4日目は、写真でよく見かけた温泉が流れ出る白い石灰棚。世界遺産パムッカレの観光です。
パムッカレとはトルコ語で「綿の城」の意味。遠くから見るとまるで雪が積もったように見えます。
壮大な石灰棚は、温泉水の中の化合物炭酸カルシウムが、台地を流れ落ちながら少しずつ固まってできたもの。気の遠くなるような年月を経てできた自然のなせるワザとはいいながらも、まるで人工のような美しさと規則正しさがあります。
指定された場所には、靴を脱いで入ることができます。これがツアー客達の夢でした。滑らないように、小学生のようにはしゃぎながら楽しめたひとときです。手持ちの温度計では33℃でした。
近くには、墓地跡ネクロポリスがあり、多数の石棺や家型の墓などが見られました。
昼食はレストランで。トルコ料理ですが、その中に薄いトルコ風ピザがあり美味でした。
午後は、延々とコンヤへ向かい、車窓の風景を楽しみました。数十キロ走るごとに、景色も地質も地形も農家の作りも微妙に変わります。大理石の切り出し場も多くて、切り出した岩肌がまるで大理石を張った美しい山?と見まごうところもありました。ホテルも大理石をふんだんに使い、さすが産出国です。
コンヤ市内では、メヴラーナ博物館へ。イスラム神秘主義教団のメッカで、美しいコーランや衣装が展示されています。
デラックスなこの日のホテルでは、ロービーでや食堂で生演奏があり食事も満足でした。種類が豊富なのでつい食べ過ぎてしまいます。そろそろ食べ過ぎで体調を壊す人も出てきました。
トルコの生活を垣間見るのも旅の楽しみ。日本なら「お茶をする」のは女性。でもトルコでは男性です。何時間もチャイを飲みながらくつろぐようです。
夕食はホテルで、トルコ料理のバイキング。本日の走行距離410km。風邪気味の人もいましたが、ダウンすることなく観光と食事とドライブインでの買い物を楽しみました。
トルコの素敵な女性たち。政教分離で宗教もあまり厳しくなく自由なようです。素敵なスカーフと巻き方が印象的でした。文明の十字路は人種の十字路かな?目が大きくて、色は白く、チャーミングな女性が目立ちました。今度生まれてくるならトルコ・・・かな。