2018年4月3日(月)復活の月曜日のミサ
小野田神父 説教
小野田神父 説教
聖父と聖子と聖霊との御名によりて、アーメン。
愛する兄弟の皆さん、今日の福音の話をぜひ読んで下さい。2つの事が分かります。
1つは、イエズス様の御受難が終わって、トボトボと歩いていた時、その弟子たちが、婦人の話を聞いた、噂を聞いた「復活した」という話を聞いたが、信じませんでした。ガッカリしているところにイエズス様が現れて、「キリストは、苦しみを受けて栄光に入るべきではなかったか」と言って聖書の話を聞くと、彼らの心は燃え立ち、「確かに、イエズス様は復活した」という事を確信します。そしてイエズス様がここにいらした、一緒にいらしたこの旅人こそが、イエズス様であったという事に気が付きます。このガラリと変わった変化をご注意下さい。
第2は、イエズス様は今日私たちに語りかけています。もしかしたら私たちは、辛い事がたくさんあって、あるいは友達とケンカをして、あるいは嫌がらせをされて、辛い思いでいるかもしれませんが、イエズス様は今日一緒に私たちに語りかけています、「おぉ、何と頭の堅い愚かな者だ。キリストの神秘体は、キリストと共に苦しんで、イエズス様にそれを捧げて、栄光に入るべきではなかったのか。」
そして今日御ミサで、私たちに御聖体を下さろうとします。「あぁ、イエズス様は確かに、私たちと共に生きておられる。そして私たちを守って下さっている。導いて下さっている。そして私たちはイエズス様と共に、十字架を担いで、天国に入るのだ。栄光が待っている。」
では、心が喜びに満たされて、今日ミサに与って、帰路にお着き下さい。
聖父と聖子と聖霊との御名によりて、アーメン。