賭銭無の「週末はPhoto一息」

賭ける銭無しに陥った競馬から、カメラを趣味にして6年目で退社。“週末”が“いつでも”になりましたがタイトルはそのままで。

十五夜

2008年09月12日 | 祭事・イベント
川崎市の生田緑地にある日本民家園。年中行事の「十五夜」を9月28日まで展示しています。
 
旧暦の8月15日を「十五夜」「お月見」と呼び月にお供え物をします。里芋を供えることから「芋名月」とも。里芋、栗、柿などをそれぞれ15個ずつ皿に盛り、米のダンゴ15個は重箱に入れ、お神酒、お燈明を供えます。また5本のススキと実のついたガマズミの小枝を白鳥徳利や一升瓶に一緒に差します。(川崎市宮前区馬絹あたりの例)
十五夜をすると「十三夜」(旧暦9月13日)を必ず行います。どちらか一方だけやる「片見月」は縁起が悪いといわれるためで、十三夜は供え物の数をそれぞれ13個にし、ススキは3本にして飾ります。(配布しているリーフレットから抜粋)
片見月というのは初めて知りました。
追記(9月13日)
今年の十五夜は9月14日(満月は15日)、十三夜は10月11日です。(ちなみに2009年は10月3日と10月30日、2010年は9月22日と10月20日と、毎年違うのだそうです。また、十五夜の日が満月とは限らず、ずれることが多いようです)
 
古民家の燻されたにおいが、小さな頃の記憶を呼び起こします。
思い出してみましょう。格子から差し込む月の光や、縁側から望む月…。
 
古民家の入口近くのゴンズイの実。そして生田緑地のホオノキも実をつけていました。

撮影機材:Nikon D40(AF-S DX Zoom Nikkor ED 18-55mm F3.5-5.6G II)+
AF-S VR Zoom Nikkor ED 70-300mm F4.5-5.6G (IF)