
うちの子、0歳の時に脊髄液の検査で「腰椎穿刺(ルンバール)」を受けたことがあるんです。
五つある腰椎の内の3・4番目の間か4・5番目の間から針をさして
脊髄液を抜くんです。
うちの子はたぶん4・5間なんじゃないか…
と、思うんです。
なぜなら検査以来このあたりの腰椎の問題(本人が自覚するような痛みはないです)
が度々起こるんです。
歩いてる姿見ていて「あ、まただ。」
とか…。
写真は治療院に寄った際に『ついでに』治療した時のもの。
スラストの際に発生する「クリック音(ポキポキ)」が面白いらしく
自分から「ポキポキィ~してェ~


やってあげると歩き方も綺麗になりますし、
本人も「なんだか調子いい

こういった「関節の動きにくさ」の問題を、
「関節機能障害(かんせつきのうしょうがい)」
なんて言いいます。
放っておくと、周囲の筋肉やお隣の関節に二次的な問題を起す事があります

先天的に関節に動きづらさを持つ場合(尖足や、器質的な側わん症)などは
子供といえど上述の問題が発生しやすいのはいたしかたないと思います。
そういったケースでは、子供のうちから「ケア」を受けることも大事でしょう。
でも、最近はそういった問題の無い子供までさまざまな不定愁訴(コリや痛み、違和感など)
が頻繁に見られます。
なぜでしょうか!?
私、思いますに
多くの子供たちは学校に加え塾など「大人並み」に忙しく、
長時間の「勉強=デスクワーク」から
不良姿勢が習慣化していることが
「肩こり」「頭痛」「腰痛」などの「大人びた」故障の
引き金になっているのではないでしょうか?
ちなみにこういった、「大人顔負け」の症状を持つ子供、
近年増えているように思えてなりません。
だからといって『定期的に治療院に通いましょう

そうではなくて、子供は「子供らしい生活」をおくってはどうか?
と思うんです。
学校で勉強(運動も含め)→帰ってから夕方まで遊ぶ→たっぷりご飯
→早めに就寝
そんな生活が出来れば「大人のような」身体の壊し方
防げると思うんです。
また、子供のときだからこそできること、
子供のときにこそして欲しい事ってのもあるんです。
子供の時代は「神経のネットワーク」がグングン発達する時代です。
運動能力も然り、豊かな感性然り、
後の人間としての奥深さの「基礎」がこの時代に築かれている
といっても過言ではないんです。 ←お!? かなり偏った発言かも

その「基礎」を造るために何をしたらいいのか?

みなさん、子供時代を思い出してください。
「鬼ごっこ」「缶蹴り」「かくれんぼ」
よく遊びませんでしたか?
これって、脳を含めて神経の働きを育てるのに
すごくよいトレーニングだったんです。
加えて、
家に帰ったら宿題もせずに(宿題はしようね




よく遊び、よく食べ、よく寝る!
=質のよいトレーニング、栄養、休養
つまり発達のための3本柱です!
これがバランスよく揃っていれば、
子供らしからぬ故障などあるはづも無く、
元気に「すくすく育つ」ってもんじゃないでしょうか!?
治療院に来る数少ない「子供たち」を診て
大人になったときに「ヒトとしてしっかりとしたベースを持つ」ために
人生を長い目でみて「今何をするか」を考えるのもよいのではないかと
ちょっと思ったりした今日この頃でした。
あれ!?
何の話してたんだっけ…???
また脱線してしまいましたね
