萬文習作帖

山の青年医師の物語+警視庁山岳救助隊員ミステリー(陽はまた昇る宮田と湯原その後)ほか小説×写真×文学閑話

Short Scene Talk ふたり暮らしact.50 ―Aesculapius act.60

2014-04-18 22:30:00 | short scene talk
二人生活@campus2
第3章act.23-24の幕裏@東大構内




Short Scene Talk ふたり暮らしact.50 ―Aesculapius act.60

「すみません、入館申請お願いします(光一を待たせてるすぐ終わらせないと)」
「はい、どうぞ(ガンバリ笑顔)(また来たわ彼この若さで医科歯科大の講師なんてすごいわ美形だし萌)」
「ありがとう(笑顔)(あの本ならあの場所あたりだな光一独りにしてるの心配だ速く済ませないと)」
「あ(笑顔)(よかったあったこの中でコピー取るのはっと)よし、(コピー機すぐ空いてると良いな15分後だけど5分前には)」
「ん(笑顔)(よかったコピー空いてた5分で済ませよう)…(光一どこにいるのかな三四郎池のところかな森だって家でも喜んでたし)」
「ん、(終わった早く本を戻して戻ろう三四郎池で光一ぐるっと歩いてるかなあの辺て)あっ、」
「っ…(あの辺は人目も少ないんだ光一そんなところで独りなんて心配だ急いで行かないと妙なヤツとかいないとも限らないし)」
「あ、(退館あいさつしないと)ありがとうございました、(笑顔)(光一もう来てるかな未だかな)」
「おつかれさまです(ガンバリ笑顔)(あらもう帰っちゃうのね残念いい目の保養だったな美形高身長高学歴高地位スゴイわね萌)」
「どこかな、(光一たぶん三四郎池の方だから道に出よう)あ、」
「雅樹さんっオツカレサマ早かったねっ(極上笑顔)(早めに戻って正解だねっ喜)」
「光一(満面笑顔)どこに行ってたの?(抱きついてくれる可愛い無事だった良かった笑顔ああ可愛い萌)」
「ん、アッチの森のとこ行ってたねっ(笑顔)ね、ちっと腹減ったよ?オヤツしたいね、(待ち合わせてお茶とかって大人デートっぽいよねっ)」
「じゃあカフェ行こうか、本屋も行って良いよ?(笑顔)(図書館を目の前に入れなかったんだから本屋に行きたいよねきっと)」
「ん、本屋も行きたいねっ(笑顔)ね、パフェとか食べたいね雅樹さん、(1個のパフェ分けっことか半分食べて交換コとかイイよねっ嬉)」
「好きなものなんでも食べて良いよ?(笑顔)(ほんとなんでもしたくなるな僕やっぱり甘やかし過ぎだけど今日はいいよね萌照)」
「…あの子すごい美形と行っちゃったぞ?なんか二次元ぽい光景だなー(あんなヤツ現実にいるんだな凹×感心)」
「いま図書館から出て来たよな、ココのOBか教員か国立大の教員ってことだよな?(エリートかー美形でエリートってなんだよ)」
「エリートかー、あんだけ美形でエリートってズルいよな、ココ出たって俺たち美形になれるわけじゃねえし凹笑(あ卑屈だ俺まずい笑)」
「ん、(なんか視線が来るけどなんだろうアレあの人達もしかして)光一、さっき誰かに追っかけられたりした?(あああ心配がアタリとか)」
「ナンカ池のとこ歩いてる奴はいたけど?(なんだろ雅樹さんあっ)雅樹さん心配してくれてたの?ありがとねっ(大喜び笑顔)」
「ん、どうしてありがとうなの?(照笑顔)(ああ大喜びしてくれる可愛い萌照)」
「だって俺のことずっと考えてくれてたんでしょ、嬉しいねっ(ドヤ笑顔)(図書館より本より俺なんだねっ嬉しいねふふふんっ)」



Aesculapius第3章act.23-24の幕間、光一と雅樹@東大構内2
無邪気な光一と心配性な雅樹の幸せです、

Savant加筆校正もうちょいします、終わったら雑談→第75話かAesculapiusかコラムの予定です、
が眠いから寝るかも知れません、笑

取り急ぎ、



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雑談寓話:或るフィクション×ノンフィクション@御曹司譚66

2014-04-18 00:35:00 | 雑談寓話
こんばんわ、眠いです、
ここんとこ MAN WITH A MISSION かOne Ok Rock 聴きながら書いてます。
この雑談もバナー押して下さる方いらっしゃるならってカンジで続き載せてます、楽しんでもらえてますか?



雑談寓話:或るフィクション×ノンフィクション@御曹司譚66

クリスマスイヴまで待ってよ?それまでに俺なんとかする、止めないで。

など御曹司クンが言ったからメールほか私的連絡の停止は保留になっていた。
この保留状態をどうするかって懸案事項があったから訊いて、で、回答は、

「止めるとか言われたらマジ危ないくらい泣くよ?もうさー墓参りで惚れさせられた、おまえは諦めさせるツモリだったろうけど逆だって?」

想い通りならないのが人生だなってホント思う、
誰か好きな人いるなら諦めやすいだろ思ったのに逆だとかコイツ言ってくる、

もうドンダケ花畑脳なんだよ?

「おまえ自分一番で独り占め出来ないと無理だろ?ソレで幼馴染クンとも別れたんだろが、笑」

他の誰かを想い続けてる、そんな相手と恋愛するなんて普通でも難しい。
まして独占欲強いタイプは無理、そういう現実を見てほしくて言ってやった、

「マンガやドラマと違うよ?ずっと好き言ってたらイツカ振り向いてもらえるって思ってるんだろうけどさ、ソンナ単純なモンでもない、
もう解ってるだろ?自分はホント束縛嫌いだし一人の時間好きだから、寂しがり過ぎるオマエはゲイだろうがバイだろうが関係なく無理、ごめんね?」

ほんと自分は無理、だから早くヨソ行きなよ?
そういう本音と笑ったフロントガラス越し運転席が真面目に笑った。

「俺だってホント好きだから今すぐ諦めるとか無理、友達でもナンでも隣に居られる今が俺マジ幸せだから、笑」

幸せとか言わないでほしいな?
そんな本音とドッカ温かいような気分に笑って言ってみた、

「今夜が最後、メールも全部止めるって言ったら?笑」
「俺からは送っちゃうかもしれねえ、返事無くても届けばイイやって、笑」

往生際悪いコト言ってくれんじゃん?
その悪さの理由を聴いてみたくて訊いてみた、

「何をソンナ届けたいわけ?笑」
「生きてるヤツで想ってるヤツいるよってこと伝えたい、」

言いながらガラス越し笑ってくれる目が一瞬こっち見た、
だけど映ってる自分の顔はいつものまんま普通に笑った、

「ふうん?笑」
「あ、そんな笑って流すなよー俺マジで言ってんの、拗笑」
「へえ?笑」
「あーなんか疑わしいって想ってんだろ?ホント信用無いなー俺、拗笑」

なんとか信じてほしい、そんな貌で笑ってくれてた。
でも信じられるかって訊かれたら申し訳ないけど「×」ちょっと信用できない、
何より自分が信じるツモリが無い、そう想ってるまま本音ぶっちゃけてやった、笑

「人間の恋愛ってさ、根っこのトコは生殖本能だろ?だから男と女でも3年で子供出来ないと別れるパターンって多いんだよ、同性なら尚更だろ?
おまえも幼馴染クンと大学卒業で別れたなら3,4年、その後は連絡とってないんだろ?おまえアレコレ言っても諦められてるじゃん、今回も同じだよ?笑」

きっと他の誰かを好きになれる、その方が幸せだろう?
そんなふう想ったまま言って時計を見て教えてみた、

「あと10分で0時だよ、笑」

0時には最寄駅に着く、で、お開き。
そう決めてたはずの予定に御曹司クンは言った、

「家着いたらメールする、もし電話かけたらゴメン、でも今日で止めるとかしないでくんないかなー…ほんと傍にいたい、友達でもナンでも、」

ここで切ったほうが良いのかな?

それとも友達として笑ってける?

どっちが良いのか?その解答すこし迷い始めてさ、
助手席の窓ずっと外見てるうち駅の大通りに着いて車停めてくれた。

「ありがとね、笑」

笑ってシートベルト外して助手席の扉を開けて降りて、
そしたら御曹司クンも運転席から降りてたから笑った、

「おまえ駐停車禁止で捕まるだろ?笑」
「ここ標識ないし夜中で車も少ないから平気、」

反論した顔は街灯に笑ってた、
でも降りちゃってドウするツモリだろ?そんな思案に御曹司クンは言った、

「家まで押しかけるツモリない、おまえが角を曲がるまで見送ってたいだけ、こういうの最後かもしれないしさー笑」

そんなこと言って笑った顔が置き去りにされる犬っぽかった、
置いてかれるの解かってる、でも泣かないで健気してます、って感じの顔。
で、正直なトコ自分は捨て犬とか哀しくなる方だったから、ツイ出来心でホトケゴコロが出た、笑

「おまえのコト大切だよ?だから嘘吐けないしホントの事しか言えない、おまえのこと恋愛する可能性はゼロ、でも人間として好きだよ?笑」

歩きだしながら正直に言った先、御曹司クンの目が大きくなって泣きそうになった、で、泣きだした。

「っ…だからー…そういうのが好きになっちまうだろ、もう泣かすなよ別れ際にっ…どうしてくれんだよ」

暗いアスファルトの道、街燈の下、ぼろって涙が御曹司クンの頬に落ちて、
すぐ涙また零れてアスファルトに落ちて、誰もいない道で押し殺した声が泣きだした、

「なんだよおまえっ…ほんとさー…なんでナンデもない貌したまま俺を泣かせられんの?職場でも飯屋でも呑んでも…っ、墓参りでも変わんない、
いつもいつも笑ってさー…でも俺のこと泣かすんだよ、っ…なんでそんな俺を泣かせられんの?笑わせてくれて泣かせてっ…すきだってば、も、やだ」

泣いてる、

その貌がやたら哀しかった、
こんなふうに泣かせたかったわけじゃない、でも泣かせたのは自分なんだろう?
自分に責任があるとか無いとかソウイウ問題じゃなく友達が自分を呼んで泣いている、だから立止った、

「ほんと泣虫だね、社会人の男がミットモナイ、笑」

想ったまま軽くSった向こう泣いてる目がちょっと睨んだ、
男のプライド意地張りたい、でも崩れて建て直せないままの顔から涙アスファルトに墜ちる。

ほんとコンナぼろ泣くヤツっているんだな?

そんな感想なんだか懐かしくて可笑しくて、
イイカゲンほっとくのが哀しくなったから、つい走り戻って抱きしめた。

「とりあえず好きなだけ泣いちゃいな?泣きやめるまで待っててやるから、笑」

とりあえず泣かせてあげたい、
そう想ったまま道端で抱きしめて背中ぽんって敲いたら、コートの腕が縋って泣きじゃくった、

「っ、ばかっ…だったら俺もー泣き止まないからなっ…ばか、おまえやっぱSでばかだっ…」

ばかバカ言いながら泣いている、そんな泣声は昔のこと思い出させてくれて懐かしくて、なんだか温かかった、


とりあえずココで一旦切りますけどまだ続きます、
おもしろかったらコメントorバナー押すなど頂けたら嬉しいです、気が向いたら続篇載せます。
Aesculapius「Mouseion24」加筆ほぼ終わり&読み直し校正します、不定期連載も加筆倍くらいする予定です。

小説ほか面白かったらバナーorコメントにて反応お願いします、笑

深夜に取り急ぎ、



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