4半世紀も前、イタリア旅行前に読めばと友人に薦められたのが塩野七生さんの本でした。タイトルは字余り的な『チェーザレ・ボルジア あるいは優雅なる冷酷』。
小国乱立のイタリアと複雑な人物相関図、紛らわしい長い名前に辟易しながらどうにか読んだものの、理解できたのは枝も葉もなく幹の部分だけでした。
冷凍していた牛丼用の肉を使って温玉牛うどんです。
このロールキャベツは、キャベツの葉を大きいまま茹でて冷凍保存していたものを使いました。
それが塩野さんの文庫本を70冊以上も読み終えて、再度手に取るとよく理解できて、「こんなに面白かったのだ!!!」と深く感動しました。
春休みを前に孫に送るつもりの塩野さんの8冊でしたが、夫が「ちょっと待って」と言い出しました。
そこで、15世紀のイタリア、最も華やかなルネサンス時代を知りたかったらと、この2冊を薦めました。
『ルネサンスの女たち』は恋愛小説とは程遠い、政治に振り回された、あるいは振り回した女たちを中心にイタリアの領土分取り合戦です。
イタリア北部の小国、ヴェネチア、フランス、スペイン、ローマ法王、果ては東のトルコまで絡んでヨーロッパが動いた・・・、とにかくワクワクする内容です。
塩野さんの本は膨大な資料に裏付けされて、歴史上実在した人物相関図も地図も、さらには増版本にはルネサンス期の名画もストーリーに織り込むという緻密さ、素晴らしい本です。
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お昼は私だけ塩分を気にしないうどん!
冷凍していた牛丼用の肉を使って温玉牛うどんです。
夫は1人分しか残っていなかったロールキャベツを満足して食べているので、私も堂々とうどんを堪能しました。満足!!!幸せ!!!
このロールキャベツは、キャベツの葉を大きいまま茹でて冷凍保存していたものを使いました。
解凍した葉で肉を巻き込むと、繊維がさらに柔らかくなって、くるっと抵抗なくきれいに巻けます。