ホツマツタヱ19紋(あや)から
**********************************2024/1/05
日本の伝統食で、春の七草が入った
お粥です。
七草は早春に芽吹くことから邪気を
払うといわれており、
無病息災を願う意味合いがあります。
また、お正月で弱った胃腸を休める
ためにも食べられてきました。
七草粥の主役は、せり、なずな、ごぎょう、
はこべら、ほとけのざ、すずな、
すずしろの七菜です。
この七草は「5・7・5・7・7」の
リズムに合わせて
「せり・なずな/ごぎょう・
はこべら/ほとけのざ/すずな・すずしろ/
これぞ七草」
で覚えられます(以上AIによる説明)
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一方、ホツマツタヱの19紋(あや)に次の
記載がある。(現代文 須田訳)
”25鈴 130枝(ももみそえだ)の年 さなと
(当時 使われていた、カレンダーの読み方)
初春1月1日 天照大神は、御世の世継ぎを 御子
忍穂耳尊(おしほみみみこと)に
譲られた
天照大神は、天宮を下りて、伊勢にお住まいに
なっていた。
その折に、月隅国(つきすみ)の大熊人(おおくまど)
命が ヒズメが青い馬を献上した。
天照大神は喜び、大熊人命に ごちそうを与えた。
(ごちそうというのは)御形(ごぎょう)、はこべら、
イタヒラコ(仏の座)すずな、すずしろ、すせり、
なずなの 七草の料理だった。
この料理を食べることで、鵺(ぬえ)あしもち(魔)
が井戸に、毒物をいれて皮膚の疾患を起こすと
いわれていたが、それを、清め祓うことができた。
桜葉の季節になると、桜餅をつくり、日高見国から
高木命が引いてきた 黄金色のヒズメをもった馬を、
献上した。
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今から、数十万年、数百万年?か、数字が
天文学的なその太古の天照大神の昔、
すでに、天照大神が
馬を献上した命(みこと)への 振舞食に、
この七草が出てきます。
時は、旧暦、1月のお話。
その効は、魔(ハタレ魔)達が数々の悪さを
世の中に行う時世、 この七草を食すると、
それらの魔の一つ 鵺(ぬえ)がしかけた
毒から 病になることを、防げるという
ものでした。
そして、現代、令和の時代になっても、1月7日
には、この七草を使って、粥(かゆ)を作る風習が
残っています。
そのルーツは、すでに、この太古の神代の時代に
さかのぼります。
その次に、桜の季節の、桜餅が出てきます。
こちらも、この神代の時代に、桜葉を使って
桜餅をつくり、
神々が召し上がっていたことがうかがえ
知れます。
こうして読むと、私たちが何気なく 季節ごと
につくっていただく食の中に、日本の伝統的文化
が息づいているのに 気が付きます。