萬文習作帖

山の青年医師の物語+警視庁山岳救助隊員ミステリー(陽はまた昇る宮田と湯原その後)ほか小説×写真×文学閑話

山岳点景:荒涼の春

2014-04-12 22:20:00 | 写真:山岳点景
日暈の荒涼



山岳点景:荒涼の春

日暈、太陽に懸る虹を観ました。
明神山@山梨県山中湖村にて、標高1,200mを超えた空です。




That on a wild secluded scene impress
Thoughts of more deep seclusion; and connect
The landscape with the quiet of the sky.

太古のままに秘められた光景が心刻み
深まりゆく孤高を見つめ、そして想う
天空の沈黙に遥かなる視界を。

William Wordsworth「Lines Compose a Few Miles above Tintern Abbey」抜粋&自訳



これからAesculapius読み直し校正&第75話の加筆校正します。
でも寝落ちしたらすみません、笑



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雑談寓話:或るフィクション×ノンフィクション@御曹司譚60

2014-04-12 00:30:08 | 雑談寓話
こんばんわ、森の桜も花吹雪がきれいです。
この雑談もバナー押して下さる方いらっしゃるので続きまた載せます。楽しんでもらえたら嬉しいです、



雑談寓話:或るフィクション×ノンフィクション@御曹司譚60

12月24日18時半すぎ、丘の公園のベンチは静かだった。
クリスマスイヴで夜景ポイントでもあるから恋人連れや家族連れも多くて、でも座っているエリアは人通りが少ない。
昼間なら本読んだりするのにちょうどイイ席で、だから常連席にしているベンチで御曹司クンやっと泣き止んで笑ってくれた。

「あー、俺ここまで泣きまくったの久しぶりかも?みっともないトコ見せてゴメン、」

照れてるけど素直に笑いながら顔拭いてくれる。
その台詞に思ったまんまSってみた、笑

「確かにミットモナイよね、通った人の視線が面白かったし、笑」

こんなイヴの夜に何やってんだろあの二人?
そんな視線をいくつか見たから言ったら御曹司クン照れ×清々しく笑った、

「そっかー俺なんか晒しモンだったんだ、どんなふうに思われたんだろー笑」

どんなふうに言われたいんだろー笑
とか思いながら率直に答えてあげた、

「イヴに誘ってフラれたから友達に慰めてもらってるってトコだろね、笑」
「う、ある意味それってマジだー反論できねえ、笑」

また清々しく笑って御曹司クンはコーヒー飲んで、
もう冷めてたろな思ったし時間も良かったから言ってみた、

「ゴハンしない?腹空いたんだけど、笑」
「俺もなんか食いたい、腹減ってるし笑」

すぐ賛成してくれたからベンチ立ち上がって、
冬の花と街灯を歩きながら軽くSってみた、

「あんだけ泣いたら腹も減るし喉も乾くよね、オツカレサン、笑」
「どうもー笑 ってナンダそれ子ども扱いっぽいムカつく、拗笑」
「ガキンチョ泣きだったからね、笑」
「なんだよもーホントおまえってイチイチムカつく、笑」

そんな会話と歩いて駐車場に戻って車出して、
ノープランだったから訊いてみた、

「で、ナニ食べたい?笑」
「横浜だったらオマエ詳しいよな、中華街のおススメ連れてってよ、」
「ガッツリ系と飲茶系あるけど、どっちがいい?」
「あー食べ歩きもしたいから飲茶系で、」

で、飲茶の割と好きな店に連れていって、もちろん自分は青島ビール飲んだ、笑

「…飲茶にビールって美味しいよなー羨」
「次は生中にしよっかな、桂花陳酒のソーダ割りもイイんだよね、笑」
「あのさー…おまえワザと発砲系の酒に旨いもんオーダーしてくれてるよな?」
「ウーロン茶も合うだろ?笑」

なんてカンジで会話して軽めに食べて、そしたら御曹司クンが奢ってくれた。

「さっきの缶コーヒーの礼な、照笑」

公園のベンチで買ってあげた缶コーヒー1本→夕飯に化けたアタリわらしべ長者っぽい、笑
そんなこと思いながら有難く礼を言った、

「じゃ遠慮なくゴチソウサン、泣き代も込みってカンジだろうし、笑」
「あーもう泣いたこと言うなー恥ずかしいんだから触れるなよ、照拗」

だったら泣かなきゃ良いのにね?笑
なんて感想を思いながら店を出たら御曹司クンが言ってきた、

「あのさ、肉まん食べ歩きしたいんだけどおススメある?」

観光客のお決まりコースなリクエスト、笑
誰も最初はやってみたがるな思いながら提案してみた、

「フツーの肉まんなら関帝廟通りってトコのおススメだよ、角煮まんってデカいのならそこの細い路地だけど、笑」
「その角煮ってやつ食べてみたい、初めて聞いたし、」

ってワケで連れていって、御曹司クン1つ買ってビックリ顔になった、

「おー…たしかにLサイズだ、まじデカい、」
「がんばって食べきれ、笑」

笑って自分も買おうとして、そしたら御曹司クンが言ってきた。

「あのさ、半分コしてくんない?フツーの肉まんも食べたいしさ、な?」

それも一理あるな?
って思ったから財布だすのを辞めて笑った、

「オゴリ?笑」
「奢ってやる、半分だけど、笑」

笑って半分コしようとしてくれて、そしたら御曹司クンまた驚いた、

「うわっ、なにコレ具がデカっ、」
「ホントに角煮が入ってるんだよねソレ、青梗菜も入ってるよ、笑」
「うわー…ホントに青いの入ってるし、すげー、中華街の肉まん深いなー」

感心しながら器用に半分こっちにくれてさ、
フツーに受けとって食べ始めたら御曹司クンがデレた、笑

「半分コとかって良いよなーカップルっぽい、照笑」

やっぱりコイツ花畑脳だ?

ホント仕方ないヤツだなー思いながら無視して食べながら歩いて、
さっさと食べ終えたら御曹司クンが残念顔になった、

「あ、もう食い終ったのかよ?せっかくカップルぽかったのにー凹」
「フツーに1個ずつ食べてるって思うだろ?笑」

あっさり妄想ぶち壊して関帝廟通りまで歩いて、
観光コースだしな思いながら参詣した廟はライトアップに華やかだった。
朱塗りと黄金が目立つ中国らしい造りに「おーー」とか言いながら御曹司クン見上げて、物珍しげに言った、

「外国ってカンジするなーさっきの細い通りもソウだったけど、」
「夜だと余計に異国っぽいかもね、笑」

そんな会話しながら関帝=関羽@三国志の像を見て、
通りに戻ると目当ての店に着いてすぐオーダーしてやった、

「肉まんとココナッツ団子2つずつ下さい、笑」

各1個ずつ、そんなオーダーに御曹司クンは若干拗ねた、笑



とりあえずココで一旦切りますけどまだ続きます、
おもしろかったらコメントorバナー押すなど頂けたら嬉しいです、気が向いたら続篇載せます、笑
Aesculapius「Mouseion21」草稿UPしてあります、校正終ったら第75話の続き予定です。
で、小説ほか面白かったらバナーorコメントで急かして下さい、笑

深夜に取り急ぎ、



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