Credidimus Caritati 私たちは天主の愛を信じた

2024年から贖いの業の2000周年(33 - 2033)のノベナの年(2024-2033)が始まります

「召し出しを識別する祈り」

2012年06月27日 | カトリックとは
アヴェ・マリア!

 「召し出しを識別する祈り」を日本語に訳して下さった方があります。遅ればせながらご参考にご紹介いたします。日本語に訳して下さった方には、心から感謝いたします。

 その他にも、まだまだご紹介するばかりの日本語に訳された記事があるのですが、私の時間がとれずにご紹介できていないものも多々あります。出来るだけ早くご紹介するつもりであります。愛する兄弟姉妹の皆様のご理解をひたすらにお願い申し上げます。

愛する兄弟姉妹の皆様の上に天主様の祝福が豊かにありますように!

トマス小野田圭志神父(聖ピオ十世会司祭)


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兄弟姉妹の皆様のご関心と応援とを感謝します。
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召し出しに関する祈り
人生の身分選択のための祈り

(一日に三百日の贖宥。聖ピオ十世。一九〇五年五月六日)

 我が天主よ、御身は、上智と賢慮の天主にてまします。御身のみを喜ばしめ、我が人生の身分を選び奉るにより、御身のいとも聖なる望みにまったく一致して、自らを律し奉らんとの真摯なる意志を、我が心の内にて読み取り給う御者よ。願わくは至聖なる童貞、我がおん母、我が聖なる保護の聖人、ことに聖ヨゼフと聖アロイジオのおん取り次ぎによりて、我が願いを聞き入れ給え。すなわち、我が選ぶべき身分と、そを受諾すべき時とを、悟らせ給うおん恵みを垂れ給え。かくて、我をして御身の栄えを求めしめ、いや増し奉り、我が救霊を全うせしめ、御身がそのとうときみ旨を行う者らに約束し給うた天国の報いにふさわしからしめんがためなり。アメン。


Prayers relating to Vocations
Prayer For THE CHOICE OF A STATE OF LIFE
(Indulgence, 300 days, once a day, St. Pius X, May 6, 1905)


O my God, Thou who art the God of wisdom and of counsel, Thou who readest in my heart the sincere will to please Thee alone, and to govern myself with regard to my choice of a state of life, entirely in conformity with Thy most holy desire; grant me, by the intercession of the most blessed Virgin, my Mother, and of my holy patrons, especially of St. Joseph and St. Aloysius, the grace to know what state I ought to choose, and when to embrace it, so that in it I may be able to pursue and increase Thy glory, work out my salvation, and merit that heavenly reward which Thou hast promised to those who do Thy holy Will. Amen


ローマと聖ピオ十世会との関係について2012年6月14日の聖ピオ十世会の本部の公式発表

2012年06月27日 | 聖ピオ十世会関連のニュースなど
アヴェ・マリア!

 愛する兄弟姉妹の皆様、

 バチカンと聖ピオ十世会との関係についてお知らせします。

まず、2012年6月14日の聖ピオ十世会の本部の公式発表は、以下の通りです。
Communiqué of the General House of the Society of Saint Pius X (June 14, 2012). DICI 257

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聖ピオ十世会の本部の公式発表(二〇一二年六月十四日)


二〇一二年六月十三日水曜日、聖ピオ十世会総長、ベルナール・フェレー司教と、同伴の第一補佐ニクラス・フルーガー神父は、教理聖省長官ウィリアム・レヴァダ枢機卿の出迎えを受けた。レヴァダ枢機卿は、二〇一二年四月十五日付で聖ピオ十世会が教理聖省にあてて送付した、教義上の宣言に関する教理聖省による評価を、フェレー司教に手渡した。同書は二〇一一年九月十四日、教理聖省より提示された、教義上の前提(Doctrinal Preamble)への回答文書である。

この会見の間、フェレー司教はレヴァダ枢機卿からの説明と、さらに踏み込んだ詳細事項に耳を傾けた。同枢機卿に対し、フェレー司教は兄弟会の状況を提示し、第二ヴァチカン公会議と新しいミサによって引き起こされた数々の教義上の問題点を詳しく説明した。より多くの明確な説明を要求されたことで、今後の話し合いに新しい局面が生じる可能性がある。

二時間を超える長い会談の後、フェレー司教は、兄弟会の教会法上の承認の可能性に関して、属人区の提案をしたためた草案文書を受け取った。会談の間、兄弟会の他の三名の司教たちの状況に関しての議論はされなかった。

この会談の結論として、教会と霊魂の善のための解決に両者が到達することを許すことができるように、話し合いは続行されるだろうと期待された。

二〇一二年六月十四日、メンツィンゲンにて

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●バチカンの情報筋によると、ベネディクト十六世は、聖ピオ十世会に関する決定を5月末にすると言われていた。 DICI The Sources Closest to the Case

聖座の公式報道:2012年3月16日の、教理聖省と聖ピオ十世会との会談

フェレー司教様の2012年2月2日のお説教

フェレー司教様の2011年12月8日のお説教

フェレー司教様の2011年11月28日のインタビュー

●ドイツ管区のウェブ・サイトの聖ピオ十世会総会のお知らせ(二〇一二年六月二十三日、十時二十六分土曜日投稿)を日本語に訳して下さった方がいらっしゃいますので、ふかく感謝しつつ、愛する兄弟姉妹の皆様にご紹介します。

==以下よりドイツ管区のウェブ・サイトの翻訳です==


七月九日から十四日にかけて、エコンの総母院において総会が開かれる。

実際のところ、この総会は、純粋に会の組織的事項を明確にするため、ずっと前から計画されてきたものである。兄弟会がローマとの関係において、極めて重要な決断をしなければならないこの時に、総会がちょうど開かれることになるとは、誰にもわからなかった。

会憲は、総会の席に連なる者を、原則として、総会が招集される際に決定すると定めている。そのことについては会憲の第五項に述べられている。

──

V. De Sodalitii Administratione
2 総会について

総会は、十二年ごとに、総長とその補佐二名を選挙するため開催される。この総会は、当会が会憲に忠実に従っているかどうか、会憲の精神を保持する努力をしているかどうか、検証する役目をも担っている。変更や修正を持ち込まないよう慎重であらねばならない。ただし、当会の発展と、その管理に関する事柄においてはこの限りではない。

3. 総会の構成員について

- 前総長、及びその補佐二名。秘書長と会計長。
- 管区長各位
-神学校校長神父各位
- 自治修道院長各位
- 兄弟会管理下の補佐司教各位
- 元総長各位
- 最後に、当会が、千名未満の司祭たちを会員として定めている間、職務にある会員の三分の一の範囲において以下の者。すなわち、当会における最長期間の会員であるすべての司祭及び終生誓願を立てた者(同時に立てた者がいる場合、最年長者)。


──

六月に開かれる予定であった総会は、純粋に「実務的事項に関する総会」として計画されていた。実務的問題について話し合う必要があるからである。従って今回の総会は、二〇〇六年に最後の総会が開かれて以来、通常十二年間隔で開催される総会の範疇の外にある。

総長は、六月二十日付で、すべての司祭たちに、六月三十日から七月八日までノヴェナの祈りをするよう呼びかけ、依頼した。「聖霊来たり給え Veni sancte spiritus」、続いて「聖母のけがれなき御心よ、我らのために祈り給え(三回)」そして「聖ピオ十世、我らのために祈り給え」を、毎日祈ること。
【注:本部からの通達によれば、12年ごとの総会の前に通常するように、Veni Sancte Spiritus ではなく、Veni Creator Spiritus となっています。】

総会において、総長は、会内の結束を強めるための有利な条件を信頼をもって行使するだろう。

現在進行中のローマとの話し合いにおいて、兄弟会は結束して行動することが最重要課題である。無意味な分裂の数々は、ルフェーブル大司教の事業を、ひいては教会の聖伝を衰退させることになる。

従って、ローマの申し出に対し、最大可能な意見の一致の内に返答するため、兄弟会の長上たちが視点を切り替えることが非常に望ましい。その場に出席する総長にとって、それが重要であるだろうし、[ローマの申し出に]賛成か反対か、この周知の議論を取り扱うことを広く公にするだろう。

しかしながら、最終決定は総長の手の内にある。兄弟会は、司教たちの同盟、もしくは合議制協議会によらず──カトリック修道会にふさわしく──一人の総長によって率いられる。
【注:これは創立者ルフェーブル大司教の御意志によってそう定められています。】

教会の歴史にとって、この困難かつ決定的な時期において、私たちは兄弟会を支持するすべての平信者たちに、祈りをいっそう増してくれることを願いたい。

最初の使徒ペトロが牢獄にいたとき(使徒行録十二章)、平信者についてこのように述べられている。「彼のために、教会は絶えず神に祈り続けた」(使徒行録十二章五節)

この模範に倣おう! 兄弟会の指導者たちのために祈ろう! 可能ならば、司祭ととともに、総会に聖霊がお降(くだ)りになってくださるための、ノヴェナの祈りに参加しよう。

聖霊来たり給え、信者の心に充ち給え。主の愛熱の火を我らに燃えしめ給え。
V. 主よ、聖霊を遣わし給え、しかしてよろずのものは造られん。
R. 地の面は新たにならん。

祈願。聖霊の光をもって信者の心を照らし給いし天主、同じく聖霊を持って我らに正しきことを悟らしめ、その御慰めによりて常に喜ぶを得しめたまえ。われらの主キリストによりて願い奉る。アーメン。

聖母のけがれなき御心よ、我らのために祈り給え!(三回)
聖ピオ十世、我らのために祈り給え

二〇〇六年の総会はエコン神学校で開かれた。まもなく、世界中の司祭たちが、聖ピオ十世会創立者、ルフェーブル大司教閣下が埋葬されたその地に駆けつける予定である。

==以上でドイツ管区のウェブ・サイトの翻訳は終わりです==


愛する兄弟姉妹の皆様の上に天主様の祝福が豊かにありますように!
トマス小野田圭志神父(聖ピオ十世会司祭)


【参考資料】
2006年聖ピオ十世会 総会の宣言
 
 天主の光栄のため、霊魂の救いのため、教会への真の奉仕のため、2006年7月3日から15日まで、スイスのエコンで開かれた聖ピオ十世会の第3回総会 において、聖ピオ十世会は天主の御助けにより、その崇敬する創立者マルセル・ルフェーブル大司教によって置かれた教義上及び実践上の方針に従って、その行 動を続けるという固い決心を宣言する。

 カトリック信仰のための戦いにおいてルフェーブル大司教の足跡に従いながら、ルフェーブル大司教がその数々の講話と説教で、とりわけ1974年11月 21日の宣言で次のように表明したように、聖ピオ十世会はルフェーブル大司教の第二バチカン公会議とその改革に関する批判を完全に自分のものとする。

「私たちは、心の底から全霊を上げてカトリックのローマに、すなわちカトリック信仰の保護者でありこの信仰を維持するために必要な聖伝の保護者である永遠 のローマ、知恵と真理の師であるローマに固執する。しかしながら、私たちは第2バチカン公会議とそれに由来して公会議後の全ての改革において明らかに現れ た公会議新近代主義と新プロテスタント主義の傾向を持つローマに従うのを拒否し、常に拒否した。」

 ここ数年の間ローマとの接触を持ったが、それは聖ピオ十世会をして2つの前提条件(注1)がどれ程正しく必要であったかを理解させた。何故なら、これら は少なくとも部分的にも、教会自身の聖伝にたいする権利を復興させることによって教会に多大に利益をもたらすものであるからである。聖ピオ十世会が手にし ている聖寵の宝が、もはや升の中に隠されないばかりか、さらには神秘体にも癒されるためにそれが必要としている薬が与えられるためである。

 これらの前提条件が満足されるや、聖ピオ十世会は教義に関する討論をすることができると考えるが、その目的は教会内において聖伝の教えがより明確に響き 渡るためである。同様に、ローマの当局と時折コンタクトが取られるが、それはローマ当局をして、教会がそのアイデンティティーを失うことなく喪失すること の出来ない聖伝をもう一度抱擁することができるように手伝うため以外の何ものでもない。この目的は、単に聖ピオ十世会の利益のためでも、何らかの単に実践 的だけの不可能な同意に達するためでもない。聖伝が自らの地位に再び戻った時「和解はすでに問題ではなくなっているであろうし、教会は命を吹き返すであろ う」(注2)。

 この聖伝回復への長い道のりにおいて、総会は聖ピオ十世会の全ての会員たちに、その会憲が要求する通り、今までに優って力強くそれに固有の聖寵によって 生活するようにと奨励する。即ち、大司祭イエズス・キリストの偉大な祈りであるミサ聖祭と一致して生きることである。彼らが、信徒たちとともに、教会の最 も奥深くにおけるより一層の聖化への努力において、現代に生きる私たちの不幸のための唯一の解決策が見いだされるべきであること、つまり教会が司祭職の復 興を通して復興されることを、確信するように。

 最後に私の汚れなき御心が凱旋するでしょう。

(注1) 聖伝のミサのための無条件の自由と聖ピオ十世会の四名の司教らの「破門令」の撤回のこと。
(注2)1988年6月2日のルフェーブル大司教からヨハネ・パウロ二世教皇への手紙


--このブログを聖マリアの汚れなき御心に捧げます--

アヴェ・マリア・インマクラータ!
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