こんにちは。村椿です。
院長が忙しそうなので、昨年末12月26日のブログの続きを私のほうからご紹介します。
マラソンシーズンが最盛期の今日この頃、
練習や大会に参加して膝を痛めてしまった方には必見の
自分で出来る簡単なテーピング方法をお伝えします
ブログの前の皆さん、ちょっとしゃがんでみて下さい。
踵を浮かさずに、いわゆる「うんこ座り」ができますか?
こんな感じ
何とか踵を浮かさずにしゃがめても、
今にも後ろに転んでしまいそうなあなた!
手を前に出してバランスを取ろうとしているあなた!
つま先が正面を向かず外向きになってしまうあなた!
膝が足部の真上ではなく大きく内または外にあるあなた!
しばらくそのままの体勢でいて下さいと言われたらツライなと感じる場合、
多くの場合で足首の硬さがしゃがむことを難しくしています。
そんな足首を柔軟にしてくれるテーピングをお伝えします。
それでは、いわゆる「キネシオテーピング」を用意してください。
※薬局で購入できる肌色の伸縮性のあるテーピングです。
サイズは5cm幅のものを15cmの長さで使います。
そして、こんな姿勢でしゃがんでください。
(貼る側の足首がしっかりと曲がった(背屈した)状態をつくります。)
まず、テーピングを外くるぶしの前縁に貼り、
足首の後ろをまわして
内くるぶしの前縁まで持ってきます。
※動画は近日中にアップします(→Upしました)
この時、テープは必要以上に伸ばさず、通常の長さで貼ってください。
以上、終了!これだけです。簡単でしょ?
貼り終えたら一度しゃがんでみて、違和感がないようならOKです。
このまま生活したり、走ったりして下さい。
そのままお風呂にも入れます。
かぶれずに剥がれなければ2~3日貼れます。
当院では、ランナーはもちろん社交ダンスのプロの方など色々な方にお伝えして、
足首の柔軟性を保つためのセルフケアとして役立ててもらっています。
参考までに・・・
ランナーに限らずとも膝を故障する方の多くが非常に硬い足首をお持ちです。
足首が硬い方の場合、
走る際の前へ進む推進力がスムーズに前方へ流れず、
上方に逃げて(分散してしまう)しまいます。
すると、どうしても跳ねるような、重心の上下動の大きい走り方になってしまいます。
上に浮きあがる分、接地の際の衝撃は大きくなりますから
長時間走り続けるマラソンなどでは非常に負担が大きな走り方になってしまいます。
一流ランナーの走りを見てみて下さい。
※最近はマラソン中継も多いですし、動画サイトで一流ランナーの走り方を簡単に見ることができます。
最終的に上位へ来る選手は頭や肩の高さがほとんど上下動せず、
※同じ選手でも調子が悪かったりすると上下動やブレが大きくなります。
前へ前へとスーッと流れるように進んでいきます。
また、足首の硬さは膝が内や外にブレるリスクも伴います。
膝の機能は前後への大きな曲げ伸ばし。側方への大きな動きには適していません。
側方へのブレは、内側や外側の靭帯などで制御されていますが、
大きな側方へのブレ、小さくても繰り返される側方へのブレによって
靭帯は傷ついてしまいます。
さてさて、また話が広がって長くなりそうなのでそろそろ締めます。
膝に痛みを抱えつつもレースを直前に控えたランナーの皆様、
本来であれば、当院でのじっくり治療をすることをお勧めしますが、
どうしても走りたい、走らなければならないという方、
来週末にはもうレースなんです!というあなた!
我々としては本意ではない部分もありますが、気持ちはよくわかります。
是非このテーピングを貼ってレースを走られてください。
もちろん、レース前に一度ご来院頂ければ、
身体のケアに加えてテーピングを巻いたり、その他アドバイスも致します。
お気軽にご相談ください。
次回は、この足首に巻くテーピングとセットで巻くとさらに効果的な
「膝」のテーピングをお伝えします。
それでは。
院長が忙しそうなので、昨年末12月26日のブログの続きを私のほうからご紹介します。
マラソンシーズンが最盛期の今日この頃、
練習や大会に参加して膝を痛めてしまった方には必見の
自分で出来る簡単なテーピング方法をお伝えします
ブログの前の皆さん、ちょっとしゃがんでみて下さい。
踵を浮かさずに、いわゆる「うんこ座り」ができますか?
こんな感じ
何とか踵を浮かさずにしゃがめても、
今にも後ろに転んでしまいそうなあなた!
手を前に出してバランスを取ろうとしているあなた!
つま先が正面を向かず外向きになってしまうあなた!
膝が足部の真上ではなく大きく内または外にあるあなた!
しばらくそのままの体勢でいて下さいと言われたらツライなと感じる場合、
多くの場合で足首の硬さがしゃがむことを難しくしています。
そんな足首を柔軟にしてくれるテーピングをお伝えします。
それでは、いわゆる「キネシオテーピング」を用意してください。
※薬局で購入できる肌色の伸縮性のあるテーピングです。
サイズは5cm幅のものを15cmの長さで使います。
そして、こんな姿勢でしゃがんでください。
(貼る側の足首がしっかりと曲がった(背屈した)状態をつくります。)
まず、テーピングを外くるぶしの前縁に貼り、
足首の後ろをまわして
内くるぶしの前縁まで持ってきます。
※動画は近日中にアップします(→Upしました)
この時、テープは必要以上に伸ばさず、通常の長さで貼ってください。
以上、終了!これだけです。簡単でしょ?
貼り終えたら一度しゃがんでみて、違和感がないようならOKです。
このまま生活したり、走ったりして下さい。
そのままお風呂にも入れます。
かぶれずに剥がれなければ2~3日貼れます。
当院では、ランナーはもちろん社交ダンスのプロの方など色々な方にお伝えして、
足首の柔軟性を保つためのセルフケアとして役立ててもらっています。
参考までに・・・
ランナーに限らずとも膝を故障する方の多くが非常に硬い足首をお持ちです。
足首が硬い方の場合、
走る際の前へ進む推進力がスムーズに前方へ流れず、
上方に逃げて(分散してしまう)しまいます。
すると、どうしても跳ねるような、重心の上下動の大きい走り方になってしまいます。
上に浮きあがる分、接地の際の衝撃は大きくなりますから
長時間走り続けるマラソンなどでは非常に負担が大きな走り方になってしまいます。
一流ランナーの走りを見てみて下さい。
※最近はマラソン中継も多いですし、動画サイトで一流ランナーの走り方を簡単に見ることができます。
最終的に上位へ来る選手は頭や肩の高さがほとんど上下動せず、
※同じ選手でも調子が悪かったりすると上下動やブレが大きくなります。
前へ前へとスーッと流れるように進んでいきます。
また、足首の硬さは膝が内や外にブレるリスクも伴います。
膝の機能は前後への大きな曲げ伸ばし。側方への大きな動きには適していません。
側方へのブレは、内側や外側の靭帯などで制御されていますが、
大きな側方へのブレ、小さくても繰り返される側方へのブレによって
靭帯は傷ついてしまいます。
さてさて、また話が広がって長くなりそうなのでそろそろ締めます。
膝に痛みを抱えつつもレースを直前に控えたランナーの皆様、
本来であれば、当院でのじっくり治療をすることをお勧めしますが、
どうしても走りたい、走らなければならないという方、
来週末にはもうレースなんです!というあなた!
我々としては本意ではない部分もありますが、気持ちはよくわかります。
是非このテーピングを貼ってレースを走られてください。
もちろん、レース前に一度ご来院頂ければ、
身体のケアに加えてテーピングを巻いたり、その他アドバイスも致します。
お気軽にご相談ください。
次回は、この足首に巻くテーピングとセットで巻くとさらに効果的な
「膝」のテーピングをお伝えします。
それでは。