「光る君へ」の最終回。旅に出たまひろは、途中で双寿丸の一団に出会います。東国で戦が起こり朝廷側の討伐軍に加わり、そこに向かっているところでした。
見送りながら、まひろの「嵐が来るわ」と言う呟き。その秀逸な終わり方は、摂関政治から武士の世への大きなうねりを予感させる終わり方でした。
荘園制にも陰りが出始め東国には武士が反乱を起こしています。ここのところを深読みしたいと取り寄せたのが澤田瞳子『落下』です。
すると「え~っ???」。同じ文庫本が2冊も届いたのです!
購入履歴を確かめると、何と1冊ずつ別々に購入ボタンを押していました😵💧
ここ数冊の澤田さんの本は短編で、なんとなく心に響かなかったのですが、今度は緻密な構成です。
年代的にはまひろの時代より100年ほど前になりますが、この時すでに武士は成長しつつあったのです。
この頃の東国の時代背景に弱いので、じっくり時間をかけて読みます。