新・遊歩道

日常の中で気づいたこと、感じたこと、心を打ったこと、旅の記録などを写真入りで書く日記です。

第19回「青天を衝け」 勘定組頭に昇進

2021年06月20日 | テレビ番組
栄一は米、硝石、綿花の流通に手をつけ順調にスタートしました。
隣の姫路藩の木綿は一ヶ所に集められ、それを晒しにして高く売りさばくことに成功していました。これを参考にして栄一は一橋の領地でも流通ルートを整え、その決済を藩札で行うようにしていきます。こうして一橋の懐も豊かになっていきました。
この成功で栄一は「勘定組頭」に昇進。慶喜によくやったとお褒めの言葉をもらうと「ははっ、その道で更なるお役に立てるよう精進して参ります」と誇らしげな表情で答えました。
喜作も活躍して「軍制所調役組頭」に昇進。二人はそれぞれの道へ邁進していくことになります。

今日気になったシーンです。後々の伏線になります。
江戸幕府で。
栗本鋤雲「フランスの誘いをどうなさいますか?」
小栗忠順「2年後のパリの博覧会か。無論参加だ。」
 
ベルギーで。
五代才助「国父様にお願いして、再来年の万国博覧会に、さつまん(薩摩の)よか品を沢山だそうち思ちょります」

二年後のパリで、幕府と薩摩が万博に別々に出品して大変なことになります。そこには栄一も登場すると思います。
栗本鋤雲の名前も覚えておくと、パリの場面でも見ることができるでしょう。

番組の中で、栄一が慶喜から藩札発行の許可を得ます。その藩札を彫り師が実際に掘っていたのが感動でした。彫り上げたものを更に3分割して合体させる贋札予防。紙切れが信用を得るやり方、この細かさがドラマに息を吹き込みます。





コメント    この記事についてブログを書く
« 明治神宮の森の物語·····朝井... | トップ | 至福の時間 »