Credidimus Caritati 私たちは天主の愛を信じた

2024年から贖いの業の2000周年(33 - 2033)のノベナの年(2024-2033)が始まります

第二バチカン公会議のスーパー・ドグマ化

2011年02月16日 | トマス小野田神父(SSPX)のひとり言
アヴェ・マリア!

愛する兄弟姉妹の皆様、

 ベネディクト十六世は、ラッツィンガー枢機卿時代の1988年7月13日に「スーパー・ドグマ化」について語っていました。それによると、第二バチカン公会議はあたかも全てがそれとともに、それによって生まれてきたかのように、カトリック教会の聖伝から断絶した「スーパー・ドグマ」になってしまったかのようだ、と。

 第二バチカン公会議がスーパー・ドグマ化したので、カトリック教会は「第二バチカン公会議の教会」になってしまった、と。


 ところで、トリエント公会議の一つのドグマ的な決定が絶対化したとすると、カトリック教会はトリエント公会議の教会になってしまうのでしょうか?いいえ、完璧にカトリックとして留まります。

 もしも、ニケア公会議がスーパー・ドグマ化すると、教会は使徒から受けたカトリック信仰を強化し確認することに他ならないはずです。

 第二バチカン公会議がスーパー・ドグマ化すると問題が生じるということは、つまり、第二バチカン公会議の中にカトリック教会の聖伝と矛盾する要素が存在したからではないでしょうか?

 第二バチカン公会議の絶対化が、カトリック教会の過去との断絶として、不可避的に現れてしまったのです。

主よ、我らを憐れみ給え!

聖母の汚れなき御心よ、我らのために祈り給え!

愛する兄弟姉妹の皆様の上に天主様の祝福が豊かにありますように!!

トマス小野田圭志神父(聖ピオ十世会司祭)

ペトロの三度の否み

2011年02月16日 | トマス小野田神父(SSPX)のひとり言
アヴェ・マリア!

愛する兄弟姉妹の皆様、

 聖ペトロはイエズス・キリストの受難の時、残念ながら、三度私たちの主を否みました。世間体のため、人のするコメントを気にして。

 第二バチカン公会議後、教会の危機という受難の時を生きるペトロの後継者は、アシジで三度、イエズス・キリストを否んでしまうのでしょうか?

主よ、我らを憐れみ給え!

聖母の汚れなき御心よ、我らのために祈り給え!

愛する兄弟姉妹の皆様の上に天主様の祝福が豊かにありますように!!


トマス小野田圭志神父(聖ピオ十世会司祭)

--このブログを聖マリアの汚れなき御心に捧げます--

アヴェ・マリア・インマクラータ!
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