こんにちわ。村椿です。
昨日、ロンドンマラソンの日本代表が発表され、
この時期は毎週末マラソン大会が全国各所で開催されています。
まさにマラソンシーズン真っ盛りです。
当院にも多くのランナーが、
怪我の治療、レースに向けた身体の調整のためにご来院頂いています。
なかでも膝の故障は断トツに多いです。
個人差はありますが、
「走っていると~~㎞くらいから必ず痛みが出る」
と訴えるパターンが非常に多いです。
例えば、「走っていると7kmを過ぎたあたりから痛み始めて走れなくなる。
でも翌日はほとんど痛まず、日常生活に支障はない。」
この手の故障の厄介なところは、
全く走れないわけではないという点です。
それどころか、痛みが出るところまでは普通に走れてしまいます。
マラソンにおいては本番までにどれだけ距離を走りこめたかが
タイムに大きく影響しますからみなさん出来れば休みたくないわけで、
休むことなく走っては痛み、走っては痛み
という悪循環に陥ってしまうようです。
また、しばらく安静にしていて久しぶりに(例えば1か月後)走ってみても
やはりある距離まで行くと痛むという方もいらっしゃいます。
そうなるとまさに八方ふさがり!といった感じでしょうか。
それでも、そんな状況を冷静に考えてみると、
やはり故障の原因は局所に負担がかかってしまうような
ランニングフォーム、動作パターンが考えられるわけです。
基本的にマラソンの場合、
一般的にまずはタイムよりも走りきることが目標となります。
そのため、いかに「効率良く」走れるかが極めて重要になってきます。
人の身体は非常に賢いので、そういった目的でトレーニングを積んでいると、
無意識のうちに最も使いやすい動作パターン、
つまり各人特有の体癖が色濃くでたフォームでひたすら走りこむことになります。
とは言え、どんなに効率よく使っていても
人の身体には限界はありますから、限度を超えれば故障します。
また、その人にとっては使いやすいパターンでも、
マラソンなどの長距離にはそぐわない
非効率な体の使い方である場合ももちろんあります。
そこで我々の出番となるわけです。
大雑把に言ってしまえば、治療ではバランスを整えることをします。
様々な手技で硬く緊張の強い使いすぎの筋肉を緩め、
反面使えていなかった筋肉をエクササイズで目覚めさせるわけです。
ただ、治療でついた変化も、
その後日常に戻って今までどおり仕事に励み、トレーニングを積むことで
その人特有の体癖(←これは一朝一夕では変わりません)によって、
3歩進んで2歩下がるように元の状態に戻ってきてしまうものです。
しかし、それでも1歩は進んでいますから、
この変化を積み重ねることが大切です。
また、当院では個人で出来るようなエクササイズやテーピングをお伝えし、
その戻り幅を最小限に抑える工夫もしていきます。
そして、私自身は過去にフルマラソンを走った経験がありますので、
その経験と治療家としての身体の知見、
また怪我をされる方の特徴的なパターンや
一流ランナーのフォームやトレーニング方法などの情報も踏まえて
怪我を予防するためのトレーニングの工夫の仕方や
走り方のアドバイスなど色々お話していきます。
いろいろな側面からパートナーとして伴走するようなイメージで
故障からの回復をサポートしていきます。
具体的な話になると大変長くなるので、
今後もブログを通じて、そのあたりの話も少しずつ書いていこうと思います。
ちなみに・・・
ランナーとしての私ですが、
12年前(←昔過ぎてスイマセン)の大学4年時、
一年間のロンドン留学をきっかけに、
一念発起でロンドンマラソンにチャレンジした経験があります。
高校まではサッカー部に所属していたのですが、
大学生活4年間での運動実績はゼロ(笑)。
4年間運動という運動はしていなかったため、
初日5kmを走った翌日は結構な筋肉痛でした(笑)。
そんな私でも週6日、約8ヶ月間のトレーニングを積むことで、
3時間19分で完走いたしました。その間怪我もなし。←ここ大事!
そのあたりの昔話も公開予定です(笑)。
昨日、ロンドンマラソンの日本代表が発表され、
この時期は毎週末マラソン大会が全国各所で開催されています。
まさにマラソンシーズン真っ盛りです。
当院にも多くのランナーが、
怪我の治療、レースに向けた身体の調整のためにご来院頂いています。
なかでも膝の故障は断トツに多いです。
個人差はありますが、
「走っていると~~㎞くらいから必ず痛みが出る」
と訴えるパターンが非常に多いです。
例えば、「走っていると7kmを過ぎたあたりから痛み始めて走れなくなる。
でも翌日はほとんど痛まず、日常生活に支障はない。」
この手の故障の厄介なところは、
全く走れないわけではないという点です。
それどころか、痛みが出るところまでは普通に走れてしまいます。
マラソンにおいては本番までにどれだけ距離を走りこめたかが
タイムに大きく影響しますからみなさん出来れば休みたくないわけで、
休むことなく走っては痛み、走っては痛み
という悪循環に陥ってしまうようです。
また、しばらく安静にしていて久しぶりに(例えば1か月後)走ってみても
やはりある距離まで行くと痛むという方もいらっしゃいます。
そうなるとまさに八方ふさがり!といった感じでしょうか。
それでも、そんな状況を冷静に考えてみると、
やはり故障の原因は局所に負担がかかってしまうような
ランニングフォーム、動作パターンが考えられるわけです。
基本的にマラソンの場合、
一般的にまずはタイムよりも走りきることが目標となります。
そのため、いかに「効率良く」走れるかが極めて重要になってきます。
人の身体は非常に賢いので、そういった目的でトレーニングを積んでいると、
無意識のうちに最も使いやすい動作パターン、
つまり各人特有の体癖が色濃くでたフォームでひたすら走りこむことになります。
とは言え、どんなに効率よく使っていても
人の身体には限界はありますから、限度を超えれば故障します。
また、その人にとっては使いやすいパターンでも、
マラソンなどの長距離にはそぐわない
非効率な体の使い方である場合ももちろんあります。
そこで我々の出番となるわけです。
大雑把に言ってしまえば、治療ではバランスを整えることをします。
様々な手技で硬く緊張の強い使いすぎの筋肉を緩め、
反面使えていなかった筋肉をエクササイズで目覚めさせるわけです。
ただ、治療でついた変化も、
その後日常に戻って今までどおり仕事に励み、トレーニングを積むことで
その人特有の体癖(←これは一朝一夕では変わりません)によって、
3歩進んで2歩下がるように元の状態に戻ってきてしまうものです。
しかし、それでも1歩は進んでいますから、
この変化を積み重ねることが大切です。
また、当院では個人で出来るようなエクササイズやテーピングをお伝えし、
その戻り幅を最小限に抑える工夫もしていきます。
そして、私自身は過去にフルマラソンを走った経験がありますので、
その経験と治療家としての身体の知見、
また怪我をされる方の特徴的なパターンや
一流ランナーのフォームやトレーニング方法などの情報も踏まえて
怪我を予防するためのトレーニングの工夫の仕方や
走り方のアドバイスなど色々お話していきます。
いろいろな側面からパートナーとして伴走するようなイメージで
故障からの回復をサポートしていきます。
具体的な話になると大変長くなるので、
今後もブログを通じて、そのあたりの話も少しずつ書いていこうと思います。
ちなみに・・・
ランナーとしての私ですが、
12年前(←昔過ぎてスイマセン)の大学4年時、
一年間のロンドン留学をきっかけに、
一念発起でロンドンマラソンにチャレンジした経験があります。
高校まではサッカー部に所属していたのですが、
大学生活4年間での運動実績はゼロ(笑)。
4年間運動という運動はしていなかったため、
初日5kmを走った翌日は結構な筋肉痛でした(笑)。
そんな私でも週6日、約8ヶ月間のトレーニングを積むことで、
3時間19分で完走いたしました。その間怪我もなし。←ここ大事!
そのあたりの昔話も公開予定です(笑)。