こんばんわ、お天気雨に桜きれいな日でした。
そんなワケで第75話の加筆校正まだ終わっていませんけれど、
この雑談もバナー押して下さる方いらっしゃるので続きまた載せます。楽しんでもらえたら嬉しいです、笑
雑談寓話:或るフィクション×ノンフィクション@御曹司譚54
忙しない12月の金曜夜@和ダイニング半個室、
同僚御曹司クンは御機嫌→拗ねモード変換して言ったのは、
「マジ不幸だろ、どんだけ好きになっても返してくれないって苛々する、おまえ感情に欠陥あるんじゃね?拗」
こんな台詞に正直なとこメンドクサイなって思った、
特にその1週間は仕事中もメールしたくなるってアタリ自制心の無さに呆れてた、
それ以上に悲劇ナルシズムちっくな貌も責任転嫁の台詞も好みじゃない、だから言ってやった、
「不幸ゴッコに付合ってる暇なんか自分は無いよ、もう止めよっか?笑」
止めよっか?
そんな台詞に御曹司クンの目が大きくなった、
もう涙目になっている、どっか昂揚状態な貌は何か言いたげで、そこへ店員サンやってきた、笑
「鳥飼ロックと水、あとウーロン茶になりま、す、」
状況すこし気づいたな?
そういうトーンで、けれど店員サンは何げない貌でグラスたち並べてくれた。
そのまま何げなく退場してくれてから、いま運んでくれたグラスひとつ御曹司クンの前に置いてやった。
「ウーロン茶まず飲みな、ひと息ついてから口開いた方が良い、」
御曹司クン、置かれたグラスぶすったれた顔で見てさ、
それでも涙目のまま素直にひとくち呑んで、こっちも米焼酎に口つけた。
あーロックがいちばん美味しいかな鳥飼、笑
とか考えながらチェイサーの水すこし含んで、
また酒を飲みながら涙目クンに言ってやった、
「おまえはマイノリティだよ、世間一般では少ないタイプって言われるのが現実だろ?で、少ないっていうのは1個の例が全体の姿だと認識されることだよ、
いわゆる性的マイノリティは偏見と向きあうことが避けられないのが現実だよ、だからこそ自分勝手な我儘は通用しない、そういうの無責任は卑怯で不細工だよ、」
こういう現実ホントこいつ解かってんのかよ?
っていうのが告白から2週間に見た御曹司クンの言動だったんだよね、
このままじゃ本人も周りも息詰まる、そう解かるから今ここでナントカならないかなって思った、で、言ってみた、
「無責任な卑怯モンは嫌われて当り前だろ?おまえだけに限ったことじゃない、想い通りいかないからって不幸ぶって悲劇ゴッコとかウザいだろ?
悲劇ナルシズムなヤツと話して楽しいと思う?相手が好きにならないからって不幸ぶって拗ねて嫌がらせちっくなコトするやつ誰が好きになると想う?」
嫌われて当り前、
そんな言葉に御曹司クンは俯きかけて、それでも何とか顔上げてくれていた。
言葉の意味を探すようこっち見つめて、涙ひとつ落して指で拭って、それから訊いてくれた。
「俺のこと嫌いになった?」
どういう意味で訊いてるんだろな?
そう考えながらも想っているまま言ってみた、
「好きでも嫌いでもないよ、ただ大切かな?」
彼が言うところの「好き」でも「嫌い」でも無い、でも大切だなって思うから言ってみた。
「大切だからこそ離れた方が良いのかなって思うよ?この2週間のおまえ見てるとね、笑」
きっと離れる方が良いんだろう、
それが2週間の正直な感想と現実で、そんな発言に彼は訊いてきた、
「大切だから離れるって俺よく解んねえよ、なんでそんなこと思ったんだよ?」
「おまえの駄目行動が増えてるからだよ、笑」
ホント駄目だろが?
そう想うまんま笑って言ってやった、
「仕事中にメールする、余所見する、情緒不安定なのか寝不足気味、でも恋愛だから仕方ない言って開き直るヤツって社会人として駄目すぎるだろ?
そういう無責任発言するヤツ自分は嫌いだよ?だから今のままだとオマエのこと嫌いになると思う、だから離れた方が良いのかなって思ったよ、笑」
有頂天と落込みと、感情のふり幅が大きくなっていく。
そういう御曹司クンは同じ社会人として尊敬できる対象じゃない、そんな本音に御曹司クンが尋ねた。
「離れるって、もうメールとか電話とかしないってこと?一緒に飯食うとかもしないって言ってんの?」
メール、電話、食事の同席、こういう日常が距離を近くする。
言葉を交わして一緒に旨いもん楽しんで、そういう「楽しい」の共有が好意も育んでくれる。
そういう全てから離れてしまえば感情も離れていく、関係も途絶えてしまう、だから言ってみた本音に笑った。
「一緒にいるのに好きにならないから不幸なんだろ?だったら離れたら幸せになれるだろ、こっちもダメ社会人になるオマエ見たくないしさ、笑」
ホントそういう不幸もダメ社会人も見たくない、
そんな本音と笑った向かい、御曹司クンが言った。
「クリスマスイヴまで待ってよ?それまでに俺なんとかする、止めないで、」
そういえば約束していたな?
そんなこと思いだしながら米焼酎また呑んで訊いてみた、
「一週間で何をなんとかするわけ?」
「嫌われない俺になる、だからメールとか止めないでほしい、もう少し待ってよ?」
言ってくれる貌は一生懸命で泣きそうだった、
すこし前まで笑って今は泣きそうでいる、そんな変転すこし呆れてさ、
呆れながらも誰かに一生懸命になれる事はすこし羨ましくて、でも遠いまま言ってやった、
「仕事中のメールは緊急以外ナシ、いいね?笑」
とりあえずココで一旦切りますけどまだ続きます、
おもしろかったらコメントorバナー押すなど頂けたら嬉しいです、気が向いたら続篇載せます、笑
Aesculapius「Mouseion18」校了しています、第75話「回顧3」加筆かなりする予定です、
で、小説ほか面白かったらバナーorコメントで急かして下さい、笑
深夜に取り急ぎ、
智
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