今日は十条スポーツクラブという
短距離・長距離走に取り組んでいるチームの合宿へ
コンディショニングの講師として参加しました。
講義では、パフォーマンスの低下を招く「機能障害」を取り除き、
神経と筋肉の連携を高め、自分本来の力が発揮できるようになるための
エクササイズを体験していただきました。
エクササイズ毎に
「カラダが変わった人」
と聞く私。
「はぁ~~~~い!!」
元気よく手を挙げてくれる十条SCのみんな。
2時間の講義も愉しみながらできたせいか、私にとってはあっという間の出来事でした。
十条SCは知的障害を持つ青年たちの倶楽部です。
十条SCには世界を舞台に活躍する選手もあり、真剣に陸上競技に取り組んでいます。
十条SCでは本人も、ご家族も、
真剣に、そして心から競技を愉しんでいます。
僕はそこにすごく惹かれました。
きっと、大変なこともあると思います。
でも、代表の方も、選手も、親御さんも、できない理由は探しません。
みなさん一様に
「できるようになるために、今何をするか」
を考えていらっしゃる。
これって、とっても大切なことではないかと思うのです。
技術を高めるという作業は、おのずと自分と向かい合うことになります。
いいとこも悪いとこも、眼をそらさずに自分と向かい合うって
大変なことです。
自分の過不足を冷静に見つめ、受け止め、そして乗り越える。
辛いこともひっくるめて、それを愉しめるのって、
純粋にそれが「好き」になれた人の特権だと思うのです。
私はその純粋さに「強さ」と「美しさ」を感じます。
自分もそうありたいと思います。
話は逸れますが、大阪で下肢痛の治療法に関するセミナーでの1コマです。
簡単な手技を2~3練習したあと、
今度は難易度の高い技術を紹介し練習したときです。
目の前にいた20前後の、今風のちょっとヤンチャそうな男の子が
同じくヤンチャそうな相棒の男の子にこう聞きました。
男の子A「変わった?」
と、自分の手技によって変化が出せたのかを相棒に聞いたところ。
相棒の男の子「変わらん。」
一瞬の間をおいて
男の子A・相棒「よし!練習しよう!!」
と、熱心に練習を始める二人。
その姿が
まるで、路地裏で日が暮れるまで、くれてもなお一心に遊ぶ子供たちのように感じられ
『どう教育すればこんなにいい子達になるのだろう!?』
と、驚きました。
原点を見た気がしました。
彼らはきっとその技術を自分の物にするでしょう。
そうすることを愉しむことができるんですから。
できなかった自分をそのまま受け止められたからこそ、その先に進める。
その先の世界を知ることができる。
単純なことです。
でも、難しい。
今日は講師という立場でしたが、
十条SCの青年たちの真剣に愉しむ姿が、私にはとても輝いて見えました。
「ほんとに走るのが好きなんだな。
速くなることが楽しいんだな。」
と、観ているこっちも楽しくなってくる。
今日は彼らに力を貰いました。
彼らのように、純粋に、そして強く、
明日からまた「治療道」に突き進むことができそうです。
<十条SCの皆様へ>
今日一日、私自身とても良い経験をつむことができました。
そして皆さんから力を頂きました。
ありがとうございます。
皆様の、今後益々のご活躍を心より応援しています。
短距離・長距離走に取り組んでいるチームの合宿へ
コンディショニングの講師として参加しました。
講義では、パフォーマンスの低下を招く「機能障害」を取り除き、
神経と筋肉の連携を高め、自分本来の力が発揮できるようになるための
エクササイズを体験していただきました。
エクササイズ毎に
「カラダが変わった人」
と聞く私。
「はぁ~~~~い!!」
元気よく手を挙げてくれる十条SCのみんな。
2時間の講義も愉しみながらできたせいか、私にとってはあっという間の出来事でした。
十条SCは知的障害を持つ青年たちの倶楽部です。
十条SCには世界を舞台に活躍する選手もあり、真剣に陸上競技に取り組んでいます。
十条SCでは本人も、ご家族も、
真剣に、そして心から競技を愉しんでいます。
僕はそこにすごく惹かれました。
きっと、大変なこともあると思います。
でも、代表の方も、選手も、親御さんも、できない理由は探しません。
みなさん一様に
「できるようになるために、今何をするか」
を考えていらっしゃる。
これって、とっても大切なことではないかと思うのです。
技術を高めるという作業は、おのずと自分と向かい合うことになります。
いいとこも悪いとこも、眼をそらさずに自分と向かい合うって
大変なことです。
自分の過不足を冷静に見つめ、受け止め、そして乗り越える。
辛いこともひっくるめて、それを愉しめるのって、
純粋にそれが「好き」になれた人の特権だと思うのです。
私はその純粋さに「強さ」と「美しさ」を感じます。
自分もそうありたいと思います。
話は逸れますが、大阪で下肢痛の治療法に関するセミナーでの1コマです。
簡単な手技を2~3練習したあと、
今度は難易度の高い技術を紹介し練習したときです。
目の前にいた20前後の、今風のちょっとヤンチャそうな男の子が
同じくヤンチャそうな相棒の男の子にこう聞きました。
男の子A「変わった?」
と、自分の手技によって変化が出せたのかを相棒に聞いたところ。
相棒の男の子「変わらん。」
一瞬の間をおいて
男の子A・相棒「よし!練習しよう!!」
と、熱心に練習を始める二人。
その姿が
まるで、路地裏で日が暮れるまで、くれてもなお一心に遊ぶ子供たちのように感じられ
『どう教育すればこんなにいい子達になるのだろう!?』
と、驚きました。
原点を見た気がしました。
彼らはきっとその技術を自分の物にするでしょう。
そうすることを愉しむことができるんですから。
できなかった自分をそのまま受け止められたからこそ、その先に進める。
その先の世界を知ることができる。
単純なことです。
でも、難しい。
今日は講師という立場でしたが、
十条SCの青年たちの真剣に愉しむ姿が、私にはとても輝いて見えました。
「ほんとに走るのが好きなんだな。
速くなることが楽しいんだな。」
と、観ているこっちも楽しくなってくる。
今日は彼らに力を貰いました。
彼らのように、純粋に、そして強く、
明日からまた「治療道」に突き進むことができそうです。
<十条SCの皆様へ>
今日一日、私自身とても良い経験をつむことができました。
そして皆さんから力を頂きました。
ありがとうございます。
皆様の、今後益々のご活躍を心より応援しています。