小学6年生のAさん。
側弯症の検査にひっかかってしまったと、お母さんと一緒にご来院。
小学生なのに、ひどい肩こりも続いているそうです。
早速拝見すると、顎を突き出し背を丸めた
フォーワード・ヘッド・ポスチャー=猫背
が眼にとまります。
更に調べると、
右の肩が低く、身体を左に倒すと胸の高さの背骨(胸椎:きょうつい)に動きを失った部分があることが判りました。
諸々、身体の状況をチェックしたあと
正しい姿勢をつくることを阻み、正しく動くことを妨げる関節の動きの悪さ(関節機能障害)
に対し、手技療法による治療を施しました。
およそ30分の治療の後、
治療前よりだいぶ動きも大きくなりましたが、まだまだ胸椎の動きは硬いようです。
おそらくはここまでの経過が長かったせいなのでしょう。
本人は「肩が楽になった」と喜んでくれましたが、
きちんと治すには回数も必要なようです。
お母さんがちょうどストレッチポールを持っており、
かつ
お母さんがコンディショニング塾の常連さんでしたので、
胸の固さを取り、正しい姿勢を維持するために必要な筋力とそのコントロールを強化するための
玄人向けのメニューを処方することができました。
コンディショニング塾の生徒さんであれば誰でもできる
「おなじみ」のエクササイズなのですが
これができると治療の回数が
グンッ
と減らせるんです。
お母さんとは、
ひとまず自宅でのエクササイズで経過を観察し、
要所要所で治療を入れる
ということで話がまとまりました。
しかし、最近の小学生って忙しいんですねぇ~
学校から帰ったら軽食を済ませ、五時過ぎから九時過ぎまで塾があるとか…
聞けば聞くほど、年齢不相応な姿勢の崩れも納得です。
「果たしてこれでいいのでしょうかねぇ…」
とはお母さんの言葉。
いや、まったく同感です。
小学生の時期は神経系が爆発的に発達する時期ですから、
勉強も良いのですが、人生を通した健康のために
ぜひともたくさん運動(この頃は専門的な競技ではなく、いろんな遊びを体験したほうが神経の発育に良いのです)してもらいたいところなのですが…
ほんと、考えさせられました…
うちの子のことを考えると今から憂鬱です
側弯症の検査にひっかかってしまったと、お母さんと一緒にご来院。
小学生なのに、ひどい肩こりも続いているそうです。
早速拝見すると、顎を突き出し背を丸めた
フォーワード・ヘッド・ポスチャー=猫背
が眼にとまります。
更に調べると、
右の肩が低く、身体を左に倒すと胸の高さの背骨(胸椎:きょうつい)に動きを失った部分があることが判りました。
諸々、身体の状況をチェックしたあと
正しい姿勢をつくることを阻み、正しく動くことを妨げる関節の動きの悪さ(関節機能障害)
に対し、手技療法による治療を施しました。
およそ30分の治療の後、
治療前よりだいぶ動きも大きくなりましたが、まだまだ胸椎の動きは硬いようです。
おそらくはここまでの経過が長かったせいなのでしょう。
本人は「肩が楽になった」と喜んでくれましたが、
きちんと治すには回数も必要なようです。
お母さんがちょうどストレッチポールを持っており、
かつ
お母さんがコンディショニング塾の常連さんでしたので、
胸の固さを取り、正しい姿勢を維持するために必要な筋力とそのコントロールを強化するための
玄人向けのメニューを処方することができました。
コンディショニング塾の生徒さんであれば誰でもできる
「おなじみ」のエクササイズなのですが
これができると治療の回数が
グンッ
と減らせるんです。
お母さんとは、
ひとまず自宅でのエクササイズで経過を観察し、
要所要所で治療を入れる
ということで話がまとまりました。
しかし、最近の小学生って忙しいんですねぇ~
学校から帰ったら軽食を済ませ、五時過ぎから九時過ぎまで塾があるとか…
聞けば聞くほど、年齢不相応な姿勢の崩れも納得です。
「果たしてこれでいいのでしょうかねぇ…」
とはお母さんの言葉。
いや、まったく同感です。
小学生の時期は神経系が爆発的に発達する時期ですから、
勉強も良いのですが、人生を通した健康のために
ぜひともたくさん運動(この頃は専門的な競技ではなく、いろんな遊びを体験したほうが神経の発育に良いのです)してもらいたいところなのですが…
ほんと、考えさせられました…
うちの子のことを考えると今から憂鬱です