自然治癒力セラピー協会=Spontaneous Healing Therapy Japan

自然治癒力を発揮させるために、心と体の関係を考えます。

今、宇宙意識(超越意識)と結びつくためには・・・

2023年05月28日 | 健康と”悟り”・スピリチュアリズム

今、”宇宙の智慧”で生かされている事実を具体的に思い出す 

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今、私の手元にインド出身の医学博士ディ-パック・チョ-プラ

(Deepak Chopra)氏の著書“The Spontaneous Fulfillment of Desire”

という一冊の本がある。


このタイトルは意訳すれば、”自分の願うとおりに自然に、物事が

すすみ満たされることということ。

たとえば、健康になることを例にとってみたい。

如何にしたらそういうふうになるのか?。

”自分を超えた知性(スピリチュアルな領域の知性)と結びつくことだ” 

がその答えだ。 

 

自分を超えた知性というのは?

現在(顕在)意識や、”潜在意識” 以外の 私たちが持っているもう

一つの智慧の意識その意識を宇宙意識、または、超越意識と呼ぶ。

宇宙意識は、文字通り、宇宙の運行の法則を創り出している意識

といえるだろう。


星同志をぶつからずに配置し、宇宙生物を創造し、生命を与えている

エネルギー意識だという。

その意識につながるためには、では、どうしたら良いのだろう?


冒頭にご紹介した、チョープラ博士の著書は、邦書では、住友進氏の訳

でサンマーク出版から “ゆだねるということ”(2007年)という邦題で、

出版されている。 


つまり、ゆだねること、が、鍵なのだ。

が、すでに、私たちの心(自我意識)は別として、身体細胞意識は、

この宇宙意識にすべてゆだねているのだ・・

私たちの表層意識は思いもよらないほど、身体を司るパワーは、

宇宙に流れる生かす力の周波数と完全に一致しているのだ。


具体的に、著書からみてみたい。

 宇宙意識の持つ智慧を具体的に言うと

(以下著書から抜粋)

① 量子を結びつけて、原子にし、原子を結び付けて分子にし、分子を

結び付けて、物質の構造の力を築き上げている智慧


② 生きている細胞のすべてには意識があり、距離が離れていたと

しても、同じ種やほかの種の細胞に、意思を伝達することができる智慧


③ 自然界でシンクロニシティ―を造る力~

たとえば、魚の大群、鳥の群れが方向転換する瞬間、編隊を組んで

飛行していながら、リーダーが無くても、すべての鳥が瞬時に同じ動き

をし、方向転換をして進路を変えることができるような智慧


④ ③の力を人間の身体の中のシンクロニシティ―に目を

向けてみると、体内のほんのわずかな変化にさえ、健康を

保つために、全身が反応する。

たとえば、一日中何も食べないと血糖値が下がる。

すると即座に値を回復できるよう、全身にシンクロニシティ―が発生

する。


こ細胞の持つシンクロニシティーを具体的に、もっと、観てみると・・・

 *血糖値が下がると、膵臓からグリコーゲンと呼ばれるホルモンが

分泌される


*すると、肝臓に蓄えられていた糖分をグルコースに転換し、身体の

エネルギー源にする。


*加えて、脂肪細胞は脂肪酸とグルコースを血液の流れに放出し、

神経細胞は骨格筋を刺激してグルコースの貯蔵を停止させる。


*インシュリンの量は減少し、心拍数が高くなり、エネルギーが

素早く体内に回るようにする。


このように、血糖値を正常値に戻すため、体内では約百万の出来事が

私たちが知らない間に、身体の細胞同士のコミュニケ―ションのもと、

同時に発生する。

このすべての活動は従来の物理学では説明できない、光の速さより、

素早く伝達されるコミュニケーションがなければ在り得ない出来事

だ。” 以上(引用終わり)


この不思議な体中に伝達される光より速いコミュニケーションとは、

どうして可能なのだろうか?

 

その答えは、心臓の電気的活動引き起こす共振によって開始される

~と博士は言う。

博士の言葉を引用すると~

 

心臓にはペースメーカーの機能備わっていて、平均一分間に、

およそ72回の鼓動を維持している。


このペースメーカーは数秒ごとに電気インパルスを発信し、それが

心臓を機械的に収縮させている。


電気が存在するところには電磁場が発生するため、心臓が鼓動する

たびに全身に電磁エネルギーが送られていく。


つまり、心臓は電磁場を持つ人体で最高の発信機なのだ。

心臓は共振の場を造りだし、体内に存在する一つ一つの細胞をほかの

すべての細胞と同調させている。

そのエネルギーは体内ばかりでなく、体外にも放出されている。

 

電磁場が全身に広まり、細胞が同じ共振の場に置かれたとき、すべての

細胞が同じ音楽に合わせてダンスを始める。

 

独創的な考えを抱いたり、安らか気分でいたり、愛を感じている時、

電磁場はきわめて安定した状態にある。 


どの細胞もほかの細胞がどのような活動をしているのか理解している。


胃の細胞が塩酸をつくり、免疫細胞が抗体を作り、すい臓の細胞

インシュリンを製造し、それぞれ効率的に自分の仕事をしながら、

すべての細胞は同じ目標に向かって働いている。”以上(引用終わり)


こうしてみると、”生命力”と一言で表現すると、この同じ目標にむかって

動かせる私たちの体内組織を覆う”人知”を超えた“智慧力”のことでも

ある。

私たちの体内は その智慧と直結していて、寝ていようと起きていよう

と、常に働いてくれているので、身体の機能が完璧にそれぞれの役割

を果たせ、朝、当たり前に目覚めて活動を始めることができるのだ。

 

身体の細胞レベルでは、しっかりと超越意識と無意識の中で、つながって

いる。

”愛を感じている時、電磁場はきわめて安定した状態にある”。

と、博士がいうように、私たちが愛、優しい気持ち、温かい気持ち、

を感じている時、この宇宙意識は、身体に対しても、最大限の効力を

発揮するらしい。


不安を取り去るためには、自分に内在する大いなる智慧に心の眼

をむけたらどうだろう?

頭の中で、限られた情報と知恵で心配しているより、”智慧にまかせ

られたら”?

ずいぶん、すっきりと、してくるはずだ。

心が軽くなれば、不安や思い込みの恐れ軽減した隙間には、必ず

”愛”が流れ込む・・なぜなら、智慧は愛の姿を変えた形態だから・・・。


つまり、博士のいう、

”自分を超えた知性(スピリチュアルな領域の知性)”とムスビつく

こととは、たいそうなことではなく、すでに、私たちが生きている

ことと、しっかりと、結びついているという、嬉しく不安の

あり得ない、現実(身体細胞と、宇宙波動が、連携している事実)

知ることかもしれない。

 

 

 

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稲荷神社の、”稲と荷”の意味

2023年05月25日 | 超古代日本の精神(ホツマツタヱ)

超古代に見られる ”赦す心”

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上の写真(猿沢池~猿に似たハタレ魔たち

が、次生で人間に生まれ変わることを約束

されたので、潔く自死した場~が’猿さわ

池’の語源とホツマには出ている

 

広島で先日、主要国のサミット会談

が終わりました。

広島といえば、以前、広島で行われ

外務省関係のレセプションに、

家族で出席したことがありました。

その時、アメリカの外交官から、

”多くのアメリカ人たちは 広島

を落としたことに対して、罪の

意識を持つような教育は受けて

いませんと聞き、印象的でした。

むしろ、”世界戦争が終結させた

のは日本に原爆を投下したからだ”

という背景に、重きを置いている

というのです。

一方、我々、戦後生まれの日本人が、

原爆を投下され、多くの悲惨な犠牲

を出したという理由で、少なくと

も、アメリカに対して、恨みを抱き、

国民感情を害しているという話は

聞いたことがありません。

それに比べ、韓国との間には、

いまだに戦争中の慰安婦問題など

が,尾を引いて、日本への国民感情、

は、決してもろ手をあげて、友好

的ではないのが現状です。

アメリカに、二つもの原子爆弾を

落とされた国民が、最も親近感を

感じる国の一つにアメリカを揚げて

いるのに対し、戦争の後始末問題

で、韓国の人たちが抱いている

日本への感情と比べると、隔たりの

大きさを感じます。それには、国民

の違いが背景にあるようにも思い

ます。

どうやら、日本人のDNAとして持つ

独特の“赦(ゆる)し”感から、来る

のではないかと思うのです。

そのことは、”ホツマツタヱ”の 

8綾に書かれたはたれ魔退治”の話を

読むと、納得できそうです。

 

今日は、その”ハタレ魔”と稲荷神社

の由来について、触れます。

はたれ魔とは何でしょう?

ホツマツタヱの中では、

“人間の欲望に巣くって、それを

餌として喰らいながら増長する

癌細胞のような存在として

描かれています。

人の持つ負の感情に、”魔”はよって

来ます。そして、そうした負の感情

増幅させていきます。

そのために、古来から、日本では、

禊(みそぎ)という穢れを落とす

行為を大切にしてきました。

お風呂好きで清潔な国民性も、禊の

文化と関係があるのかもしれません。

ホツマツタヱでは、天照大神が自ら

国が乱れたときに、さかんに、”禊”

をされたことが書かれています。

ハタレ魔が日本のそこかしこに、

出没して、民の生活を乱れさせ、

悪行や賄賂などが横行して社会が

乱れた時が、ありました。

そのとき、民の世の乱れはご自分

の中に、その大元があると天照大神

は、自省されて、何千回も滝に打た

れ禊をしながら、ハタレ魔の退治

戦を練ったのです。

天照大神は 側近の命(みこと)た

ちに、勅旨を出し、はたれ魔の退治

作戦が慣行されました。

 

ようやく、狐に似た顔を持つはたれ

魔’の大軍カタマロ命生け捕りに

しました。

カタマロ命が、彼らの首を落とさん

するところで、ハタレ魔の大将は、

次のように、改心して、カタマロ命

’命乞い’をしました。

”今、殺さず、生かしてくれれば、

心を改め天照様のために仕えます

と。

その言葉を信じてカタマロ命は、

彼らを赦し、その事を知った天照大

はハタレ魔たちに、命を下しまし

た。

稲作の工程において、稲の神を助け

忠実に働くけよ・・・・と。

こうして恩赦を受けた ‘狐に似た

はたれ魔’たちは 約束通り、

改心して、それからは、稲の神の

傍らで稲を守り、豊作になるよう、

従順に働くようになりました。

それが、今も残る、稲荷神社に

狐さんが、置かれている本源です。

ハタレ魔たちが許されたのも、背景

には、彼らの善性を信じたからと

言えるでしょう。

 

彼らが守る稲作の神、稲の神の

そして、荷田(かた)マロの命の、

’荷をとって、キツネハタレ魔が

鳥居の前で守り、その神々を祀る

神社は、稲荷神社と名付けられま

した。

天照大神は、ホツマツタヱの中で、

”蒼稲魂(うけのみたま)神(かみ)と

保(うけ)食(もちの)神(かみ)

及び荷田麿命の三神を、合せ祭りて

荷(か)田(だ)神(かみ)となす。

(今日の荷稲(いなり)神(かみ)これ

なり)“

として、稲荷神社の稲荷の由来、

そしてそこに祀られている神々を、

明確にしています。

 

 

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シタールで詠うご詠歌

2023年05月24日 | 協会ホームページ

私とご詠歌について一言・・

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2023年5月24日

 

関係者の方、また、ご詠歌を真摯に

お勉強されている方がご覧になった

ときのために―ーひとこと添えさせて

いただきます・

昨日、フェースブックにあげました

ご詠歌は 本来のお道具を使って

の御唱えではございません。

本来、ご詠歌はお経に準じますから

寺内で儀礼があったとき、

あるいは、巡礼時などに、御唱えするもの。

今回は、シタールという楽器伴奏で

舞台上でご披露いたしました。

これは、顰蹙(ひんしゅく)を

かってもいたしかたない行為とも

見えます。

私自身、ご詠歌は7年 曹洞宗の

師の元で学び、今回のホールでの

演奏に関しての、ご了承とご理解を

得ております。

動画の中のご詠歌は、今回は、

西洋式発声でしたが、音階、リズム、

などは、オリジナルのご詠歌の

ままで、客席の師匠の前でご披露

させていただいていたことも、つけ

加えさせていただきます。

https://www.facebook.com/profile.php?id=100093107853629

こちらをコピーして、検索して

いただくと、フェースブックlに

はいれますので、ぜひ、

機会あれば、ご視聴いただければ

幸いでございます。

 

 

 

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F.Bで公開したご詠歌の歌詞

2023年05月23日 | 協会ホームページ

”自然治癒力セラピー協会”フェースブックを今日、立ち上げ、

ご詠歌をシタール伴奏にのせて、ご披露させていただきました

https://www.facebook.com/profile.php?id=100093107853629

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2023年5月23日

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観世音菩薩第二番のご詠歌を、

シタールを伴奏に、詠いました。

コロナ直前の、海老名市民会館

小ホールでの、演奏で、インド

古典楽器で、日本のご詠歌を歌う

という初の試みでした。

調音がだいぶ外れていますが、

お聞き苦しいのを、承知で

公開させていただきます!

フェースブックは、今日、

造りました。

https://www.facebook.com/profile.php?id=100093107853629

ちなみに、現在、グーグルに

出ているフェースブックは

メールアドレスを交換した時から

凍結状態で何年も開かずの状態

になっております。

 

公開した ご詠歌の歌詞は以下です。

”見渡せば

功徳の海に 寄せ返す

一つ一つの 波のきらめき”

 

まぶしい太陽に照り返しを受けた

無数の波が、次から次へと、

打ち寄せてくる様が眼に浮かびます。

私は、この歌を歌うとき、”功徳”

という”当たり前のように

受けている恩恵を心に浮かべます

自然の恵みや 親や友人知人から

支えられている社会の恩恵、

そして、自分を生かしてくれて

いる生命力)を思い出します。

すると、その恩恵で生かされている

私たちは、海に寄せる無数の

波のように、それぞれ離れていても、

結局 海という広大な一つのまとまり

の中に、生きていて、互いに繋がって

いる存在同志だということも

感じられます。

 

最後に、聴きに来て知らない間に

撮影してその動画を、保管して

おいてくださった、セラピーの

良き理解者(犬)クウちゃん

のママさんに感謝!

 

 

 

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マッカーサー元帥を感動させた 昭和天皇

2023年05月10日 | 超古代日本の精神(ホツマツタヱ)

万国共通の真理(1)”中心帰一”

2023年5月10日

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私自身そして、自然治癒力セラピ協会は、特定の

宗教心髄するものではありません。


ホツマツタヱを、天皇信仰と結び付ける考え方に

否定はしませんが、大切なことは、そこに書かれてる、

”真理”ではないかと思います。


ホツマツタヱには、太古地球の生成から、

国造りの話、そして、天照大神の御世に確立された"

天(あま)なる道”が 主に前半に描かれています。


そこには、”天皇は私利私欲を離れて、国民のために祈り、

(みそぎ)をして、国の安泰と弥栄を実現していくべし”


たびたび、大神(天照大神)の言葉として、

記述されています。


一方では、興味深いことに、天皇一般の民との、

違いは、双方とも”神の子”であるという考え方

よって差別をつけられるものではないことも

明らかにしてます。


ホツマツタヱの中の、”神は人なり、人は神なり”

という言葉よって、それは、知りえます。


つまり、天皇も神なら、人の子である以上、

誰もが、神と同格であるとも、ホツマツタヱには

述べられ、天皇と民との間に”人間価値”

として差別はありませんでした。


ただ、人体の部位にその働きの差があるように、

社会で、各々の務めの違いはありました。


差別ではなく、区別といえるでしょう。

その区別は、農民、商人、物づくりのヒト、

武士(もののふ)と明瞭化され、年代が経るにつれて、

次第にその違いは、身分格差として現れて来るよう

になりました。


が、天照大神の時世(実際、政を行われた年数は

何十万年という記載があり、これには諸解釈があります)

民は、天皇に忠誠を誓い、天皇は、無私公平な政

を司る頂点にたつ責任者として、民を守る義務を

自覚していました。


天照大神を中心として、宮中に仕える臣たちも、

民衆たち一つにしていたのです。

それは”中心帰一”と呼ばれる真理にも

照合しています。

万物には、中心があり、その中心がその役割を

果たしてこそ、また、周囲もその中心を軸として

一丸になって動くとき、和合と順調な結果を

もたらすという法則です。


至近の例では、船の運航にもたとえられるでしょう。

船のかじ取りをする船長は一人で充分です。

何人も、船長がいては指令が統一できず、かえって、

安全が損なわれます。


副船長や操縦士、技術者たちは、船長を信頼し、

その決断に随い、各自が仕事分担の責任を

果たしてこそ快適な船旅ができるです。

船長を中心として、安全航海を進めるというのも、

”中心帰一”のルールが潤滑に働いているからと

言えるでしょう。


これは、人間社会や組織だけでなく、

あらゆる分野に、当てはまるようです。


文化勲章を受けた医学博士の二木博士は、

医学的見地から、この法則を、”求心的帰一”

呼び、次のように語っています。

 

“われら日本式は、求心的帰一的研究である。

どういうことかといえば、個々の現象を

一つの中心にまとめしまう方法である。


医学で言うのなら、その中心というのは、

生命である。

生命には 空気も 日光も 水も 草も 

木も必要である。


そして、空気も日光も水も草も木も 

すべて生命に帰一するのである。” 

(引用終わり)

生きとし生けるものは、生命力に帰一します。


それでは、自然界を国体に変えたとき、何に、

帰一するのか?


ホツマツタヱでは、”無視無欲で国を治める指導者”

に帰一するとしてます。

それが、天皇(天照大神)でした。


大神(天照大神)ご自身も、国が乱れれば、

自分に非がありと、自ら禊(みそぎ)をして、

身を清め続け、その間に、策を講じ、臣たちに

指示を与え、国を安泰に保っていたのでした。


民を子とする、大神の民に対する、親心に

匹敵する、御心を知っている民衆は、大神を深く慕い、

信頼して、天照大神他の地に移り住もうと旅立てば、

寄って囲んで、留まるように懇願したことも

記述されています。


現代の政治家のように、”私に一票ください”と、

選挙でひたすら、魂願して、頭を下げ、

当選すれば、自ら”万歳”と、手を揚げる光景とは、

まったく逆さのことです。


天照大神が自分の住む地にとどまり、政を

治めてくださるーーと万歳三唱するのは、民たち

なのです。


さて、古より、天皇は禊を日課とされていました。

身を清めて祈る・・・それが、大切なお役目

でもありました。


現代でも、天皇の大切なお仕事の一つに”ご祈祷”

があります。

我々庶民には、そのことはニュースで報道される

ことはないので 知る由もありません。


天皇の無私無欲で、国と民を護るという古代

から続いている、”この天(あま)成る道”の

精神は、現代でも、繫がれていること

が、次のマッカーサー元帥の手記から 

伺えるのでご紹介します

 ***************

天皇の話はこうだった。

『私は、戦争を遂行するにあたって日本国民が

政治、軍事両面で行なったすべての決定と行動

に対して、責任を負うべき唯一人の者です。


あなたが代表する連合国の裁定に、私自身を

委ねるためここに来ました』


大きな感動が私をゆさぶった。

死をともなう責任、それも私の知る限り、

明らかに天皇に帰すべきでない責任を、

進んで引き受けようとする態度に

私は激しい感動をおぼえた。


私は、すぐ前にいる天皇が、一人の人間

としても日本で最高の紳士であると思った」

(『マッカーサー回顧録』1963年)


GHQが戦後、天皇制の廃止を試みようとした

そうですが、それを実行しなかったのは、

次の事情があったようです。


皇室と国民の関係の絆が強いこと、そして、

マッカーサー元帥に、昭和天皇が会見したときの、

上にあげた会見中、

”わが身はどうなっても良いから日本国民を助けたい”

という篤い天皇の国民への想いと私欲のない

言葉に、元帥が、心を打たれたため、ということを

聞いております。

 

**************************

 

 

 

 

 

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