殺しているに相違ないという
外観を示したことがあった。
実際その部落の住民は医者こそわれわれの病気を悪く
するものといって、こぞって、医者の治療に反対して
州の法規にもかかわらず医療を拒絶した。

博士のレポートによると、
”ところが、その部落の住民が医療を受けないに
至って以来、患者にして、死の転帰をみるものは
全然なくなった”と報告されているという。

この報告をもとに、谷口師は当時バキューム・オイル
会社に勤めていた同僚の事務員を救っている。
その女性は、3か月の安静加療を要する肋膜炎と
いわれ落胆していた。どのように 見舞いに行った折
励まして、病状が改善したかというと、

”心の法則を知り、人間の生きる力の神秘を語り、
どうせずとも 病気は治らざる得ないという真理
を語り”心の薬を与えたと記されている。
この女性は 師の話を聞いて納得し、それから
三日目に入浴しても疲労を感ぜず、一週間後には
”医師が 病患のあった肋膜は左側か?右側か?
判断に苦しむほど治っていた” という。

谷口師はチューリー博士のレポートに基づいてこう
述べる。
”私はあえて、この種の診断を下して患者を意気阻喪
させる医者に問いたい。その患者は肋膜炎であった
かもしれない。
しかし、あなたが患者に与えた精神的打撃はその投薬
の治す力の数十倍も病気を増悪する効力をもっている
のである。

心で病人を殺しつつ、薬で病気を治すと称しつつ
多額の訳代や治療費を徴収しているのが、
心の法則を知らない医者の常套手段といえる。
米国コネチカット州の住民と同様、医療に反対して
立った時の方がかえって、病気が長引かない。
しかし、心の法則を知る名医はすでにその間の
真理を知っていて、心にも光明の薬を飲ませてくれる
のでその場合はその限りではない”

初期に書いたブログに、内田医師の生命医療現場
からの報告とともに 同医師が心と体の研究が
これからもっと進んでほしいと感慨を深くされて
いることをお伝えした。

内田医師の体験では 癌患者でさえ心の持ちようで
癌を体外に喀血とともに排出した実例を挙げていた
が、当時はまだ、心との相関関係が癌患者に適応
され得ないとする意見が主流で内田医師も自分の
考えを主張することはできなかったと著書に書いて
いる。

しかし、近年では、物理学の研究とともに、
物質の根本的研究がすすみ、現場にも そうした
これまでの考え方に変化が生じているようだ。





参考文献)生命の実相 第三巻 日本教文社 昭和37年初版


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天国での約束:傷つける役目の私/それを赦す役目の”あなた””

2024年05月23日 | 健康のための心の波動


天国にいては自分の”完全性”を、客観的に味わえない・・5/23
***********************************

前回のお話を思い出しながら、今日のブログを読んでください。

①から⑤まで番号が振ってあります。
それをご覧くださいね。

さて、このお話に出てくる’小さな魂’は 今生きている私たち
のことです。

このお話の舞台は、まだ、生まれる前の神様の世界に居た時の
’魂’だった私たちがいた世界です。
そして、目的をもって、この世界に誕生してきたわけです。

その目的とは、この小さな魂の場合、”完全なる赦し”を体験したい
というものでした。

”完全な赦し”は、神様の特質の一つです。
天国にいては、その体験ができないのです。

①なぜなら、神が創造されたものはすべて完璧だったのです。

この意味は、神様の世界、つまり、天国は、この上なく平和で、
完全な状態で、魂も、当然、エンジェルのように、純粋無垢。

②私たちは、神の造った完全な一つの世界で、元々は、その
無辺の空間の中で 分子のように、互いに漂い、上昇したり
下降したり、左にも、右にも浮遊して、つかず離れず、
いつも、一体感をもって、寄り添っていた。
ような世界だったのです。

でも、
③そして、そろそろ、そうした一体感の世界から抜け出て、
それぞれが、神の最も偉大な部分を、個別に体験しようと、
地上に肉体の物質的衣をつけて生まれることを、決めた

とありますから、その完全さに浸りきっていては、ある意味
”完全”であることがわからない、幸せであることがわからない、
満たされていることが分からない…状態でもあったという、
裏を返せば、そういうことになります。

私たちの日常生活でも、同じです。
何か小さな不幸や、異変があってこそ、普段の生活の、
ありがたさが、身に染みるということと同様です。

さて、地上の生活は、二つの価値観がありました。
’寒さがなければ、暖かさはない。 
悲しみが無ければ、幸福はない。 
悪がなければ。善はない。
善だけなら、赦し合うこともないし、悪があるから
赦す意味がはっきりする。

と、小さな魂の相棒を買って出た、完全な魂は、
”完全な赦し”を味わるためには、悪や不幸が必要だと
説明しました。

こうして、悪役を進んで買って出た完全な魂は、小さな魂
地上では、敵味方のような関係で、関わり合いをもって、
生活することになったのでした。

でも、この取り決めは、天国でされたもの。
肉体衣をつけた瞬間、忘れてしまう宿命にあります。
私たちが、本当の私たちの純粋な魂の性質を、思い出せない
のも、この肉体地球服を着て、生まれる前の記憶を、神様
の恩寵で、一掃されて生まれてきているからです。

だからこそ、小さな魂の願いを叶えるための相棒役の魂が、
このように、付け加えたのでしょう。

私が悪者になって、次の人生で、あなたを襲ったり、暴力を
振るったり、想像し得るかぎり悪徳の行為をしたとしても、
物質的(肉体を持った)あなたに、必ず、思い出して
欲しいことがある。

たぶん、肉体の衣を着たら、今の約束も忘却の彼方となって
しまうだろうが、それでも、この役を買って出た、’本当の私’の意図” 
を思い出してほしいのだ。

このお話を書きながら、この”本当の私”という言葉に、
ジーンとしました。

もし、今この瞬間、私が小さな魂だった時のことを思い出せ
れば、周りにいる身近な人たちはすべて、完全な、純粋な魂で、
それぞれの役を 約束しながら、生まれてきているのだと
わかるだろうと思います。

そして、誰もが、元々は、完全な純粋な魂で、一緒に天国に
居たもの同士と思えば、人間関係の軋轢がある人ほど、
もしかしたら、同胞なのかもしれない、ということも
言えそうです。

結局は、源の世界、天国にいた私たちは、細胞の一つの
ように、一体だったのでしょう。
そして、誰もが、”本当の私”を思い出してください!という
メッセージをもって、今、生きているのかもしれないのす・・



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この世に生まれた全ての人が、あえて 天使時代を忘れている・・・

2024年05月19日 | 健康のための心の波動


肉体の衣をつける前の純粋な魂同士の会話 2024年5月18日
**********************************

皆さま、次の物語風のお話をどう、読み解かれますか?
神と、肉体衣をつける前の、小さな魂と その同胞の会話です。

神はこの世に生まれようとしている、’小さな魂’に聞きました;

’これから体験する、新しい生の中で、汝は、自身の神性の
どんな部分を体験したいのかな’と。 

小さな魂は答えました:
’私は、これまでの´生’で体験できなかった、’完璧な赦し’を
体験したいです”

さて、この願いは少々難題でもありました。
なぜなら、神が創造されたものはすべて完璧だったのです。

ということは、小さな魂にとって、だれも’赦すべき’対象と
なる相手がいなかったからです。 

それを神は、小さな魂に伝えると、小さな魂はがっかりして
言いました:
”’赦す相手がいない!それでは 体験ができませんね?
どうしたらよいのでしょう?’”

すると、それを傍で、聞いていた、完璧な一つの魂が進み出て、
言いました:
”それなら、私も同じ時期に生まれ、君のそばにいよう。
そして、私を赦せば、君はその体験が叶うだろう。

小さな魂は振り返って、その提案した魂に聞きました;
”何を赦すのですか?’” 

すると、提案した魂は答えました;
’私は次の生で、あなたの人生にかかわり、その時、何かを
するから、それをあなたが赦せばよいのだ。

それを聞いて、小さな魂は、合点がいきませんでした:
”’どうしてそんなことをしてくれるのですか?
わざわざ、あなたのような、完璧な魂が、私のために
悪いことをするとおっしゃるのですか?” 

友好的な完璧な魂は、小さな魂にこう答えました;
”その理由は一つだけ、あなたを愛しているから。 
あなたは完璧な許しを体験したいのだろ?
 
あなたも私も、みんな、繫がっている同士、宇宙の一部だ。 

私たちは、神の造った完全な一つの世界で、元々は、その無辺の
空間の中に分子のように、漂い、互いに、上昇したり下降
したり、左にも、右にも、つかず離れず、寄り添っていた。

そして、そろそろ、そうした一体感の世界から抜け出て、
それぞれが、神の最も偉大な部分を、個別に体験しようと、
地上に肉体の物質的衣をつけて生まれることを、決めた。

そうした神の偉大な資質を味わうためには、一体となった、世界
を飛び出して、個々で存在することが必要になった。 

つまり、あなたが存在するためには、あなたでないものが
存在しなければならない。
だから、私が、その役目を今回、引き受けるのだよ”

小さな魂が、まだ、理解できないようなので、進んで
赦される相手役に、生まれ変わる決意をした、この魂が、
こう付け加えました;

’寒さがなければ、暖かさはない。 
悲しみが無ければ、幸福はない。 
悪がなければ。善はない。
善だけなら、赦し合うこともないし、悪があるから
赦す意味がはっきりする。

あなたが、個々の、あなたであるためには、このように、
それと’反対の何か’が、あるいは、’誰か’が存在しなければ
いけないのだよ。’

このように友好的魂は小さな魂に説明すると、小さな魂
は納得しました。
そして、この進み出でた魂は、小さな魂に、一つのお願い
をしたのでした:

”一つだけお願いがある。

私が悪者になって、次の人生で、あなたを襲い、暴力を
振るい、想像し得るかぎり悪徳の行為をしたとしても、物質的
(肉体を持った)あなたがそれによって、悲しみながらも、
必ず、思い出して欲しいことがある。

たぶん、肉体の衣を着たら、今の約束も忘却の彼方となって
しまうだろうが、それでも、この役を買って出た、’本当の私’の意図” 
を思い出してほしいのだ。

そのときにこそ、君は、人生の目的である、’完全な赦し’を体験
することが可能になるだろうから・・



如何でしたか?
この解読は、次回に置きましょう・・・・

最後に、今日の表題 ”この世に生まれた全ての人が、あえて 
天使時代を忘れている” からこそ、生まれる前に約束したことを
忘れ、この世で、本物の、”赦す体験”ができるというものです。
  



 
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5月2日の”神示”内容の補足となる記事

2024年05月15日 | 健康のための心の波動



ある医師が語る”宇宙意識と私たちの細胞” 5/15/2024
*******************************************   
前置き)
今、少し衒(てら)いを感じながら古い日記帳から、
”今から30年前の神示”を公開させていただいている。

そこには、私に伝えられた神示は、宇宙霊と称する存在
からのメッセージだということが、5月7日のブログに、
続いて、5月12日のブログには、その存在から、
”自分を造った未知な力に 思いをとどかせよ。
自分を見て 自己の奥に、生まれた時から
心臓を、動かし続けている偉大な力を、観ぜよ”
と示されていたことを書いた。

そんなとき、以下の古い記事(2023年5月28日投稿)
を読んだ。タイトル:”今、宇宙意識と結びつくために” 
副題は”宇宙の智慧で、今生かされている事実を思い出す”と
なっている。

そこにご紹介している、Deepak Chopra医学博士のコメントを
読みながら、壮大で緻密な宇宙の法則が、私たちの身体の細胞に、
繫がっていること、それは、自分を造った未知な力”
ほかならないと、改めて、読んで感じ入った。

まだ、読んでおられない、読者の方たちのために、当時の原稿
記事を少し改訂して、ここにお伝えさせていただきたい。

紫色の印字が、この医師の言葉の引用部分となっている。

***************************

現在(顕在)意識や、”潜在意識” 以外の 私たちが持っている
もう一つの智慧の意識その意識を宇宙意識、または、
超越意識と呼ぶ。

宇宙意識は、文字通り、宇宙の運行の法則を創り出している意識
といえるだろう。

星同志をぶつからずに配置し、宇宙生物を創造し、生命を与えている
エネルギー意識だという。

その意識につながるためには、では、どうしたら良いのだろう?

チョープラ博士の著書(*1)は、邦書では、住友進氏の訳
サンマーク出版から “ゆだねるということ(2007年)という
邦題が付いている。

つまり、ゆだねること、が、鍵なのだ。

すでに、私たちの心(自我意識)は別として、身体細胞意識は、
この宇宙意識にすべてゆだねているのだ・・

私たちの表層意識は思いもよらないほど、身体を司るパワーは、
宇宙に流れる生かす力の周波数と完全に一致しているのだ。

具体的に、そのことを、著書からみてみたい。

 宇宙意識の持つ智慧を具体的に言うと
((以下著書(*1)から抜粋))

① 量子を結びつけて、原子にし、原子を結び付けて分子にし、
分子を結び付けて、物質の構造の力を築き上げている智慧

② 生きている細胞のすべてには意識があり、距離が離れて
いたとしても、同じ種やほかの種の細胞に、意思を伝達する
ことができる智慧

③ 自然界でシンクロニシティ―を造る力~
たとえば、魚の大群、鳥の群れが方向転換する瞬間、
編隊を組んで飛行していながら、リーダーが無くても、
すべての鳥が瞬時に同じ動きをし、方向転換をして進路を
変えることができるような智慧

④ ③で述べた智慧を、人間の身体の中のシンクロニシティ―
に目を向けてみると、体内のほんのわずかな変化にさえ、全身
が反応することでわかる。

つまり、健康を保つために、以下の過程で全身が反応する;
ア)~一日中何も食べないと血糖値が下がる。

イ)~すると、即座にその値を回復できるよう、全身が反応する。

ウ)~血糖値が下がると、膵臓からグリコーゲンと呼ばれる
ホルモンが分泌される

エ)~すると、肝臓に蓄えられていた糖分を、グルコースに転換し、
身体のエネルギー源に変える。

オ)~加えて、脂肪細胞は、脂肪酸とグルコースを血液の流れに
放出し、神経細胞は骨格筋を刺激して、グルコースの貯蔵を
停止させる。

カ)~インシュリンの量は減少し、心拍数が高くなり、
エネルギーが素早く体内に回るようにする。

キ)~このように、血糖値を正常値に戻すため、体内では
約百万の変化があり、私たちが知らない間に、身体の
細胞同士のコミュニケ―ションのもと、シンクロニシティ
つまり、同時に発生する。

このすべての活動は、従来の物理学では説明できない、
光の速さより、素早く伝達されるコミュニケーション
なければ在り得ない出来事だ。” 以上(引用終わり)

この不思議な体中に伝達される、光より速いコミュニケーション
は、どのようにして可能なのだろうか?
 
その答えは、心臓の電気的活動引き起こす共振で起きる
~と博士は言う。

博士の言葉を引用すると~
 
心臓には、ペースメーカーの機能備わっていて、
平均一分間に、およそ72回の鼓動を維持している。

このペースメーカーは、数秒ごとに電気インパルスを発信し、
それが心臓を機械的に収縮させている。

電気が存在するところには電磁場が発生するため、
心臓が鼓動するたびに、全身に電磁エネルギーが
送られていく。

つまり、心臓は電磁場を持つ人体で最高の発信機なのだ。

心臓は共振の場を造りだし、体内に存在する一つ一つの
細胞をほかのすべての細胞と同調させている。

そのエネルギーは体内ばかりでなく、体外にも放出されて
いる。
 
電磁場が全身に広まり、細胞が同じ共振の場に置かれた
とき、すべての細胞が同じ音楽に合わせてダンスを始める。
 
独創的な考えを抱いたり、安らか気分でいたり、愛を
感じている時、電磁場はきわめて安定した状態にある。 

どの細胞も、ほかの細胞がどのような活動をしているのか
理解している。

胃の細胞が塩酸をつくり、免疫細胞が抗体を作り、
すい臓の細胞インシュリンを製造し、それぞれ効率的
に自分の仕事をしながら、すべての細胞は同じ目標に
向かって働いている。”
以上(引用終わり)

こうしてみると、”生命力”を一言で表現すると、この同じ目標
にむかって、動いている、”人知”を超えた“智慧力”と言える

私たちの体内のすべての細胞は その智慧と直結していて、
寝ていようと起きていようと、常に働いてくれているので、
身体の機能が完璧にそれぞれの役割を果たせ、朝、当たり前
のように目覚めて、活動を始めることができるのだ。
無意識の世界で行われている、摩訶不思議な身体機能の
働きのおかげだ。
 
私たちの脳が指令を与えずに、このような奇跡的なことが
瞬時起きているのは、身体の細胞レベルでは、しっかりと、
宇宙意識(超越意識)の中で、つながりあっていて、協力
体制が完璧に整っているからだ。

”愛を感じている時、電磁場はきわめて安定した状態にある”。

と、博士がいうように、私たちが愛や優しい気持ちを感じて
いる時、心が安定すると同時に、身体も、この宇宙意識の働き
を最大限の効力を発揮させられるので、健やさが維持されている。

もし、今、不安を感じているのなら、それを、取り去れば
もっと、健康に、あるいは、病を防げるはずだ。

そのためには、意識をどこに持っていくのか?
まず、自分の身体を司る大いなる宇宙の智慧を改めて認識して、
その”宇宙意識”に、心の眼も、むけたらどうだろう?

頭の中で、限られた情報と知恵で考えあぐねて、エネルギーを
ロスするより、自分の身体に働いている、この光より速い連帯
スピードを持つという、智慧”にゆだねてみたら?

ずいぶん、すっきりと、してくるはずだ。
具体的には、不安をつかんで離そうとするのではなく、自分の
細胞に流れている意識、”愛と協調と無限の智慧”に、波長を合わせる
ということだろう。

不安は、自分の頭脳がつくるもの。
造られるものなら、自分の意識で、それを、違う方向へ転換
させられるはずだ。

こうして、不安や思い込みの恐れ軽減するということは
その隙間(すきま)には、必ず”愛”が流れ込んでいる・・
なぜなら、’宇宙の智慧’は’愛の姿’を変えた形態だから・・・。

つまり、博士のいう、
”自分を超えた知性(スピリチュアルな領域の知性)”とムスビつく
こととは、たいそう難しいことではなく、すでに、私たちが
生きていることと、しっかりと、結びついているという、
現実(身体細胞と、宇宙波動が、連携している事実)
知ることかもしれない。
 
 ****************
*1)医学博士ディ-パック・チョ-プラ
(Deepak Chopra)氏の著書
“The Spontaneous Fulfillment of Desire”



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神示2 1991年の日記帳から

2024年05月12日 | 健康と”悟り”・スピリチュアリズム



若さを保つ秘訣について ・・のメッセージ     2024/5/12
******************
このブログでも、若さを保つ秘訣について、タイトルは忘れ
ましたが、話題にしました。
前回と引き続いて、同じ日記帳から12月3日(火)のページ(上)
から載せます。
ここには、”超能力について”と、”老いないひけつとは”の2つ、
あるのですが、今日は、後者を・・・



これを敢えて公表するのは、目的があります。

別に宗教的な神示というより、誰にもいる、目に見えない
が、自分を導いてくれている存在からのメッセージとして、
ご紹介したいと思います。

これを読むと、これを書かせた’メッセンジャー’も、あれから
30年以上たって、今、ブログを通して皆様にお伝えしている
’根源’も、内容がぶれている点が無いので、同じではないか?
と思うのです。

そして、どなたにも、このような、ハイヤーセルフ とか、
指導霊が本当に、あなたを愛して、すぐ傍にいることを、
思い出していただけたらと願います。

なぜなら、一人で生きているようで、生かされ、そして、護られ、
見つめてくれている霊的な存在がいる事実を、思い出すことで、
自分自身を もっと大切に、愛することができるからです。

では、本分にはいります。
******************
若さを保つ秘訣について

若き頃は、自然に、与えられた’オーラ’、もしくは、’気’が、
気枯れなく、輝くゆえに、美醜にかかわらず、子供は愛くるしく
若者は美しく たくましく、はつらつとしている。

人は、毎日の雑多な生きるための仕事と、それよりもっと、煩雑な
欲得のからんだ人間関係のしがらみの中で、

エネルギーを使い、自然に与えられたオーラの輝きすら、消耗して
いく。

鏡を若きときのように、良く見よ。
自分の表情がけわしくなっていないか、目がうつろになっていないか、
口が曲がって下がっていないか、眉間に線が入っていないか?

鏡を良く見よ。

一番 自分の良い表情をしてごらん。
笑いかけてごらん。
魅力的にやさしく、愛する人を見つめ、笑いかけるように。

その時、~これが一番大切なことだが~
自分のその顔を造った
髪の毛を造った
肌を造った
血を造った
自分を造った未知な力に 思いをとどかせよ。

自分を見て 自己の奥に、生まれた時から
心臓を、動かし続けている偉大な力を、観ぜよ。

そのとき、’時’を超越するだろう。

’時を超越’すれば、年はとらない。
肌は弛み、白髪が生えようが、しかし、その背後のオーラは
損ずることなく、若き頃のように、はつらつとした メロディーを
送っている

それによって、自然の物質の’老化の摂理’は、ある程度 遅く
させることができるのは事実だ。
観念の流れで、時間の経ち方は、決められていくのだから。

そして、俗悪な観念から心を解き放せよ。
そんな世界に埋没していても、生活のために、どうしようもない、
人間の執心のあやに、取り込まれようとしていても
とにかく、異次元の世界に置いた心を、常に’存在’の中に
見据えていること。

’異次元の世界に置いた心’とは、次元を超えて’宇宙意識’の中
の自分を自覚している、自分なり。

芸術家がいつまでも若々しいのは、このためでもある。
芸術とは、純粋なものほど、この次元より、インスピレーションが
下りるものだから。

芸術家は この次元に常にコンタクトを持っているがゆえに、
俗悪な平面的で即物的な地球の生活の中でも
真の自己を見失わず、したがって、オーラは気枯れ少なく
輝いているわけである。

若きを欲する者よ
美しきありたい女たちよ

この秘訣を心にとめて、なるべく多く鏡を見よ。

**********************
後記;
これが 核心ですね。
とにかく、異次元の世界に置いた心を、常に’存在’の中に
見据えていること。”

”存在”の中、とは、どういう意味でしょうか?
これを言葉にするのは、とても難儀ですが、その試みを、
今、ブログで格闘中です。

ヒントは、”human being” と、”human doing” の違い
ではないでしょうか?
いつも変わらない、being (存在)である、私たちが
本来の human の意義なのですから・・・







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