Credidimus Caritati 私たちは天主の愛を信じた

2024年から贖いの業の2000周年(33 - 2033)のノベナの年(2024-2033)が始まります

十字架が降りかかり、苦しみ悲しみひどい事が起こったその時に、私たちにとって一番大切なものを思い出して下さい

2020年10月28日 | お説教・霊的講話
2020年9月13日(主日)聖霊降臨後第15主日のミサ

聖ピオ十世会司祭 トマス小野田神父(東京)


聖父と聖子と聖霊との御名によりて、アーメン。

愛する兄弟の皆さん、今日福音でイエズス様は、寡婦の一人息子をよみがえらせました。それによって私たちも、主の憐みの深さが分かります。

同じ愛を以て現代でも、イエズス様は私たちを霊的によみがえらせて下さいます。私たちにとって一番大切なのはまさに、この霊的な命を守る事です。イエズス様といつも一致している事です。

私たちは時々、十字架がこの身に降りかかり、苦しみがある、こんな悲しみがある、こんな事件がある、こんなひどい事が起こった、と、「どうしたら良いんだろうか」という事がありますけれども、その時に、私たちにとって一番大切なものを思い出して下さい。

それは、「私たちがイエズス様といつも一致している事」であって「それに比べれば、他の事は実は、何でもない。」

なぜかというと、私たちが霊的にイエズス様と一致して、聖寵の状態を保っている、という事こそ、永遠の価値を持っておりその為にこそ、天主が人となって、十字架で私たちの為に苦しまれた、その目的だからです。

ですからいつも私たちは、イエズス様と一致している事を、イエズス様の御旨を果たす事を、イエズス様の聖寵の状態を保つ事を、まず優先する事ができますように、お祈り致しましょう。

マリア様がそうされました。マリア様に、その御恵みをお祈り致しましょう。

聖父と聖子と聖霊との御名によりて、アーメン。




罪から、悪魔の誘惑から、誤謬から守られますように、マリア様の御名の尊き名前において、祈りましょう

2020年10月28日 | お説教・霊的講話
2020年9月12日(土)童貞聖マリアの至聖なる御名の祝日
御聖体降福式にて

聖ピオ十世会司祭 トマス小野田神父


御聖体の内に真に在し給うイエズス様の御前で、礼拝と、感謝と、讃美を御捧げ致しましょう。

ヨーロッパをイスラムの侵略からマリア様が守って下さったように、世俗主義や共産主義、あるいは異端、誤謬が、私たちの家庭、あるいはカトリック教会の信徒を侵略する事から守って下さいますように、マリア様にお祈り致しましょう。

私たちの霊魂が、家族が、教会が守られますように、イエズス様に捧げられたものとして守られますように、罪から、悪魔の誘惑から、誤謬から守られますように、マリア様の御名の尊き名前において、お祈り致しましょう。





誰も、2人の主人に仕える事はできない。天主に仕えて、それと同時にマンモンにも仕える事はできない

2020年10月28日 | お説教・霊的講話
2020年9月6日(主日)聖霊降臨後第14主日のミサ

聖ピオ十世会司祭 トマス小野田神父(東京)


聖父と聖子と聖霊との御名によりて、アーメン。

愛する兄弟の皆さん、そして小さなお友達、

今日福音でイエズス様は、「誰も、2人の主人に仕える事はできない。天主に仕えて、それと同時にマンモンにも仕える事はできない」と仰いました。

これは、私たちのお友達にとってはこういう事です、「イエズス様の命令と、この世のやり方とは、対立している。この二つを同時に行く事はできない。」

お父さんが「こうしなさい」と言ったら、「でも、お友達は別の事をやっている。」

それは、私たちはこのお父さんとお母さんの言う事を、イエズス様の仰る通りにしなければなりません。

私たちはどちらかを取る時に、「いつも、イエズス様を取りなさい。まず天主様のその御旨と、御国と、その義を求めなさい。」

ですから、小さなお友達、いつもイエズス様の聖心に従うようにする事ができるように、マリア様にお祈り致しましょう。

聖父と聖子と聖霊との御名によりて、アーメン。




--このブログを聖マリアの汚れなき御心に捧げます--

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