文献に出てくる北極星 2014・10・26
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北極星は常に 北にある星として知られる。
宇宙の星はこの北極星を軸にして回るように見えるところから
太陽や月への信仰とともに、北極星に特別な霊性を見出すことも
古い時代からあったようだ。
かつて ブログで岡本天明氏の ひふみ神示から 北 の
意味する処をとりあげたことがある。
(1) ”霊界人は、その向いている方向が北である。しかし、地上人の
言う北ではなく、 中心(*1)という意味である。”(以上引用)
北 を ここでは 中心という意味で使っている。
地上から見える星で、北極星 という星がある。
筆者は依然、北極星が 霊的に意味のある星で
あることを聞いたことがある。
北極星は天体観測の上でも重要な星なのだろう。
常に そこに ’或る’ ということで、位置決めや
方向の判断に必要不可欠であるのだろう。
常に 動かざる位置 それが、中心点という意味で
重なり合うのかもしれない。
(2) 中心は、歓喜の中の歓喜である。それを基として、前後、左右、
上下そのほかに、無限立法方向(*2)が定まっているのである。(以上引用)
中心は動じないところの点でありそれが歓喜であると天明は言う。
無限立法方向が中心の外に 造られる。ここでは、宇宙の話ではない。
私たち一人ひとりが宇宙の中心であり、私たちの中心が、歓喜
そのものであり、私たちの造る、自分自身の宇宙は無限に
拡がっているということだろう。
(3)霊界人は地上人がみて、いずれの方向に向かっていようと
その向かっている方向が中心(*3)であることを理解しなければ
ならない。(以上引用)
霊界人が向かっているのは、結局 中心だという天明だが、私たち
地上人が向かっているのも中心方向に、向かって前進しているのだ
と思う。
それでは もう少し具体的に、中心 とは何だろうか?
(4)それは絶えざる愛であり、真理と受け取られ、それを
得ることによって、霊人たちは生長し、生命しているのである。
要するに、それは霊人たちの呼吸と脈拍の根本をなす(*4)
ものである。(以上引用)
ここにあるように、向かっている中心は、愛 に満ちて、
別の言葉でいえば、真理 そのものであるという。
霊人は、その 真理に向かって 進み、進むことで生長する。
生命している~というのは 活き活きと活動しているという
ことだろう。
さらに、その 真理への道 そのものが 霊人の呼吸と脈拍の
根本であるというのだが、霊人に、呼吸や脈拍は 無いだろう。
呼吸や脈拍(心臓の鼓動)は、生きている証である。
霊人も生きている という意味で、この比喩が使われ霊人が
生き生きするために、真理 という 空気のようなプラーナが
必要であるということだろう。
(5)各自の眼前に、それ相応の光があり、太陽があり、歓喜がある。
それは、霊人たちが目で見るものではなく、額で感じ、受け入れる
ものであるが。(以上引用)(*5)
霊界の光 という証言は多々耳にするところだ。霊体そのものでなく、
光 として感じられたり、その霊体の真理の気づきに応じて、光の輝き
も異なるという。
その光を、仏像彫刻なので、光背(こうはい)として表現されているの
を、ご覧になっていると思う。
その光は、まさに、個人相応であり、額で感じると天明は言う。
額 というのは、 第三の霊的目の所在点であり、霊覚 を感じるところ
をこう呼んでいるのだろう。
(6)地上人においても、その内的真実のものは額でのみ、見えるもの
であって、目に見え、目にうつるものは、地上的約束下に置かれ、映像
された第二義的なものである。
映像として真実であるが、第一義的真理ではない。(*6)
ゆえに、地上人の肉眼に映じたままのものが、霊界に存在するので
はない。(*7)(以上引用)
第三の眼 は、地上人にとっても、こうした光を感じる(観る)ための
眼であり、それを天明はここで指摘している。
その額の眼ではなく、私たちの日常使っている肉体の目に映し出され
たものは、真理とみえようとも、そうでないと天明はいう。
それは、地上的拘束下 に置かれた二義的なものだという。
地上的拘束というのは、
①この肉体を維持する環境の中常識想念
②あるいは、(大衆的想念)の力や、
③肉体的機能の限定された能力、
④あるいは、その人間の信念などをさしている
と思う。
どんなに 中立的な人でも、判断時に意識していない潜在心理には、
多少 これらの要素が何かの決定事項や、事象判断に
かかわっていないと誰が言えるだろう。
潜在意識を超えた 超意識を自覚するためには、真理 を知ること。
そして、真理 を知るためには、額の眼を開いて、その光りの
質 と 輝き をキャッチして、第一義的真理か第二義的真理かを
判断する能力を養うことが大切だということかもしれない。
写真出典] 上記北極星写真は、Yahoo!検索(画像) より
*参考図書 ”ひふみ神示” 2011年 岡本天明著 太陽出版
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岡本天明氏について
1897年(明治30年)12月4日 - 1963年(昭和38年)4月7日)
本名は信之、天明は「雅号」である。
信之は1944年(昭和19年)に
その直後、同神社の社務所で『日月神示』
この自動書記現象は約17年間にわたって続き
後に全39巻(本巻38巻、補巻1巻)にまとめられた。
なお書かれた文体は漢数字とカナ文字と記号などからなり、
書記した 天明自身、当初はまったく読めなかったといわれる。
(以上 ウィキぺディアより抜粋)