自然治癒力セラピー協会=Spontaneous Healing Therapy Japan

自然治癒力を発揮させるために、心と体の関係を考えます。

ヨ ギ と 深 呼 吸 (1)

2012年08月31日 | 自然治癒力・生命力・発揮する考え方

深呼吸の効用 (1)

 

深呼吸が今脚光を浴びてきている。


というのも、太極拳やヨガ、また、痩せる事を目的とした

健康体操でも どのように呼吸するかが重要なポイントだ。


医療の現場でも、内田医師は、深呼吸の体に与える影響を

考えて、適切な指導をすることで、効果を上げている。

以下引用文である。

 (P.39)

深呼吸をすれば 冠動脈の貧血が豊血となり、乏血は充血

となって、冠不全が冠完全結局、狭心症が広心症に復す

ことになる。 


心のゆとりが無いときに、狭心症の発作が起きるともいえる

のです。

心にゆとりがないと、意外に深呼は忘れられます。

 

(P.40)ある老婦人の冠不全は食前食後とトイレに行ったとき

に一回ずつ、一日合計11回の深呼吸をしてもらったところ、

服薬してもよくならなかった心電図の異常が、間もなく改善

されたこともあります。(以上引用)

 

そもそも、呼吸は何のためにするのか?


肉体保持のために、酸素をとるためともいえよう。

しかし、酸素をとっていれば、肉体は動くのであろうか?

死体に酸素をいれても意味はない。


死にかけた身体に酸素をいくら入れても、他の要因で

なくなることは多い。

酸素だけとれば身体が維持できるわけではない。

 

酸素の中には生かす力 (=ヨガ的に表現すれば、宇宙の中

にあるプラーナ) が含まれている。

実はこのプラーナを身体にとりこむことにヨガのポーズの

真の意義がある。 

(続く・・・・)

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鹿の癒し

2012年08月27日 | 廻りまわって”心の浄化”につながるかも・・・

動物セラピーにはいろいろあるようだ。 

友人のところに遊びに来る鹿サン。

友人が丹精こめて育てた野菜をどうやら日本から帰国して

みたら全部食い荒らしていたらしい。

それでも怒れない彼女だ。 

こうして、愛情の目線でレンズを通して、テキに

シャッターチャンスを当てている!

何のかんのと文句を言っても結局 癒されている

部分があるからだろう。

後日このシカ君はお礼に家族を連れてくる。


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宗教とオカルト

2012年08月23日 | 協会ホームページ

当協会の立場 

*****************************                        

昨日は ”この協会の宗教は何か?” という、ご質問を

個人的にいただいたからだ。

 

この協会の宗教は無い。 

宗教と無関係というのは、無神論者の集まりということ

でもない。


宗教という言葉は、宗教団体と混乱して使われやすい。 

宗教団体は、ある神様を信仰して集まった信者の

集合体である。


ある神様というのはあくまで特定の神様だ。

特定の神様がなく、各自が各自の信ずる神や仏

を胸の内に秘めて集まった集合体は、宗教団体

といわない。


その意味で、この協会(自然治癒力セラピー協会)は

宗教とは無関係である。

 

神 という概念は 曖昧 である。   

”人を想えば相手も想う” というキャッチフレーズが 

最近の24時間テレビに 大きく映し出されていた。


相手の 幸せを 願い、相手の笑顔を心に浮かべ、元気で

いるかしら と、想いを馳せれば、その想念が相手に

届くのだと思う。 

 

愛の一つの表れの行為だ。 

神は愛なりという言葉がある。もし、”人を想えば、相手も

想う”という意味合いを心にとどめ、 愛の心をもって、

家族・友人に思いを馳せていれば、愛の神 を信仰して

いる人が、愛の道につながる日常行為 と、

何も変わりはない。


言葉は 最大公約数 だと思う。 

その公約数をもって、仔細の意味合いを議論する事は時

には、重箱の隅をつつくことなりかねない。 

 

インド時代、自宅で 時々、パーティーを開いた。 


大半がヒンズー教信者だが、モスリムもシーク教徒も

キリスト教徒もいる。 

モスリムのイマーム(先導者)が ヒンズー教徒と

親しげに、話をしている光景は珍しくない。


”宗教が違う人たちが、集まりますが違和感ありませんか?”

お誘いする前に伺う。


すると、彼らが決まっていう言葉がある。

それは、”パーニーはパーニーだよ”という喩。  


パーニーとは水のことだ。 

水は呼び方が変わっていても、本質には世界中変わりが

ないのだ。  


生きとし生けるものが無くてはならない、天からの贈り物、

私たちの体の60%を構成している要素。

 

それと同様、神様をいろいろな名前で人は呼ぶが、

この自然を生かし、摂理をもって宇宙が動いているのは、

何らかの ”自然の意思”、”宇宙の意思”があるからで、

その”意思”を それぞれが、それぞれの名前で

あがめているだけだと言う。 


’所変われば品変わる’ ではないが、土地条件や歴史的背景、

国民性などの条件が違えば神の概念は少しずつ変わり 

呼ばれ方も変わるが 本質は一つであるというのだ。

 

”無神論者” というジャンルもある。 

しかし、きちんと 統一された調和ある日々を、

その方たちが送っているとすればその ”リズムの裏”には 

何かがあるのだろう。 


だから、無神論者の友人が ”私は神を信じない。

ただ、自分を信じるだけだ。” 

と語ったとき、素晴らしいと思った。


自分を信じられることは、自分に内在する資質を信じて

いるということだ。 


自分に内在する精神的・知能的な力、自分の信念に

たいして、信頼しているということはある意味、

信じる存在を持っていることだ。


神を信じると言いながら、自分を信じられない人達

と比べたら、どうなのだろう。

 

”人は神なり、神は人なり” と 神道ではいう。

自分を心から信じられれば、これもまた、視点を変えれば、

神を信じている ということになるのだろう

 

 

 

 この絵のように、人が祈るとき、それは 世界中 共通です。 

同じように手を合わせて、心は、大いなる力に加護を願い、

守られている感謝で畏敬の念で、首(こうべ)を垂れるという

その姿です

      

 

                    

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心の持ち方:口角が上がっていますか?

2012年08月15日 | 自然治癒力・生命力・発揮する考え方

 アリガトウを50回    


 

1 ]内田医師の笑いの治癒力への効用をさらに引用する:

笑いは胃腸の顫動運動、消化、吸収をよくし、

健康を招く何よりの特効薬であることがわかる。(P.50 ) 

2 .穏やかな活気に充ちた精神状態のときには

腸の蠕動運動も順調であるが、ひとたび、感情に

激しい起伏が生じた場合には腸がねじれたり(腸ねん転)、

腸の中に腸が重なって入り込む“腸重積症”や腸の働きが

急に止まってしまう“麻痺性イレウス”など

非常に重篤な腸閉塞症状が起こってくる。(P.54 ) 

笑いに関しては、インドのヨガの実習でも、

大笑いする練習がある。

今のご時世、空前のお笑いタレントや漫才ブームといわれる

のも、人々が本能的に笑いという薬を必要としているから

だろう。

体の不思議シリーズの投稿に引用させていただいた 

吉田氏も同著に次のような感想を書いている。

病気の不安や恐怖に心を奪われず “前向きの心” 

へ変わる潜在能力の訓練法とは

具体的にどのようなものでしょうか?


それは一日に50個の感謝を見つける“ありがとう運動”です。

拍子抜けしてしまいましたか?(笑)

誰にでも、今、この時からできる訓練法です。・・略・・

たとえば、食事の時、10あるうちの、4しか食べられなかった

とします。

その時“半部以上残してしまった”ではなく、“これだけ

食べられた”というほうへ意識を向けてみるのです。・・略・・


目の前のコップにさえ、感謝は見つかります。

“おいしい、ミルクが飲めるよ、ありがとう”と。・・略・・

 “ありがとう運動”の継続は、“潜在能力の訓練”。

その結果、脳は自然と鍛えられ、変化していきます。

 ポイントはありがとうの理由もちゃんと声に出すこと、

そして、継続することです。((P.31)



内田医師の示す、“穏やかな活気に充ちた精神状態”とは、

吉田氏の言う“不安や恐怖に心を奪われない前向きの心”と

同義語である。


その反対が恐れや神経質な心、ストレスに圧縮された

精神状態である。 

 

自然治癒力セラピー協会オリジナル:無断転載お断り

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体の不思議 ~神のみち(神経)

2012年08月11日 | 自然治癒力・生命力・発揮する考え方

  

自律神経は”文字通り神のみち(神経)

***********************************************

 
先に引用した吉田氏も、3年の闘病生活の中で、同様の事を

実感されて記している。

(*1=P.54)軽い痛みは自然治癒力

 

”軽い痛みであれば、人間本来の生きようとする力だと

考えてください。

つまり、自然治癒力です。


痛みというのは、身体の悪い所を“治そう、治そう”

と体内の白血球が、働きかけてくれるために

起こります。


私の場合も、日常生活の中で“ちくちく”というような

軽い痛みを、癌患部に感じることがありました。


その小さな痛みが4,5日続き、一週間後くらいにエコーを

撮って見ると、ガンが小さくなっていることがよくあった

ものです。

逆に痛みが起こった後、がんが大きくなっている時も

ありました。

(P.55)

その時私は思いました。

“もし、チクチクの痛みがなかったら、もっと進行していた

かもしれない”と。 


チクチクという軽い痛みがあったおかげで、がんのスピード

遅らせることができたのです。

 

どちらにしても“痛みはありがたいこと”で、闘うべきもの

ではないのです。

発熱も自然治癒力から起こる症状です。

体内の白血球が、体の悪い所へ働きかけてくれるから起こる

ので、“早く治りたいから熱を出しています”という信号です。

 

このように、せっかく悪い部分を消そうと、働いている力を

止めてしまっては、逆に治りが遅くなってしまいます

(引用以上)(P.56)治療中の発熱(引用い



自律神経と想念

正常の人間には常に解毒。殺菌、免疫作用という自浄作用

備わっていることは、先に述べたそれ以外にも 自然調整作用、

“ホメオスターシス”といわれる、機能を持っていると言われて

いる。


この機能は新陳代謝が正常におこなわれるように、また、外界

の気温の変化や刺激に対応して、バランスが崩れないように

制御する働きである。


これらの機能は自律神経の働きである

自分の心の意識反応や意思でこれらのコントロールが行う

ことはない。


むしろ、無意識の中に身体という精密機器の自動制御装置が

働いて、自らその機能を駆使して身体を正常に保っていると

言っていいだろう。

内田医師はわれわれの自律神経は、感情の影響を100%

受けているという。


少し、長くなるが、自律神経を理解するために内田医師の

言葉を引用する:

(P.29) 脊椎神経の調節、呼吸、循環、消化作用、分泌排泄、

生殖といったこれの作用は、われわれが命令をくださなくても、

無意識の内に反射的に働いて、つねに正しく調節されて

健全な姿に保っているのが本来の姿なのです。 



この無意識に働く神経を“自律神経”といいます。

自律神経は交感神経、副交感神経の2本のまったく相反する

作用が釣り合って、内臓各器官に分布され、それぞれの臓器

の機能が過不足なく営まれています。


たとえば心臓に対しては交感神経は促進的に働き、副交感

神経は抑制的に働きます。

血管に対しては前者は血管を収縮させ後者は拡張させます。

瞳孔には前者は拡大させ、後者は縮小させます。

また消化運動を高めたり抑えたりします。

気管の筋肉に対してはこれをゆるめたり、収縮させたりして

いるのです。


このような生体の不可思議な働きは私たちの意志とは全く

無関係に自律神経のアートメーション的作用によって実に

巧妙に調節されているのです…


このような巧妙なる生体の生理現象は“おのずから律して

いただいている神の経(みち)”としかいいようのない

素晴らしい神業であることに気付かせていただいたのでした。

(引用以上)

 




自然治癒力セラピー協会オリジナル:無断転載お断り

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