アヴェ・マリア!
愛する兄弟姉妹の皆様、
四旬節はいかが始められましたか?
聖伝の聖務日課で一時課のなかで、「ローマ殉教録」(Martyrologium Romanum)というものを読みます。毎日、どこでどんな聖人の殉教日(=Natalis 天国への誕生日)を祝うかということが書いてあります。
全カトリック教会で必ずしも祝うのではないのですが、どこそこの場所では誰それの聖人を祝う、ということを記憶するわけです。一つの同じ日でも、いろいろな違った場所で、いろいろな聖人達が祝われて、そのことが読まれます。
例えば、アレクサンドリアで(Alexandriae)、誰それが殉教した、
ガリア(=今のフランス)のリヨンで(Lugduni)、某が殉教した、
トリノで(Augustae Taurinorum)、聖ヨハネ・ボスコ、
ナポリで(Neapoli)、聖フランシスコ・ザベリオ・ビアンキ、
エルサレムで(Hierosolymis)、
ミラノで(Mediolani)、
フランドルのゲントで(Gandavi in Flandria)、
ロンドンで(Londini in Anglia)、
ヨークで(Eboriaci)、
レーゲンスブルクで(Ratisbonae)、
ケルンで(Coloniae Agrippinae)、
バルセローナで(Barcinone)、
グラナダで(Granatae)、
トレドで(Toleti)、
ランスで(Rhemis)、
パリで(Lutetiae Parisiorum)、
マルセーユで(Massiliae)、
ルルドで(Lapurdi in Gallia)、
ペルーのリマで(Limae in Pervia)、などと出てくるわけです。
何故、いろいろとラテン語の地名を出したかというと、今の言い方とラテン語の言い方では形が違っているということを示したかったからです。ローマとかエデッサ、アンチオキア、アレクサンドリアなどは、形が同じなので簡単ですが、今の言い方とかなり違っている地名もあります。
さて、「長崎」はラテン語で何というのでしょうか??
ローマ殉教録の2月5日(Nonis Februarii)の分をみると、聖女アガタの次に、
「日本の長崎にて、二十六殉教者の受難、そのうちフランシスコ会に属する三名が司祭、一人が聖職者、二人の信徒、イエズス会に属する三名、そのうち一人が聖職者、さらにフランシスコ会第三会に属する十七名がいる。これらは全てカトリック信仰のために、十字架に付けられ槍にて貫かれ、天主を賛美しつつその同じ彼らの信仰の説教を栄光をもって成し遂げた。教皇ピオ九世により聖人の祝日に記載された」とあります。
殉教録の2月5日の分は更に続くのですが、この部分を見ると、長崎をラテン語で何というのかが分かります。
Nangasachii, in Japonia
どうもこれを見ると、宣教師たちは現地の発音通り(長崎の方言通り)、ナンガサキと発音していたようですね。
日本の尊き殉教者、我らのために祈り給え!
愛する兄弟姉妹の皆様の上に天主様の祝福が豊かにありますように!
トマス小野田圭志神父(聖ピオ十世会司祭)
【聖ピオ十世司祭兄弟会 (FSSPX) 創立者 ルフェーブル大司教 伝記 目次】
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例えば、アレクサンドリアで(Alexandriae)、誰それが殉教した、
ガリア(=今のフランス)のリヨンで(Lugduni)、某が殉教した、
トリノで(Augustae Taurinorum)、聖ヨハネ・ボスコ、
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ロンドンで(Londini in Anglia)、
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レーゲンスブルクで(Ratisbonae)、
ケルンで(Coloniae Agrippinae)、
バルセローナで(Barcinone)、
グラナダで(Granatae)、
トレドで(Toleti)、
ランスで(Rhemis)、
パリで(Lutetiae Parisiorum)、
マルセーユで(Massiliae)、
ルルドで(Lapurdi in Gallia)、
ペルーのリマで(Limae in Pervia)、などと出てくるわけです。
何故、いろいろとラテン語の地名を出したかというと、今の言い方とラテン語の言い方では形が違っているということを示したかったからです。ローマとかエデッサ、アンチオキア、アレクサンドリアなどは、形が同じなので簡単ですが、今の言い方とかなり違っている地名もあります。
さて、「長崎」はラテン語で何というのでしょうか??
ローマ殉教録の2月5日(Nonis Februarii)の分をみると、聖女アガタの次に、
「日本の長崎にて、二十六殉教者の受難、そのうちフランシスコ会に属する三名が司祭、一人が聖職者、二人の信徒、イエズス会に属する三名、そのうち一人が聖職者、さらにフランシスコ会第三会に属する十七名がいる。これらは全てカトリック信仰のために、十字架に付けられ槍にて貫かれ、天主を賛美しつつその同じ彼らの信仰の説教を栄光をもって成し遂げた。教皇ピオ九世により聖人の祝日に記載された」とあります。
殉教録の2月5日の分は更に続くのですが、この部分を見ると、長崎をラテン語で何というのかが分かります。
どうもこれを見ると、宣教師たちは現地の発音通り(長崎の方言通り)、ナンガサキと発音していたようですね。
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