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朝鮮日報の社説 孤立無援の大韓民国 を読んで

2006年06月23日 | 本・新聞・ウェッブ・サイトを読んで

アヴェ・マリア! イエズスの聖心の祝日にて



朝鮮日報の社説 孤立無援の大韓民国 を読んで



 昨日、朝鮮日報を読んでいて、その社説に感動した。日本語のウェッブ・サイトから終わりの方の抜粋を紹介したい。



【社説】孤立無援の大韓民国 


・・・・ 現政権の偉い方々は国民に数百兆ウォン(約数十兆円)の税金を出させ、自主国防の後押しをすることを要求したが、実際にやったことはといえばこうした空虚なスローガンで大韓民国を孤立無援の状態に追い込んだことだけだ。


 世界の流れにまともに目を向けてはどうか。自分が見たいように見る世界観ではなく、あるがままの世界を受け入れるべきだ。一国の指導者が世界の動きをありのままに受け止めず、自分勝手に解釈すれば、その国と国民は存亡の危機にさらされるしかないのだ。


 われわれの先祖や先達が涙で取り戻し、血を流して守り、汗にまみれながら作ってきた大韓民国が今、非常事態に直面していることに気付くべき時だ。

http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2006/06/22/20060622000008.html


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 私はキーポイントはここだと思う。


 「自分が見たいように見る世界観ではなく、あるがままの世界を受け入れる」。


 指導者が現実の世界を「ありのままに受け止めず、自分勝手に解釈すれば、その国と国民は存亡の危機にさらされるしかない」。


 現実の世界に「まともに目を向け」なければならない。



 まさに、現実主義に立ち戻る、ということだ。あるものをあるがままに認識する Realism(現実主義)に戻るということだ。私たちには、現実をそのまま認識することができるし、そのまま認識しなければならない、ということだ。私たちは、私たちの心(=頭の中で考えていること)の外にある現実を、ありのままに認識することが出来る、ということを受けいれなければならない。


 <私>がなにを思おうと、好きであろうとなかろうと、信じようが信じまいが、何と名前を付けて呼ぼうと、現実は現実として存在している。そして<私>は、その現実を認識できるのだ。

 


 朝鮮日報の社説と共に、私たちも言いたくなる思いがした。




・・・・ 第二バチカン公会議以後の偉い方々はカトリック信徒に新しい典礼を受け入れさせ、エキュメニズムの後押しをすることを要求したが、実際にやったことはといえば、団体主義、エキュメニズム、信教の自由というスローガンでカトリック教会を混乱の状態に追い込んだことだけだ。そして第二バチカン公会議の「春」が来た、第二バチカン公会議は成功だ、と主張している。


 現実にまともに目を向けてはどうか。自分が見たいように見る世界観ではなく、あるがままの現実を受け入れるべきだ。教会の指導者が現実をありのままに受け止めず、自分勝手に解釈すれば、教会と信徒は存亡の危機にさらされるしかないのだ。


 われわれの先祖や先達が涙で取り戻し、血を流して守り、汗にまみれながら作ってきたカトリック教会が今、非常事態に直面していることに気付くべき時だ。


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 【お知らせ】

 このブログは、今年の復活祭の後から「エキュメニズム関連情報」の記事のために、ノエの酔う姿を見ないように後ろから近づく子供達の心で、いわば「隠す」つもりで記事を一つ一つクリックしないと読めないようにしていました。(特に金枢機卿様の写真などがそうでした。)
 しかし、もはやエキュメニズム運動の推進が正当化されている現在、「隠す」理由は存在しないと思われます。また、読者の兄弟姉妹の皆様の便宜をはかり、しばらくしましたら、元の形式で多くの記事を一度に読むことが出来るように戻すつもりです。
 これからも、応援をよろしくお願いします。

 



イエズスの至聖なる聖心よ、我等を憐れみ給え!
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 韓国ではカトリック司祭らが600名、臓器提供(ドナー)となる誓約をする

2006年06月23日 | カトリック・ニュースなど

アヴェ・マリア! イエズスの聖心の祝日にて


 韓国ではカトリック司祭らが600名、臓器提供(ドナー)となる誓約をする。


 韓国では今日のイエズスの聖心の祝日に、鄭枢機卿を始めとして全てのソウル大教区の600余名の司祭が、死後臓器提供(ドナー)となることをを誓約する。聖職者600余名が団体で、ドナーとなる誓約をするのは、ほとんど前例がない、とのこと。

http://www.chosun.com/culture/news/200606/200606220029.html




 願わくは、「生命は創造主から受けた基本的な権利であり、(死の判定のためには)生命を失ったことを確実に証明しなければならない。」(ピオ12世 1957年11月24日)という原理がソウルの司祭たちを始め、全てのドナーについて守られますように!


 臓器移植優先で、本当は助かるはずの命が失われることのないように!


 医学がドナーとレシピエントの両者を救うように発達していきますように!



【詳しくは次のサイトもご参考にご覧下さい】


 臓器移植について
http://fsspxjapan.fc2web.com/other/26640202c.html

 脳死について
http://fsspxjapan.fc2web.com/other/26640202b.html

 


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教皇庁国務省新長官としてタルチジオ・ベルトーネ枢機卿など人事異動

2006年06月23日 | カトリック・ニュースなど

アヴェ・マリア! イエズスの聖心の祝日にて


 バチカンでは人事の異動


 教皇ベネディクト16世は、22日、教皇庁国務長官アンジェロ・ソダノ枢機卿の定年を理由とする引退願いを受諾されると共に、今年9月15日まで現職に留まることを依頼された。そして、来る9月15日には、教皇は教皇庁国務省の新しい長官として、現ジェノバ大司教のタルチジオ・ベルトーネ枢機卿を任命される。

http://www.radiovaticano.org/japanese/japnotizie0606c/japcronaca060622.htm


 教皇ベネディクト16世は、22日、教皇庁バチカン市国委員会議長でバチカン市国行政庁長官のエドムンド・カシミール・ショーカ枢機卿の定年を理由とする引退願いを受理されると共に、今年9月15日まで現職に留まるよう願われた。教皇は、来る9月15日、新しい教皇庁バチカン市国委員会議長およびバチカン市国行政庁長官として、現国務省外務局局長(外務大臣に相当)のジョヴァンニ・ラヨロ大司教を任命される。

http://www.radiovaticano.org/japanese/japnotizie0606c/japcronaca060622b.htm




 新しいバチカンの高官の方々のためにお祈りを捧げよう。
イエズスの至聖なる聖心、我等を憐れみ給え。


 


--このブログを聖マリアの汚れなき御心に捧げます--

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