自然治癒力セラピー協会=Spontaneous Healing Therapy Japan

自然治癒力を発揮させるために、心と体の関係を考えます。

生まれ変わり一考(2)

2023年01月31日 | 健全生活のために”死”の常識を反転

輪廻転生を終えるための、人生点数は?   2023年1月31日

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1月27日からの続きです。

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これまで)

亡くなって死後の世界に来たSが天使の前で、

生前の行いの良し悪しの点数をつけられていた。


それによって、次の生まれ変わり予定条件が変わる

ようだ。


今日は、彼の、生前良かった行いを、認めて加点される

ところから、天使との会話が始まる。

(MとGは、天使/ Sは交通事故で亡くなった魂)


R:“そうはまだ言っていない。

定期的に病院で献血したので、加点20点。

高速道路で炎上しかかった車から運転手を助けた

ので得点50点。


古着を棄てる代わりに、エマオの会(恵まれない人

たちへの支援団体)に寄付として 送ったので

得点10点。


S:“私が死んだ時のこともお忘れ

なく・・・”以上は本文から引用)

 

これは作り話のように見えるが、タナノートに

よると、

幽体離脱してきた著者が、あちらで、こうした話

見聞きしてきた記録ということだ。


閻魔(えんま)様はいないが、天使たちが生前の行い

を記録につけて点数がつけられるところは興味深い。

その魂は 交通事故に巻き込まれて死んだ。

以下、本文を引き続き引用;

 

G “そう、あなたは、追い越そう飛び出してきた

トラックが目の前に現れたとき、とっさに前にいた

自転車を避けようとして、横のプラタナスの木に激突

したのだったね。


この2台のトラックの運転手たちは あなたのすぐ

後ろで自分たちの裁きを待っている・・

今回ばかりはあなたも良い判断したのを認めよう。

10点の加点。


自転車だけでなく、プラタナス避けていたら、

もっと得点を得たかもしれない。”


S “なんだって?!”

M “その通り。

ただひたすら葉を茂らせて、道に日陰を作ることを

望んでいた若いプラタナスだった。


この木を、あなたは真っ二つに折ってしまったの

ですからね。

この次は自転車もプラタナス避けて 側溝に

突っ込むことですね。

おそらくそうすれば、車に火がついて、焼死する

ことになっただろう。


火で死ぬことはここでは非常得点が高いのですよ。


S “?・・むごたらしい死だからという意味で?”

R “いや、苦しみが大きければ大きいほど、死は

殉教に近くなります。

焼死の場合、100点の得点になる。”


S “‘この次に’と今おっしゃいましたが、それは

どういうことで?”

G “輪廻転生のサイクルを終わらせるために、

前の生で生きてきた得点は、600点必要です。


さて、あなたの今までの今回のでの得点は

マイナス230点。

それほどひどい点数ではないが・・”


M “特に人間としてはそれでも193回目の転生だ

ということを考えれば・・

あなたを別の体に送り返すしかありませんね、 

次回の試験ではマイナス230点なんて、ひどい点

をとらないよう、頑張ってください。


S “別の体!?”

M “別の生のこと、これからあなたが選ぶ人生

のこと。”


S “自分の人生を私が選ぶのですか?”

G “勿論。

人は常に、自分の選んだものが自分に還ってきて

いる。”

M “私たちは、あなたのようなに奉仕するため

にここにいるのです。


あなたの成長を助けるために存在している。

あなたの転生はあなたにとって良いように改心

できるように、用意されている。”

R “そう、私たちはあなたに、今回の生で犯した

過ちを改める機会を与えるのだ。

新しい生の最初に持っていく切り札という

ハンディーキャップを、まず、選びなさい。


マイナス230点ではどんな生が選べるのか、調べて

みよう。・・・

ここにリストがある。 

未来の両親になる候補のリストだ。”

(以上引用)


死んだ魂は こうした反省を呼び起されて、

点数がつけられ、その点数次第で次のステップが 

まってくるという仕組みらしい。


その天使ラファエロが提示した、リストにかかれて

いるのを 見ると、次のような選択肢が用意

されていた。

続きは2月4日に。

 

 引用箇所(*1)~“タナノート” 

ベルナール ヴェルベール、

日本放送出版協会、1996

 

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生まれ変わり一考(1)

2023年01月27日 | 健全生活のために”死”の常識を反転

転生する前に、次の人生をどうやって設定するか?    

2023年1月28日

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夫が他界して早4か月。彼の魂は生まれ変わる

のだろうか?


それとも、サンスクリット語では、”モクシェ”

いわれる、解脱(輪廻解脱のサイクルから脱すること)

をして、次のステージに、向かっているのだろうか?


輪廻転生は仏教だけの話かと思ったら、クリスチャンの

スピリチュアルな人たちはそれを信じているし、

シャーロックホームズの産みの親、コナン・ドイル氏

は晩年、その研究に没頭し霊体を呼ぶ出す会合に出席

している。


神道の”ホツマツタヱ”の中でも、ヤマタノオロチの魂は、

イワナガ姫に生まれ変わり、スサノオノミコトヤマト

タケの命に生まれ変わったと記述がある。

 

最近は、死後の世界を否定せず、普通に存在すると

感じられる人たちが多くなっているようだ。

それは、現実に 勇気をもって臨死体験者がそのこと

を本にしているからだろう。


そうした体験記を読むと、誰もが生まれる際には、

自分から、’今生の親を、選び、舞台設定を、あらかじめ、

決めて生まれてきた’ということが、わかる。

子は親を選べない・・というのは 通俗的な観念だ。


それが、理解できたら、現在の境遇が悪くても、こんな

になったのは環境のせいだとは、責めることはできないし、

この生での意義を全うすることが、次の生につながる

ということも 自然と、わかるだろう。


むしろ、永遠に変わらぬ”私”の”魂”が、”何か”の

目標に到達するために、選んできた 今の人生なの

だから、直面している困難や、想定外で理不尽に

見える不幸にも、”必ず乗りこえる”という自信と

自覚が、湧くだろう

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今日はフランスの科学ジャーナリスト、ベルナール 

ヴェルベールの本からそうしたことに関する、

興味ある話をご紹介したい。

彼自身、幽体離脱をして、他界に赴き、見聞き

してきたことを、本にまとめている

 

 以下著書から(*1)・・・ 

登場人物: 

大天使ガブリエル、ミカエル、ラファエル、 

死んで今度生まれ変わりを予定している魂をS

ガブリエルをラファエル、ミカエルをM

略する。

 

(死んで生まれ変わり想定の魂)

“ここはどこです?”

~ミカエル

“魂のオリエンテーションセンター。

私たちはこれから、あなたの送った

生を量(はかり)にかける。“

~ラファエル

“裁判のことだ。

あなたの行いを裁き、地球での

輪廻転生のサイクルを終わりに

できるかどうか、あなたの人生を

審査して判断を下す”


“私は善良な人間でした”・・“とがめられる

ことは何もないはずです。 

結婚して 三人の子供をもうけ死ぬ前に家族に

莫大な遺産を残してきた。 

:“奥さんの話がでたが、私の手元にはあなたが

彼女をよく泣かした事実がある。


あなたは不貞を働いて・・・子供の話もでたが、

あなたは本当に彼らの面倒を見たのかね?

彼らが生まれるときでさえ、休暇をとり、

出かけようとしていた。


出張を口実に、彼らの夜泣きの世話から逃げていた。

奥さんが、あなたにそばにいて欲しいと思うときは

いつもあなたは彼女一人にしておいた。


両親の話をしよう。

あなたは、年老いた両親を設備の悪い老人ホーム

に預け、せいぜい、一年に一度しか会いにいく

ことがなかった。“


S:“私の親は、我がままなのです。

私は仕事で本当に忙しかった。”

:’あなたの両親は わがままなあなたを

育ててくれた。

あなたは、子供時代、よくお漏らしをし、泣き、

わめき、だらしなく、よだれを始終たらし、きちん

立っていられない子供だった。

それでも、二人はあなたの気まぐれを我慢する

忍耐力はあった。”

:“なんでも、仕事のせいにしていますね。

あなたの秘書の話をしましょうか?”


S:“そのことも知っているのですか?”

:“ここでは私たちはすべてを承知している。

すべてを理解し、すべてを計上しなければ

ならない。


両親の話に戻せば、二人は本当にあなた

会いたがっていた。

施設に入って、あなたに会えなくなったこと

を嘆いていた。


老人ホームでは 面会客は多ければ多いほど、

そのお年寄りに対して職員の面倒見が良くなる。 


顧みられないお年寄りは、結局、誰から

愛されない人間と思われるものだ。 

だから粗末に扱われる。“


S:“そうはいっても、私はかなり、両親に贈り物

を送りましたよ”

:“いつもあなたは物質的に考える。

あなたの両親は贈り物など欲しがっていなかった。

ただ、あなたにそばにいて欲しかったのだ。

奥さんや子供たちがそうであったように。”


S:“それはちょっと・・・?

二人ともあのホームにて、そんなに不幸だった

とは思えない。 

会いにいくたび、はっきり言ってましたよ、

’万事順調’だって。”

:“二人とも、あなたを愛していたから、あなたに

罪意識を持たせたく なかったから、そう言って

いたのだよ。

今までの話を聞いてマイナス260点だ。”


S:“待ってください。

わたしだって、下界で善い事をしてきたんです。”

:“例えば?”


S:“工場をたてて、失業者を雇い、彼らの家族を

養い、人々の生活を、よりよくする製品を造って

社会に貢献しました。”

:“あなたの工場は あの地域一帯を汚染した。”

:“しかも、あの労働条件で。

そのために、労使間に絶え間ない紛争の種を創り

だした。

あなたは、双方を対立させて、すべてを壊して

しまいましたね。”


S:“経営の合理化のために、労使を区別すること

は、現代の経営法則ですよ。”

G:“工場経営に関して減点60点。

まだある。


S:“今度は何ですか?”

:“一生に侵した、がらくたのような罪。

周囲の者を傷つけた嘘、8254件。

やや卑劣な行為、567件。

きわめて卑劣な行為、789件。

タイヤで踏みつぶした小動物、45件。


さらに、あなたは選挙でいい加減に投票した、

家の財産を使ってギャンブルに手を出した、

音のうるさい車に乗った・・・”


S:“私は、そんなに下劣きわまりない人間でした

か・・”(以上本文から)

 

このようにして、死後の世界に行ったSの魂は、

彼の人生をすべてを知り尽くしている、天使たちに

その行いの点数をつけられる形で’裁判’は続く。


何のために?

彼の成長のために、次に生まれるべき環境の選択が、

その点数によって天使からオファーされるために::

 

 

続きは次回に・・・

 

 引用箇所(*1)~“タナノート” 

ベルナール ヴェルベール、

日本放送出版協会、1996

 

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”心配です。” は禁句

2023年01月21日 | 自然治癒力・生命力・発揮する考え方


”真の癒しの言葉”

2023年1月21日

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昨日の続きです。

次のラインを友人のご了解のもとに載せさせて

いただきます。


互いに精神的啓蒙(大げさ?)しあっている

親友の一人から送られてきました。


これは1月18日に送られてきました。

その前のブログを読み、理屈でなく、やっと、

心から、私の”自然治癒力”と”生命力”への

信頼を感じ取ってくれたようでした。


心配したり、早く良くなるようにと祈ったり

することは、むしろ、逆効果だとわかったと、

その後の電話で次のように、彼女は補足しました。


”自然治癒力、という話は何度も聞いていたけど、

年齢や条件を考えると、つい、検査した方が

良いのでは?

薬は?

と気になっていたの。


でも、数日前のブログを読んで、そうしたあなたへの

心配が、無意味だとわかりました。

むしろ、恭代さんの、足を引っ張ると思い、もう、

そうしなくても大丈夫と思えるようになりました。”

と。

 

昨日も書いたように、

”自分も帯状疱疹になり、悪化すると手に負えない

薬でしか治りませんよ。

お大事に”


というアドバイスを下さった方がいました。

その方の、言葉は愛念として、受け止めました

が、私はまったく、薬を飲んだり、つけたり

する気もありませんでした。


その疱疹が、ひどくなり、水仕事もしみるので、

バンドエイドを求めたで、その酷さを見た

薬剤師に ある病院を薦められましたが、行くこと

もなく、今日まできました。


何故なら、症状として出た身体の異常は、私の体験では

”悪いもの”ではなく自然治癒力がもたらす自浄作用”と

受け止めているからです。

 

こうしたことを、ほとんど、理解してくれる人が

いないのだなあ、と思っていた矢先、このような、

インが飛び込んで、嬉しく思ったのです。


”やっと、理解してくれ、私の欲しい言葉をかけて

くれる人がいた”と、励ましとして受け止められ

たのです。

 

ここで申し上げたいことは、

’薬を塗るな’、’飲むな’、’病院に行くな’の話では

ありません。


そうしたほうが、安心できるのなら、むしろ、

病院で薬をもらい、安心したほうが、自然治癒力

出やすいことが多々あります。


ここで 私が言いたいことは、

”早く良くなってください。心配してます”

と言われて、嬉しく受け止める人と、そうでない

人がいるという人間感情の多様性です。


私のように、常識規格外の人間には、

”大丈夫ですか?

お身体が心配。”

という言葉は、言うのも聞くのも禁句です。


何故なら、言霊(ことだま)力を知っている

からです。

たとえ、常套文句(じょうとうもんく)で使われ

たとしても、言霊という言葉の持つ力は、相手に

影響を与える力があります。


この短い、見舞いの言葉には、”心配”しているという

行間の意味が言霊に含まれています。

心配すれば、そのように、なる・・というのが、言葉

のエネルギーですから、ですので、私は、違った

に変えて、相手に伝えるでしょう。


たとえば、

”今はお辛いでしょうけど、きっと、良くなって、

前より、一層、元気になりますよ”

とか、

”症状は、浄化作用ですから、あまり、ご心配

されないように”とか、です。


相手を癒す言葉とは、何なのか?

人によっても違いますから、難しいですね。

 

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手(帯状疱疹)の自然治癒経過(写真)

2023年01月20日 | 自然治癒力・生命力・発揮する考え方

2023年1月20日

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昨年11月から手の甲に出て、

癒えないまま年を越しました。


が、2023年正月に、心の重荷を取り込まない術(すべ)

を、自覚してからは、どんどんと快方に向かっていった

ことを、先日ブログでご報告いたしました。


昨年暮れ12月29日に最初のご報告、それから

1月6日の状況報告が最新版でした。

それがバンドエイドを張り付けたこちらの写真です。


昨夜、親友から電話で、その後の経過を聴かれました。

そういえば、まだバンドエイドをとった写真が無い

ので昨日、絆創膏をとって写した写真です。



経過をさかのぼってみますと、昨年12月29日の写真

が下です。


これと、3週間後の写真を比べると、中指の亀裂

や甲の荒れがだいぶ良くなったと思います。


在る方から、帯状疱疹は薬を飲まないと、完治

しないと、一昨日にメールをいただきました。


確かに、まだ、皮膚は炎症跡が残り、火傷跡の

ようになっている現在ですが、かさぶたは

完全になくなり、皮膚感触は、’ざらざら’から

’すべすべ’に 変化してきてます。


以上、ご報告までといたします。

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1月7日:中指の節のパックリ

開いた切り口が一番痛かった時(2週間前)

1月13日(一週間前) 1月19日(1週間後)

 

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”水”は薬/生命力への信頼

2023年01月18日 | 自然治癒力・生命力・発揮する考え方

芦ノ湖

 

前回の記事で、夫と父の最期の時を綴った。

二人とも、水分の供給が難しく、亡くなる数か月前は

自力で飲めなくなっていた

水分補給に神経を使う日々だった。

 

水分は一日にどの位補給するべきか?

南インドの アユールヴェーダ研究所では、最低、

水を一日2Lは飲むようにといわれた。


適度な水分摂取は。想像以上に健康を左右している。

ここに医師が自らの体験を記録に残している。


自然治癒力をベースに診療された、内田医師*

胃潰瘍になった。

その時体験した”水の効用”について次のように語る。

 

胃がさしこみ、胸やけがするので、胃のレントゲン

撮ってみたところ、胃のなかほどの胃角部に、潰瘍

(かいよう)ができていました。


その頃、当然のことながら、胃潰瘍治療薬を服用して、

潰瘍のレントゲン所見は消失したのですが、

’内田君、胃潰瘍は 薬が効くのか、その時に飲む

水が効くのか、どちらだと思うかね?”と、担当教授

より、意外な質問を受けたことがあります。

 

私は、もちろん、薬と水と両方が効くのだ 思って

いましたところ、教授は、’潰瘍の薬より、水の作用の

大切さを 案外みんなは知らないようだね。


薬物学の本の 1頁に 何が書いてあるか、もう一度

調べてごらん。’と教えてくださりました。

 

早速、薬物の本を開いてみると、第1頁に、’水’記載

されていたのには 驚いてしまいました。


其の後、他の職場で 多忙による、ストレスから

再び胃潰瘍になったとき、あの教授の言葉を想い

だして、痛んだり、胸やけのたびに、水を飲んでいた

ところ約、三週間して、胃の写真を撮ってみると、

すっかり、治っていたのでした。

 

’水’は胃液を適度に薄め、胃の粘膜保護し、薬の

ように、胃液の分泌止めたり、制御しすぎると

いったことが無いので、 ’水’の効用については、

十分納得できるものでした。


そのうえ、副作用の心配もありません。

教授は 決して薬を排斥されているのではなく、

自然の治癒力の素晴らしさ目をふりむけ

ことを教えてくださったのです。”

 

内田医師は ご自分が胃潰瘍になって、”水”の効用に

気づかれた。

水が薬だと気が付いた。


そして、さらに、29歳の時、自然治癒力の素晴らしさ

流行性肝炎に感染したとき知る。


それは、肝臓専門の教授より次のような助言を

受けたときだった。

 

”内田君、人間の考えた10や20の検査結果がどんなに

悪くても、肝臓には、まだまだ何億という人間では 

はかり知り得ない、不可思議な作用があるのだ。”

教授医師は続けた。


”医学で研究されているのは、そのごく一部にすぎない


現に、障害ある肝臓や、切除した肝臓に再生能力の

あることが、研究で確かめられているのだ。”

 

内田医師は こう述べている。

医学だけでなく、その道の達人、専門家と言われる

ような人は、人間知を超えた、何か偉大な自然の力

直観していられるのではなかろうか、とその頃の私

にも、おぼろげながら、感じたものです。


その後、内科臨床において、貴重な教えや経験からも、

人間生命の不可思議さますます認めざる得ません

でした。”

 

胃潰瘍になった内田医師は、水の効用を体験し、

肝臓病になって、身体のもつ大きな不可思議な力を

知った。

 

現代は、”不安”が先立だつ。

自分の身体に不調を感じると、まず、不安を覚える。

不安を除くために、薬を摂取する。


こうしたとき、この”人体の不可知の生命能力”に

内田医師のように思いを馳せ、信頼を寄せることから

身体の不具合に対応する人はどの位いるのだろうか?


もし、そうできる人が増えたら、たぶん、薬の消費量

は半分減るのではないかと思う。

 

 

                            

 参考資料: ”生命医療を求めて” 

内科医 内田久子著 

平成7年11月1日18刷発行 発行所 日本教文社

内田医師について: 

昭和2年大阪生まれ・昭和25年大阪女子高等医学専門学校

(現在関西医大)を卒業。

その後 大阪大学附属病院、池田市立病院、

国立療養所、私立病院内科部長を経て

講演活動も行った。

                

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” 

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