”食は医なり”の関連 2014・1・30
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癌などの増殖の速さは知られている。
私たちの体の臓器は細胞から、細胞は分子から、細微単位でいえば
素粒子からできているといえる。
その振動が正常であるから、臓器が機能しているのだが
癌のような素粒子の乱れた波動が力を増すことで
本来の振動数が変わってしまうと言われる。
素粒子の波動の乱れは、細胞の波動の乱れとなり、臓器が正しく
働かなくなり、自覚症状が現れる。
痛みだったり、かったるさだったり、それぞれだがその症状にも
波形があることがわかった。
江本勝氏は著書でこう書いている:
”痛みには痛みの波形があります。
それを治すためには その痛みの異常な波を消す波動を、送るしか
ありません。
何種類かのケミカルな成分や生薬とが合成された薬が その症状の
持つ波形を消す働きがあるから、傷みが消えるのです。”
としたうえで、頭痛にアスピリンが効くには、頭痛時の異常に
増える山や谷の波動を、山には谷の波動、谷には山の波動を合わせる
効果を持つ薬品を投与すれば効果があがる。
それが、いわゆる、アスピリンの効果で、痛みの波動に、プラスと
マイナス同等を加えることで、ゼロにするから、痛みが消えるというのだ。
その実証のほどは、本の中では検証されていないようだが、理論としては
一理ある気がする。
さて、次の実例は興味深い。
想念がエネルギーであるということは、すべての物質から発する
”想念”(その物質らしさを形作る本質的エネルギー)が、他の物質に
影響を与えるという実例だ。
具体的に言えば、鉛が水道管を通して、心身にもたらす影響が
挙げられている。
ある家の、水道局の公的機関による、水質検査では その水には
何らの異常もなく、飲料水として”適している”印をもらっている。
これは、検査の水の分子レベルでは 鉛は含まれていないという証明だ。
ところが、江本氏によれば、素粒子(波動)レベルでは、水道管の
鉛の影響はデータには表されないが、影響力は確実にあるという。
その影響力は、人体にとっても細胞の素粒子レベルで悪影響を与えるほど、
検出限界は超えている場合があるという。
具体的にそのお話を、著書から引用する:
”(友人の娘さんの髪の毛を)波動測定器で調べてみました。 その結果
① 脳全体の共鳴値が異常に低い
② 体全体にわたって異常共鳴値が見られた
③ それらの原因と思われるものとして 鉛毒素
が脳および体全体に見受けられる知人はその分析を聞いた後に、
初めてその女性の情報を私に明かしました。
それによると、彼女は10年間にわたってある大学病院の精神科に通院。
入退院を繰り返してきたそうです。
何度も精密検査を受けても、一向にその原因も判明していないのだそうです”
(引用終り)
この結果は 娘さんの家族に知らされ、家族は 自宅の水道管がまだ、
鉛管であることに思い当たった。
もし、それが何等かの関連性があるとしたら、体の鉛の含有値は家族にも
みられるはずだ。
そこで、家族と本人の体を波動測定器で計測すると(以下引用)
”御嬢さんの体からは、髪の毛による検査と同様に、強い鉛の毒素が
検出されました。
その割合は 12/21、分母が21は波動測定器の値です。
ということは、12/21は五割を超えているわけで、かなり高い数値です。
御両親の場合は、9/21でした。
問題は水道水でした。
こちらを分析したところ、19/21という強烈な鉛毒素が反応したのです”(
引用終り)
江本氏は その波動を打ち消す波動を水に与えて 波動水を造り
それを飲み続けてもらうことにした。
その結果、2か月後には 御嬢さんの鉛毒素の数値は2/21まで
減少したという。
この家庭の鉛の水道管を通って出る飲料水を。公的機関にチェックして
もらっても”飲料可”の結果となった。
そこで江本氏は次のように結論づけている。(以下引用)
”水はたとえ直接的に毒を吸収しなくても、人体にとって有害な毒を
波動という形で吸収したのです。
いわば、毒の情報をとりいれてしまいました。
鉛毒素の情報が入った水を、飲み続けたせいで、御嬢さんは体内の
振動を狂わせてしまいました。
そのために原因不明の心の病に苦しめられ続けたのでした。”(以上引用)
毒の情報、という意味は 先回の拙ブログの、水の結晶のところで
書いたように、”言霊(エネルギー)レベル情報を、水はキャッチする”
という裏付け実験と同様、鉛の発する毒素のエネルギーを、水が吸収した
と考えられる。
こうした、想念レベルの情報を 江本氏は 素粒子レベルの情報とも
呼んでいる。
例えば、食は医なり という言葉。
これは、食事療法を行う場合のみにあてはまるのでない。
食材そのものも 細胞、分子、素粒子と細微レベルでのエネルギーの
振動で成り立っているとしたら、良質のエネルギーの摂取こそ、
私たちの心と体を、健康に創り上げるということであるだろう。
改めて、自分の波動を高めるということは、こうした周囲のすべての
ものの波動とかかわっていること、良い波動をキャッチして悪い波動
に左右されないためにも必要なことなのだと改めて思う。
こうしてエネルギーと波動、その互いに共鳴し合うという事実を考えると、
直接取り入れる食物の波動も、大切であろう。
余談だが一言付け加えさせていただければ、インドでは、大師は
食べ物の重要性について次のように教えている。
”なぜ、食べ物が重要であるのかといえば 人間が消化する食べ物に
よって心の根源の維持や発達を促進すると 印度古代から続く
ヴェーダ哲学では考えられているからだ。
食物の粗雑な部分、繊維や栄養外の物質は、排泄物として体外に捨てられる。
もっとも微妙な部分(食物の生命体を構成しているエネルギー)は
取り出され、われわれの心の形成に使われる。
清浄な水分の精妙な要素は、生命の中核に関与し、これをサラーナマヤ・
コーサと呼ぶ。
つまり、
① 心の中核=マノマヤ・コーサ
② ブッディ(心)の中核=ヴィジナナマヤ・コーサ
③至福の中核=アナンダマヤ・コーサ
という命の中核は水分と食物によって形づくられている。
私たちが摂取する食べ物を心して純粋であるもの、
汚染されていないもの食品添加物や保存料を使っていないもの、など
気をつけてとらなければならない理由はここにある。”
江本氏の述べる物質のもつ素粒子レベルでのエネルギーを考えるのなら、
ここで大師が述べている 純粋な食べものが体に良いという意味合いは、
少なからず、科学的な根拠をもって受け入れられかもしれない。
参考: ”水の真力” 江本勝著 講談社 2004年