萬文習作帖

山の青年医師の物語+警視庁山岳救助隊員ミステリー(陽はまた昇る宮田と湯原その後)ほか小説×写真×文学閑話

山岳点景:純白の春

2014-04-27 23:26:00 | 写真:山岳点景
白花の飛沫



山岳点景:純白の春

銀山吹、黄金色の山吹に対して真っ白に咲く花です。
実の黒色と葉の緑色が花色と映えて、森の陽だまりに滝のよう飛沫あふれます。



The cataracts blow their trumpets from the steep;
No more shall grief of mine the season wrong;
I here the Echoes through the mountains throng,
The Winds come to me from the fields of sleep,
And all the earth is gay;

峻厳な崖ふる滝 飛沫は歓びの旋律に響く
この歓びの季節はもう僕の哀しみ深く痛ませない
連なる山が廻らす木霊に歌が聴こえる、
微睡む野から風は僕のもとへ吹寄せて、
そして世界すべてが陽気に笑う、

William Wordsworth「Intimations of Immortality from Recollections of Early Childhood」抜粋&自訳




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雑談寓話:或るフィクション×ノンフィクション@御曹司譚75

2014-04-27 01:10:08 | 雑談寓話
こんばんわ、連休の初日夜ってイイです、笑
河原に行ったらキャンプだなって人達を見ました、イイ時期になったなあと。
で、この雑談もバナー押して下さる方いらっしゃるならってカンジで続き載せてます、楽しんでもらえてたら嬉しいんですけど



雑談寓話:或るフィクション×ノンフィクション@御曹司譚75

でも構ってほしいの本音だし、だから冬休みあんまり嬉しくねえし、

なんて同僚御曹司クンに言われた12月30日夜の納会だけど、
その後はフツーに楽しく盛り上がってお開きになって、フツーに帰宅した。
いつも通り風呂すませてパソコン開いてアレコレ調べて書いて、軽く呑んで、そしてメールが着た。

御曹司クンだろな?

っていう予想と携帯電話とって、
メール開封しようとしたらジャスト着信で通話が繋がった、

「こんばんわー今日もお疲れさまです、コール0で出てくれたね?笑顔」

お休みコールby暫定恋人だった、笑
メール読むツモリがちょうど架かったらしい、そんな偶然のまま答えた、

「こんばんわ、ちょうどメール読もうとしたトコだったから、笑」
「こんな時間にメールって誰?」

なんて質問速攻で来て、
いちいち訊かれるのメンドクサイ想いながら質問返しでいってみた、

「誰だと思う?笑」

なんて答えてくるかな?
とかって半分面白がりながら立ち上がってキッチン行ったら解答NO.1が来た、

「家族とか?」
「ハズレ、笑」

笑って答えながらグラスにトマトジュース注いで、
デスクに戻ったら解答NO.2が来た、

「じゃあ友達?」
「まあそんなトコ、笑」

ちょっと曖昧な返事して自分で可笑しかった、
だって今日の御曹司クンの台詞は友達にしては濃すぎる、笑

『でも構ってほしいの本音だし、だから冬休みあんまり嬉しくねえし』

あんな台詞は恋人@学生時代に言われるカンジだよね?笑

長期休暇でソレゾレ地元に帰る学生同士な恋人なら良くある台詞、
そういう風景は学生時代に周りで見ていた、その懐かしい時間を考えてたら言われた、

「ねーこんな時間でも友達ってメールするもの?」
「するヤツもいるね、笑」

さらっと答えてトマトジュース呑んで、
そのあとは恒例の「今日のランチが~以下略」な話が始まって、
また適当に相槌を打ちながらパソコンの画面に考えこみながらキーボード打って、で、訊かれた、

「ねーお正月ってナニしてるの?」
「友達と呑んでるか親戚と呑んでるよ、笑」

こんな答えさっきもしたな?
なんだか既視感だな思いながら可笑しくて笑ったら、訊かれた、

「ねー初詣とか行きたいな?こっちの地元の神社の一緒してよ、出店とか色々愉しいよ、元旦どうかな?笑顔」

いわゆる正月デートの定番だよね?笑

こういう定番が好きなタイプの人だっだから予想はしてた、
やっぱりそのお誘いはするんだな?ソンナカンジでとりあえず承諾したら喜んでくれた、

「やったー楽しみにしてるね?笑顔」
「じゃ良かった、でも昼ゴハンとか一緒しないから、笑」

正月だから当然だろ?
って思って言ったら当然のようツッコまれた、

「えーーなんで?せっかくデートなのにランチとかしないの?」
「しない、正月だからダメ、笑」
「えーなんで?」

なんて調子で訊かれて、で、あらためて育ち+感覚が違うって思った、
こういう違いは仕方ない、でも理解しあえなかったらNGだなって思いながら言ってみた、

「正月は金を使わないって風習があるんだよね、だから賽銭とか必要な分は財布から前の日に出しとけってウチは言われるよ、だから外食はしない、笑」

これ↑ホントにウチでは伝統なんだよね、笑
母の生家の地域はホント厳守なんだけど、ようするに家族団欒@家って時間を楽しめってコトらしく。
そういうの自分も嫌いじゃないから今回も厳守なツモリで言って、で、渋々って空気が電話の向うで頷いた、

「じゃあランチは諦める、でも初詣は行こ?すぐ解散でも良いから、ね?」

という訳で元旦早々にデート予約を入れられて、
それを正直ちょっとメンドクサイって思いながらも終了方向に笑いかけた、

「そろそろ切るね、やらなきゃいけないことあるから、笑」

仕事じゃない、でも自分的には必要事項。
そんなアリノママ言ったらまた言われた、

「じゃあ電話越しのキスして?おやすみって、笑顔」
「無理、おやすみ、笑」

ってカンジに勝手に強制終了した、笑
この応酬が定番になりかけている、まだ1週間程度だけど。
それでも既に自分の中では「無理」は順調に増加中で、そんな本音に笑ってメール開封した、

From:御曹司クン
本文:さっき追いかけて来てくれてありがとう、マジ嬉しかった。
    なんて言うと勘違いするなって笑うんだろうけど、でも俺は嬉しかったから
    冬休みなるべく電話とか邪魔しないようにするな、俺も友達とかと楽しむようにする(顔文字笑顔)

なんか健気だよね、笑



とりあえずココで一旦切りますけどまだ続きます、気が向いたら続篇また。
Aesculapius「Moueion28」校了しています、第75話「懐古3」いま加筆校正中です、笑
この雑談or小説ほかナンカ面白かったらバナーorコメントなど反応よろしくお願いしたいです、ソレが理由でWEB公開してるので、笑

深夜に取り急ぎ、



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