自粛生活がなかったら恐らく積極的に見ることはなかったであろう戦争映画。
ロンメル将軍が登場する映画はいくつか見ていたのでいろいろなシーンが断片的に思い浮かぶのに、すでにこの映画をブログにアップ済みだったことをすっかり失念していました。
ロンメルの妻が2階の小窓から、音声の消えた口の動きと表情だけで見送るシーンがあります。
永久の別れになることを覚悟した別れのシーン、切なく哀しく感動的なこの場面を書く段階になって「うん?これって前に書いたような・・・」と、すぐに過去ブログを調べました。
やっぱり書いていました。あ~っ、すっかり失念していました!
「これって、相当にやばくない?····」と自信がなくなり落ち込みました。そんなに前の事ではないのです·····。
戦争は誰がどこから見ても悪!なのに戦争映画、しかもナチスの将軍をブログに書くのは勇気もいりました。
ドイツはみんなヒトラー色に染まっている思っていたのですが、危険をおかしてヒトラーをいさめようとした人たちが居た、すぐ側に居たと言うことに救われた思いです。そしてその危険をおかすことを妻も支持していた・・・。人間としての誇り、神に対して誠実であり曇りのない心が残っていたと言うことでしょうか。
『ロンメルの大胆な戦略は我々に大打撃を与えた。だが1942年11月に私が述べたように彼は称賛に値する人物である。尊敬すべきなのは彼が忠実なドイツ軍人である一方ヒトラーの所業を嫌悪したことだ。そしてドイツを救うため陰謀に加担し、我を失った暴君を倒そうとした。その為に彼は命を犠牲にした。現代の悲惨な戦争において騎士道精神の宿る貴重な男だった』