風邪の対策 その1

2010年12月07日 | 治療の話
さて、とよたま流「風邪対策」

その第1弾としまして、

「ふくらはぎのテニスボールマッサージ」をご紹介します。


以前、「足元を冷やすと咽頭部の粘液分泌が低くなる」

といったお話を紹介しました。

その仕組みは解かっていないとのことですが、

咽頭部の粘液は呼吸により入り込もうとする

病気の素(細菌やウイルスなど)

をシャットアウトするバリアなんですね。

ここが乾燥していると、バリアが上手く働かないわけです。

冷たい空気は下に溜まりますから、

寒い季節になると足元が冷えるわけです。

ということは、このインフルエンザが元気なこの時期に

大事なバリアが充分に働かないことも考えられるということです。



さて、足元の冷えから反射的に咽頭部の粘液分泌が

妨げられてしまわないようにするには

どうすればよいのでしょうか?



足浴もよいのかもしれません。

しかし、もう一つ発送にひねりを加えて

『冷えに強い足にする!』

ってのも良いのではないでしょうか!?


ふくらはぎの深部の骨際には、膝下の血流にかかわる主要な血管が走っています。

この血管の周囲の筋肉に故障を生じると、

特に動脈が縮みこんでしまうことがあります。

するとどうなるのか?

そう!

「足先の冷え」

につながるんですね。

今回ご紹介するエクササイズ、チョット痛いものなのですが

「許容範囲」と申しますか、「痛気持ちいい」程度に加減しながら

お試しください。


後ろに反ると痛むタイプの腰痛や

首を左右に倒した際の、頚の付け根のひっかかるような痛み

を伴うタイプの頚部痛(頚胸移行部のインピンジメント)

それらのセルフケアとしても効果的な方法です。

release of tibialis posterior .avi




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