萬文習作帖

山の青年医師の物語+警視庁山岳救助隊員ミステリー(陽はまた昇る宮田と湯原その後)ほか小説×写真×文学閑話

Short Scene Talk ふたり暮らしact.48 ―Aesculapius act.58

2014-04-15 23:24:07 | short scene talk
二人生活@bed
Aesculapius第3章act.22-23の幕間



Short Scene Talk ふたり暮らしact.48 ―Aesculapius act.58

「ん…まさきさん…(まさきさんどこ)」
「光一、起きた?(笑顔)(ちょっと寝惚け顔だな可愛い萌)」
「ん…まさきさんだいすき、きて?(だいすきだっこしてほしいね)」
「え、照(来て?って光一もう9時になのにそんなおねだりしてくれるなんて照萌)」
「まさきさん、ここきて?(極上笑顔)(だっこしてとなりでいっしょにねてほしいね)」
「うん、照(ああ僕この笑顔に勝てないよ9時だけど言うこと聴く約束だし照喜)」
「ん…だいすき(極上笑顔)(まさきさん温かい)」
「光一、照(くっついてくれる可愛い萌って僕ほんとは朝ごはん持ってきたのに)」
「ん…?あ、なんか甘い匂いするね(この匂いって)あ、フレンチトーストかね雅樹さん?(御機嫌笑顔)」
「え、あ、(あれなんか空気変わっちゃった照凹でも冷めないうちの方がいいよね)うん、さっき食べたいって言ってたから(笑顔)」
「ありがと雅樹さん(御機嫌笑顔)ね、持ってきてくれたってコトはココで食べるのかね?(ベッドでゴハンとかお初だねっ)」
「うん、今日はベッドの食事も良いかなって思って(笑顔)(ベッドの食事って僕それなら光一を照って何考えてるんだ僕ほんとすけべだ照悶々)」
「ベッドで飯って雅樹さん、熱出した時もしたね?リンゴのすったやつとプリン(笑顔)(あのときも嬉しかったね)」
「光一が5歳の時だね、あのとき僕ほんとに心配したよ?(笑顔)(熱出すなんて初めてだったんだ光一でも僕も違う熱出てたな今もちょっと照悶)」
「ね、あーんして?あの時みたいにさ、ね?(御機嫌笑顔)(あれ嬉しかったねまたしてほしいね喜)」
「あまえんぼだね光一は(笑顔)(あまえんぼ可愛いなあのときも可愛かったな寝汗ふいてパジャマ着替えさせてって今日も同じだ照真赤)」
「雅樹さん、ちょっと顔赤いけど大丈夫?熱あるのかね?(疲れてるのかな昨日ほんと忙しかったもんね雅樹さん心配)」
「あ、照…ううん大丈夫だよ?(笑顔)(熱確かにありますでも光一が言ってくれてる意味と違うんだ本当ごめんね僕こんなんで照悶)」



Aesculapius第3章act.22-23の幕間、光一と雅樹@朝
光一と雅樹の幸せ×攻防その4です、

Aesculapius「Mouseion23」加筆たぶん日付変更前に終わります。
それ終わったら雑談→短編か第75話かAesculapiusかコラムの予定です、

取り急ぎ、



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雑談寓話:或るフィクション×ノンフィクション@御曹司譚63

2014-04-15 02:00:00 | 雑談寓話
こんばんわ、
加筆校正してたら遅くなりました、眠いです、で、短めになります、笑
で、この雑談もバナー押して下さる方いらっしゃるので続きまた載せます、楽しんでもらえたら嬉しいです。



雑談寓話:或るフィクション×ノンフィクション@御曹司譚63

12月24日21時ごろ@元町のコーヒー屋、
同僚御曹司クンと座った席は相変わらずソファがイイ感じだったけど、
いつも一人で読書orパソコンor勉強ってカンジの人も多い店なのに、その日はカップルやたら多かった。

で、御曹司クン定番だけど言ってきた、笑

「デートなカンジのひとばっかりだよなー俺たちもその一組?笑」

またツッコむのもドウなんだ?笑

そんなこと思ったからフツーにマグカップ口つけてコーヒー飲んで、
熱くて少し火傷しそうだなとか黙って猫舌してたら定番だけど拗ねられた、笑

「なんだよスルーかよ、なんかツッコむくらいしてもイイじゃんか、拗」
「ひとりごとに返事しない主義だから、笑」
「ひとりごと違えよ、話しかけてんだろ?なんか言ってよ、拗」
「一人相撲オツカレ、笑」
「う、凹」

なんてカンジの会話でコーヒーのんびり飲んで、
半分くらいになったところで遠慮がちに訊かれた、

「あのさー…幼馴染さんもオマエのコト好きだった?」

そんなこと聴いてどうするんだろう?

あのひとの事がコイツに何の関係があるんだろうか?
そう想ったけれど話すのも悪くないかなって思った、たぶん諦めてもらいやすくなるから。
それを御曹司クン本人も考えて訊いてきたのかもしれない、そう思って昔の断片ひとつ話してみた。

「幼稚園のとき同じクラスだったんだけど、仲良い女の子の友達が自分に出来てさ、で、自分が遊んでくれないって母に言いつけられたよ、笑」

本当に他愛ない話、だけど自分は憶えている。
それくらい自分たちには変化だったと今なら解かる、そんなこと思う前から御曹司クンが笑った。

「おー嫉妬したんだ?かわいいなー笑」
「可愛いひとだから、笑」

即答で笑って答えた向こう、微笑ましいなって貌で笑ってくれてた。
小さいころの事だから素直に聴ける、そんな穏やかな空気に記憶また話した、

「幼稚園でお泊り会ってあったんだけどさ、そんとき自分は病み上がりだったから薬持参だったんだよね、そしたら友達の子も風邪薬持っててさ、
夕飯のカレーの後で自分とその子が薬飲んでるトコにあのひと来てくれて、薬分けっこしてって言われてさ?断っても聴かないから一滴だけあげたよ、」

薬を飲むなんて子供には楽しいことじゃない、それでも一緒にしたがってくれた。
こんなことお泊り会以外にも何度かあったな?そう記憶また思い出しかける前で御曹司クンが笑った。

「ほんと可愛いなー笑 薬って飲み薬だったんだ?」
「うん、なんかピンク色っぽかったんだよね、それで余計に欲しがったのかもしれないけど、笑」
「あー子供用の薬とかって可愛かったりするよなーでも薬まで一緒したがるって余程だよなー笑」

ほんと余程だったな?笑
そんな納得に笑って記憶の続きを話した、

「薬飲んだあとは花火したんだけど線香花火でさ、3人並んで誰が最後まで残るかって競争したらあのひと途中で火が落ちてね、でも隣にいてさ、
一緒に花火持っていいかって言うから1つの線香花火ふたりで持ってたら、最後までちゃんと火が落ちなくて。あのひと喜んで勝ったって笑ってた、」

もうずっと前のこと、それでも憶えてる自分の本音が解かるなって思った。
こんなこと今でも憶えていて顔も想い出せてしまう、そんな記憶に御曹司クンまた笑った。

「その一緒に持ってたいって解かるなーなんか嬉しいんだよな、笑」
「そう?笑」
「うん、俺そういうの嬉しいもん、だから幼馴染さんワザと線香花火の火落したんじゃね?」
「なんで?」
「だってさ、そのライバルな子に仲良いとこ見せつけられるじゃん?」
「なるほど?笑」

ソンナ感じの会話に正直ちょっと驚きながら面白かった、笑
あのひとでも見せつけるとか思ってたのかな?そんなこと考えると面白くて笑いながら続けた。

「花火の後は教室で寝る支度の時間でさ、布団を敷くのは各自で自由にやりなさいってコトだったから隅っこが良いな思って敷いたんだけど、
そしたらソノ女の子が隣に敷いたんだよね、あのひとも隣に来て敷いたんだけど布団くっつけてくれてさ、で、喧嘩に挟まれて先生が来たよ、笑」

思いだしながら可笑しかった、笑
あんな展開になるなんて当時の自分には予想外だった、
その途惑いとか今も思いだせるのは幼稚園児なり驚いた記憶だからだろう?そんな可笑しな夜事情に御曹司クンも笑った。

「あははっ、おまえホント子供の時からモテてんだ?でも布団くっつけて敷くとかすごいなー笑」
「当り前にやったんだと思うよ?家だと昼寝する時とか一緒のベッドで寝てたから、笑」

記憶ありのまま答えて笑って、そんな会話がなんだか温かかった。
クリスマスイヴの夜にあのひとの記憶を話している、聴いてくれる相手がいて笑ってくれる。
そういう時間を良いなって素直に想えてた、で、予定通りだったらの仮定をコーヒー飲みながら話しながら考えてた、

もし予定通り独りだったら自分は何していたんだろう?

独りで墓参りして、独りマンションの部屋に帰って、
いつも通り晩酌しながら、でもテレビ点ける気にもならずボンヤリしていたかもしれない、
ぼんやり酒呑みながら終わってしまった時間と本当はあったかもしれない時間を考えて、でも、どちらも今の現実を見てはいない、


とりあえずココで一旦切りますけどまだ続きます、
おもしろかったらコメントorバナー押すなど頂けたら嬉しいです、気が向いたら続篇載せます、笑
Aesculapius「Mouseion22」校了しました、朝になったら続きを掲載予定です。
で、小説ほか面白かったらバナーorコメントで急かして下さい、笑

深夜に取り急ぎ、



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