ハーブティの効用 2022年1月25日
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最近、ハーブティを友人が作ってくれて飲みました。
生の葉より、乾燥させたほうが香りが強く出るようです。
紅茶の茶葉と、ペパーミントを入れて、熱湯を少し覚ました
90度くらいのお湯を、ポットに注ぎ、1分ぐらい置いてから、
それをカップに注いで飲めば、美味しいハーブティになります。
ペパーミントは、食べ過ぎ・飲みすぎなどで胃の調子が悪い
時に消化を助けてくれます。
また、腹痛や胸焼け、胃けいれんを緩和してくれます。
他にも、鎮静効果があり、精神的な緊張を和らげ、
イライラをしずめ、心身をリラックスさせるといわれてます。
無気力や抑うつを改善する精神安定化作用もあり、神経症
などに利用されてきました。
その他にも、ペパーミントには次のような効能・効果があると
言われています。
①偏頭痛やそれに伴うむかつきを癒してくれます。
②麻痺作用と抗菌作用があり、虫歯や歯痛などの痛みを
和らげてくれます。
③胃の神経の末端を麻痺させることで、乗り物酔いや
吐き気の予防になります。
④胃の筋肉をゆるめるため、げっぷが出やすくなります。
⑤不眠を解消し、深い眠りに誘ってくれます。
万能薬ともいえる優れたハーブですが、摂りすぎると粘膜を
乾かせてしまう恐れがあり、胃痛などを引き起こしますので、
ほどほどに。
母乳の抑制作用がある(母乳の出が悪くなる)ため、出産後は
注意が必要です。
効能・効果まとめると、鎮静、鎮痙、抗菌、防腐、発汗、利尿、
中枢神経系(脳)の機能亢進、胃腸の機能調整喉の炎症作用にも
有効といわれる、アールマイティのハーブですが、これからの季節
特にうれしいのは、花粉症にも効くといわれていることです。
花粉症は花粉に混ざった鼻水が、喉に通る事で、炎症を起こし、
後鼻漏=こうびろう といわれる症状になることです。
その場合でも、ペパーミントには抗炎症作用があるので、喉が
痛くなったり、イガイガしてきたらハーブティーとして飲むと、
楽になります。
飲む間隔は、食後と就寝前に飲むのが効果的なようです。
その理由は、食事中はさまざまな食材が、喉を通るので、
肝心な,のどの患部に、効用が及ばないうちに通過してしまうからです。
食事をとった最後にペパーミントのハーブティーを飲むことで、
喉の粘膜にペパーミントの成分が残った状態になり、有効成分の
持続が期待できるわけです。
就寝前にも有効な理由は、就寝中にペパーミント成分が喉内に
停滞する為、喉内粘膜の炎症を、軽減して且つ、ペパーミント特有の
成分が、リラックス効果を演出するので、質の良い睡眠が確保
できるためです。
というわけで、ペパーミントの効用としては、
風邪、頭痛、下痢、胸やけ、胃痛、殺菌作用、二日酔いにも有効、
乗り物酔いにも有効、目のかゆみ、鼻づまり、腸内のガスを減らす~
という広範囲にわたることに驚きです。
ペパーミントの成分の一部でもある、ルテオリンの効能と、ほかの
食材にも含まれているので以下のようにまとめられます:
効能:抗アレルギー、抗炎症作用、免疫機能の正常化、動脈硬化
予防、など
ほかの食材:エゴマ、シソ、春菊、ピーマン、ローズマリー、
リンゴ、カモミール、などに含まれています。
こうしたことを知ったうえで、ペパーミントティーを飲むと、より
効果が上がりそうな気がします。