アヴェ・マリア!
愛する兄弟姉妹の皆様、
赦しの十字架について更なる情報がありますのでお知らせいたします。本来はもっと早くこれを入手していたのですが、ご紹介するのが今に至るまで遅れてしまったことをお詫びいたします。
愛する兄弟姉妹の皆様の上に天主様の祝福が豊かにありますように!
トマス小野田圭志神父(聖ピオ十世会司祭)
【お便り】
先日の御ミサの後でお渡しした、赦しの十字架についての新しい情報を訳してみました。
この新しい情報で、この信心を始めようと思う方は、一層この十字架を与えられたイエズス様と教会に愛が燃え上がるのではないでしょうか。
出典 http://catholicforum.fisheaters.com/index.php?topic=3420650.0
他のサイトも同じ情報ですので、信頼できると思います。
この十字架の前で以下の祈願を唱える人は誰でも七年および七回の四旬節分の贖宥を得る事ができます。【注:贖宥とは、カトリック教会によれば、「私たちの罪のために受けなければならない時間的に限りのある罰を、免除されること」である。告解の秘蹟により罪は赦されても、罰(罪の償い)は残る。しかし、教会の「鍵の権能」により、教会の諸聖人の償いの功徳を私たちに譲ることによって、私たちの罪の償いとして、私たちが罰を受けることを免除されることができるようにするのである。
「時間的に限りのある罰」temporal punishment とは、この世で、あるいは煉獄で受ける苦しみなどの罰で、これによって私たちは天主様の正義を満足させ罪を償うことができる。
贖宥には、全贖宥と部分贖宥がある。全贖宥は、全ての有限の罰(temporal punishment)が免除されることである。部分贖宥は、私たちの為すべき償いの一部が免除されることであり、どれだけ免除されるかは、初代教会の公式に明示された償いの期間に対応する償いが免除されるというように表現される。例えば、七年の部分贖宥とは、初代教会で公の罪人に課されていた七年間の償いの期間の償いと同様の償いの価値を、教会から譲られるという意味である。「一回の四旬節分 quarantine」とは、初代教会の四旬節の償いの期間(これは極めて厳しい償いの時期であった)と同じ価値の償いという意味である。ただし、パウロ六世以後、部分贖宥には、その期間的な価値への言及が為されなくなってしまった。】
「天にまします我等の父よ、我等が人に赦す如く我等の罪を赦し給え。」
「我は童貞聖マリアが、我が為に我等の主なる天主に祈られん事を懇願し奉る。」
この十字架を平素から熱愛(信心)する人は誰でも、告解と聖体拝領に必要な条件を満たす事を望めば、以下の祝日に全贖宥を得る事ができます。
我等の主の五つの御傷 (二月六日、ポルトガルでの地方教会固有祝日)、聖十字架発見 (五月三日、1962 規範版の典礼暦では廃止)、聖十字架称賛(九月十四日)、無原罪の御宿り(十二月八日)、聖母の七つの御悲しみ(九月十五日)。
教皇庁答書 1905年6月
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トマス小野田圭志神父(聖ピオ十世会司祭)
【お便り】
先日の御ミサの後でお渡しした、赦しの十字架についての新しい情報を訳してみました。
この新しい情報で、この信心を始めようと思う方は、一層この十字架を与えられたイエズス様と教会に愛が燃え上がるのではないでしょうか。
出典 http://catholicforum.fisheaters.com/index.php?topic=3420650.0
他のサイトも同じ情報ですので、信頼できると思います。
この十字架の前で以下の祈願を唱える人は誰でも七年および七回の四旬節分の贖宥を得る事ができます。【注:贖宥とは、カトリック教会によれば、「私たちの罪のために受けなければならない時間的に限りのある罰を、免除されること」である。告解の秘蹟により罪は赦されても、罰(罪の償い)は残る。しかし、教会の「鍵の権能」により、教会の諸聖人の償いの功徳を私たちに譲ることによって、私たちの罪の償いとして、私たちが罰を受けることを免除されることができるようにするのである。
「時間的に限りのある罰」temporal punishment とは、この世で、あるいは煉獄で受ける苦しみなどの罰で、これによって私たちは天主様の正義を満足させ罪を償うことができる。
贖宥には、全贖宥と部分贖宥がある。全贖宥は、全ての有限の罰(temporal punishment)が免除されることである。部分贖宥は、私たちの為すべき償いの一部が免除されることであり、どれだけ免除されるかは、初代教会の公式に明示された償いの期間に対応する償いが免除されるというように表現される。例えば、七年の部分贖宥とは、初代教会で公の罪人に課されていた七年間の償いの期間の償いと同様の償いの価値を、教会から譲られるという意味である。「一回の四旬節分 quarantine」とは、初代教会の四旬節の償いの期間(これは極めて厳しい償いの時期であった)と同じ価値の償いという意味である。ただし、パウロ六世以後、部分贖宥には、その期間的な価値への言及が為されなくなってしまった。】
「天にまします我等の父よ、我等が人に赦す如く我等の罪を赦し給え。」
「我は童貞聖マリアが、我が為に我等の主なる天主に祈られん事を懇願し奉る。」
この十字架を平素から熱愛(信心)する人は誰でも、告解と聖体拝領に必要な条件を満たす事を望めば、以下の祝日に全贖宥を得る事ができます。
我等の主の五つの御傷 (二月六日、ポルトガルでの地方教会固有祝日)、聖十字架発見 (五月三日、1962 規範版の典礼暦では廃止)、聖十字架称賛(九月十四日)、無原罪の御宿り(十二月八日)、聖母の七つの御悲しみ(九月十五日)。
教皇庁答書 1905年6月
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